Metacritic(メタクリティック)とはCBSインタラクティブが運営する大手レビューサイトである。
概要
1999年7月に開設されて以来集約型のレビューサイトとして機能しており、2005年に創立者がCNETに売却したため同社が運営するようになり、CNETが2008年にCBSコーポレーションによって買収されてからはその傘下で稼働している。
映画、ビデオゲーム、TV番組、音楽アルバムなど幅広いメディアを取り扱っているが特にビデオゲームのレビューが有名で、同サイトと提携しているレビュアー各誌がそれぞれの作品に付けた採点の平均値(Metascoreと呼ばれる)はタイトルの受容具合を表す頼りある指標として海外では広く通用しており、大手通販サイトamazon.comのゲーム商品にもこのスコアが表記されている。
Metascore
Metascoreは100点満点で表示され、スコア別に五段階の判定指標が用意されている。基準点の範疇はビデオゲームとその他のメディアでやや異なっている。それぞれの対応は下表の通り。
Indication | Video games | Films/television/music | |
Universal acclaim[絶賛] | 90–100 | 81–100 | |
Generally favorable[概ね好評] | 75–89 | 61–80 | |
Mixed or average[平均的又は賛否綯交ぜ] | 50–74 | 40–60 | |
Generally unfavorable[概して不評] | 20–49 | 20–39 | |
Overwhelming dislike[悪評] | 0–19 | 0–19 |
なおMetacriticはサイト利用者からの投票によるレーティングを別設しており、そちらで集計されたものはUser Scoreとして各作品タイトルのページに併載してある。User Scoreに対しても同様の判定指標が適用されている(但し点数は10点満点のため判定指標も上表のものを1/10したものになっている)。
2016年現在、ビデオゲーム作品で最も低いMetascoreを与えられたタイトルは2012年12月に発売されたD3パブリッシャーの『SIMPLEシリーズforWiiU vol.1 THEファミリーパーティー』[ Family Party: 30 Great Games Obstacle Arcade ] で、11点。最高点はN64向けソフト『ゼルダの伝説 時のオカリナ』[ The Legend of Zelda: Ocarina of Time ]の99点と、最低点・最高点共に日本製ゲームが獲得している状況になっている。
関連動画
関連項目
関連リンク
- 1
- 0pt