現れろ！NO13！
秩序を制する清浄なる…志よ。更なる高みを目指し、世界をあるべき姿へ！
刮目せよ！これぞわれらが意志、エーテリック・アメン！
NO13 エーテリック・アメンとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するカードである。
2013年9月現在、遊戯王OCGには存在しない。
概要
エクシーズ・効果モンスター
※アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」第121話による
ランク13/光属性/天使族/ATK 5000/DEF 4000
このカードは「RUM」と名のつく魔法カードの効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×100ポイントアップする。
このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に存在する
モンスターエクシーズ1体のランクとこのカードのランクの差分だけ、
相手のデッキのカードをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
相手フィールド上にモンスターエクシーズ1体が特殊召喚した時、
そのモンスターのランクとこのカードのランクの差分だけ、
相手のデッキのカードをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする。
「RUM－アストラル・フォース」によってモンスターをどんどんランクアップさせ、とうとうランク12の「NO12 エーテリック・マヘス」までたどり着いたエリファス。しかし、エリファスのランクアップはここでは終わらなかった。
エリファスはアストラル・フォースでNO12をさらにランクアップ・エクシーズ・チェンジ、レベルの最大である12すら超える、ランク13のこのカードを召喚した。効果で遊馬の「CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー」とのランクの差分、8枚のカードをこのカードのオーバーレイ・ユニットとし、元々のオーバーレイ・ユニットと合わせて11枚分で攻撃力を1100ポイントアップさせてホープレイ・ヴィクトリーへ攻撃したが、遊馬は「パージ・レイ」でホープレイ・ヴィクトリーをリリースしてしまう。
エリファスは攻撃をダイレクトアタックに変更して続行するが、遊馬は墓地から「虹クリボー」を特殊召喚、そのため、守備表示の「虹クリボー」を攻撃して破壊した。その攻撃はすさまじく、「虹クリボー」によって反射されたこのカードの攻撃で柱は崩れ、ライフポイントのダメージは受けていないにもかかわらず遊馬は衝撃で吹き飛ばされた。
エンドフェイズ、「パージ・レイ」で「No.39 希望皇ホープ」が特殊召喚されたことによりこのカードの効果を発動、さらに9枚のカードを遊馬のデッキからこのカードのオーバーレイ・ユニットとした。
その後、遊馬はシャイニング・ドローで「RDM－ヌメロン・フォール」を創造、それによってホープはランク1の「No.39 希望皇ホープ・ルーツ」へとランクダウンした。しかし、それをトリガーにこのカードの効果を発動、12枚のカードをこのカードのオーバーレイ・ユニットとした。
遊馬の手札もデッキも0になり、モンスターまでランクダウンさせてしまい、シャイニング・ドローも無駄に思えたが、ランクが低いほど攻撃力が上がるホープ・ルーツの効果に加え、オーバーレイ・ユニットの数を攻撃力にかけるホープ・ルーツの効果によって、ホープ・ルーツによって与えられた分と合わせ33ものオーバーレイ・ユニットがホープ・ルーツの力となる。さらに「ダブル・アップ・チャンス」でホープ・ルーツの攻撃力は79200となり、その攻撃を受けてエリファスは敗れた。
カード名にある「アメン」とは、エジプト神話の大気と豊穣の神から採られたと思われる。アモンとも。
元々テーベの神であったが、エジプト中王国の時代に国家神となり、ラーと習合することでアメン・ラーとなり、その後長きにわたってエジプトの主神とされた。
「エーテリック」とは、エーテルの形容詞形（英語読みをするとイセリックと読んだほうが近い）。エーテルとは、アリストテレスが四大元素説を拡張して提唱した、天体を構成する第五元素。一般式R-O-R’の有機化合物をエーテルというのもこれが由来。
NO13の13の部分にはルビが振られていないが、エリファスは「ニューオーダーズランクじゅうさん」と発音している。
オーバーレイ・ユニットは体の下の部分を回っている。オーバーレイ・ユニットの数が増えるとそれに応じてそこも伸びていくため、胴体だけがどんどん高くなっていく。
ルール上オーバーレイ・ユニットはモンスター・エクシーズのカードの下に重ねられるため、このカードの下には33枚のカードが重ねられていたことになる。ほとんどデッキ枚数と変わらない枚数のカードをどうやってデュエルディスク（D・パッド）に固定するのか気になるところである。
このカードがアニメに登場した時点では、アニメ、漫画、OCG全てのモンスター・エクシーズの中で、攻守ともに最大値であった。ただし、後にアニメでこのカードを超える10000、100000の攻撃力を持つモンスター・エクシーズが登場している。
レベルの限界すら超える、ランク13のモンスター・エクシーズ。エリファスの言う、限界を超えたランクアップの象徴。
通常のモンスター同様星マークの数でランクを表しているため、少々無理やりにおさめたようになっている。
エリファスの言うとおり、デュエルモンスターズ（マジック＆ウィザーズ、遊戯王OCG）における元々のレベルの最大は12であり、フォーチュン・レディなどの効果でレベルが上がるモンスターの最大も12に設定されていることが多い。しかし、ルール上の上限は存在しないため、「グリード・クエーサー」など、テキストに上限が指定されていないカードの場合、レベル13以上にすることも可能ではある。
とはいえ、通常はレベル13のモンスターなど存在しないため、このカードには通常の素材指定は存在せず、「RUM」でのみ特殊召喚できるという条件が記されている。
関連動画
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関連項目
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