"Firewatch" は、アメリカ・サンフランシスコ所在の開発チーム "Campo Santo" によって開発されたアドベンチャーゲームである。
概要
| ゲーム情報 | |
|---|---|
| ジャンル | アドベンチャー ミステリー |
| 開発元 | Campo Santo |
| 販売元 | Panic, Campo Santo |
| 機種 | PC (Windows, Mac OS, Linux) PlayStation 4 Xbox One Nintendo Switch |
| 発売日 | 2016年2月10日 |
| 価格 | ¥2,300 |
| その他 | -- |
| ゲームソフトテンプレート | |
アメリカ・ワイオミング州の国有林にて、森林火災監視員 (Firewatch) として働くことになった主人公の生活を描いた作品である。
2014年に開発が発表され、何度かの延期を経て2016年2月10日にリリースされた。
大自然を舞台にした作品ではあるものの、食料やライフラインの確保といったサバイバル要素はなく、ストーリーや雰囲気を楽しむことに重きを置いた構成となっている。
ストーリー
1989年、コロラド州・ボルダー。ここに、妻を襲った病に頭を悩ませる「ヘンリー」という男がいた。紆余曲折を経て、ヘンリーは療養のため、妻を故郷のオーストラリアへと帰国させることを決める。
残されたヘンリーの目に、新聞に掲載されていた1つの求人広告が留まった。それは、隣接州・ワイオミングでの、森林火災監視員の求人だった。
苦悩から逃れるようにその求人に応募したヘンリーは、無事に採用され、配属が決定する。
登場人物
- ヘンリー
本作の主人公。コロラド州のボルダー出身。
プロローグでは、彼のこれまでの生い立ちが語られる。それによると、1975年に大学教授である「ジュリア」と出会い、4年間の交際を経て結婚。幸せな家庭を築いていたが、ある時ジュリアが若年性認知症を患っていることが発覚。その対応に頭を悩ませるようになる。最終的に、ジュリアをオーストラリアの実家へと帰させ、療養に専念させることとなった。
監視員としての採用後は、「ショショーニ国有林」内の「ツー・フォークス監視塔」へ配属され、仕事を始めることとなる。
- デリラ
ヘンリーの配属されたツー・フォークスの北側に位置する「ソロフェア監視塔」に勤務している女性監視員。監視員としてのキャリアは10年以上あるらしく、新任であるヘンリーの実質的な上司となる。
冗談好きで皮肉屋な性格で、ヘンリーに対しても砕けた態度で接する。また、やや酒癖が悪い部分があるらしく、監視塔に到着したばかりのヘンリーに対し、酔った状態で質問攻めをするなどしている。
システム
- 無線機
デリラとの交信に使う無線機。ムービー内の会話シーンで用いられる他、実際に森林内を行動する際にも常に持ち歩くことになる。
行動時には、森林内の様々なオブジェクトや特徴的な景色・景観などのそばで無線機を使用することで、それらをデリラに「報告」することができる。報告をするとデリラから反応が返ってくるほか、特殊な会話に発展することもある。こうしたデリラとのやり取りを楽しむのが、Firewatchの楽しみ方の1つと言えるだろう。
- 地図
ツー・フォークス周辺を描いた地図。単なる地形図という趣が強く、初期状態では現在地こそ表示されるものの、通行可能箇所などがわかりづらくなっているが、補給品ボックス内の詳細地図の情報を書き写すことでわかりやすくなっていく。
地図を取り出している間は走ることができないので注意。
- コンパス
方角を知るためのコンパス (方位磁針)。地図を取り出すと同時にこれも取り出す他、別コマンドでコンパス単体で使用することが可能。地図使用時と違い、コンパスを単体で使用している時は走ることができるので、特定の方角を目指して移動したい時に便利。
関連動画
トレーラー映像
プレイ・実況動画など
※ネタバレ注意! 一度プレイした後に視聴することを勧めます。
関連リンク
- Campo Santo - Firewatch (公式サイト)
- Steam 販売ページ
- PlayStation Store 販売ページ
- マイニンテンドーストア 販売ページ
- Microsoft Store 販売ページ
関連項目
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