SCP-444-JPとは、創作サイト「SCP Foundation」に登場するオブジェクトである。
概要
SCP-444-JP | |
基本情報 | |
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OC | なし |
収容場所 | セクター8137 |
著者 | locker |
作成日 | 2014年4月26日 |
タグ | esoteric-class jp scp ミーム 幻覚 情報災害 文書 日本生類創研 殿堂入り 鳥類 |
リンク | scp-444-jp |
SCPテンプレート |
メタタイトルは「 [アクセス不許可]」であり、作品内ではある事態にならない限りアクセスは禁止されている。通常時はアクセスすると即時の自動抹殺プログラムにより終了される。O5も例外ではない。このような厳重な秘匿のため、オブジェクトクラスを割り当てる意味が無いと判断されて割り当てられていない。
情報を持つのは報告書のページ及び緊急対処プログラム"焚書"という心を持たない2つのシステムのみである。
オブジェクトは文章形式の言葉であり、ミーム汚染を起こすオブジェクトに分類される。その言葉を発声によって読み上げた人物は幻覚世界に囚われる。幻覚世界から脱出する方法は「現実の肉体がSCP-444-JPを筆記すること」である。
「読み上げると幻覚世界に囚われ、脱出するには読み上げた文を筆記しなければならない」と言うことから分かるとおり、このオブジェクトは自身を認識する存在を増やそうとしている。もっと言うと幻覚世界に存在している"巨大な赤い鳥"が多くのものに認識されようとしている。
この鳥は"認識の鳥"と呼ばれており、その目的は十分に活性化することまたは現実化することだと推測されている。
財団は対抗するためにこのオブジェクトに曝された人物、その人物に殺傷された人物、それらの人物の血液が付着した紙媒体を全てセクター8137の地下130mにある特別収容カプセルに格納し、心を持たない(=幻覚を見ない)システム以外は知る者がいないように情報封鎖を行った。
それでも封じ込めが失敗したときが冒頭の"ある事態"であり、その場合は閲覧できるようになった報告書から再収容へ向けて担当職員が奮闘するようになる。
アカシケ ヤナゲ ヒイロノトリヨ クサハミネハミ ケヲノバセ
赤時化 夜薙げ 緋色の鳥よ 草食み根食み 気を伸ばせ
幻覚世界
幻覚世界では以下のループを繰り返す。なお、幻覚世界の出来事による現実の肉体への影響は無い。
- 見渡すばかりの赤い原野と「夕焼けよりも赤い」空の世界に立っている状態となる。
- 4~7分で空を飛べることに気が付く。(根拠は無いが確信した状態)
- 飛翔を始める。現実の肉体は普段寝ているときよりも鎮静な状態となる。
- 2~3分後、前方から赤い巨大な鳥が来る。その鳥に恐怖を覚える。心拍数の上昇など活発な状態となる。
- 鳥に捕食される。死に対する非常に強い恐怖と痛みを訴え暴れまわる。
- 死ぬ。現実の肉体は3分間ほど昏睡状態のような状態となる。
- 1に戻る。断片的な記憶以外はリセットされる。
断片的な記憶から"このループを逃れるにはあの言葉を書くしかない"と思うようになるらしい。
関連動画
関連静画
関連コミュニティ・チャンネル
関連リンク
関連項目
- SCP Foundation
- SCP財団日本支部
- 鳥
- 深刻な収容違反
- 声に出して読みたい日本語
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