ニコニコ大百科

何かの作品でバットマンが一時的に全能になった時、ジョーカーの正体を調べたが結局誰がジョーカーなのかよくわからなったという話があったな

ジョーカーの「廃液に落ちて顔真っ白」は50年代から出てくる話なのだが、なぜ出てきたのかがすごい。

昔活動してたレッドフードという泥棒が再登場…と思ったら模倣犯で「本物から衣装を盗んだ」と自白。
捕まえられた本物の所に行ったらそいつは「ジョーカー」でした。
縛られて動けないジョーカーは助けに来てくれたバットマンに過去を話しはじめ・・・という展開。

この回はジョーカー側が被害者なのかい。

何度目かのダークナイト見てて気づいたけど、こいつ地味にゴッサムシティのマフィアの頭を全滅させてるんだよな
まあジョーカーが破壊したい既成の秩序にはマフィアも含まれてるから当然っちゃ当然だが、バットマンやハービーに出来なかったことを実現してるのは皮肉だな

恐ろしい狂人だけど結局はただの人間だから死ぬ時は割とあっさり死ぬんだよね。殺人上等なキートンバットマンには一作限りで殺されたしコラボでパニッシャーにガチビビりして命乞いしたりアーカムシティじゃ病死したり。

作品によっては元のジョーカーは生物学的に死んだのに狂気が伝染して
他の人物がジョーカーに覚醒したりする場合も

アメコミってヒーローやサイドキックも
中身が入れ替わったり代替わりしたりすることあるから
それ自体はおかしいことでもないけど

>>1016-1018
ジョーカーのような弱者男性が社会に望んでいる「救い」が具体的には何なのかはっきりしてないが
ジョーカーのコスプレした犯罪者や模倣した言動が続出したことを考えると、「救い」はたぶん社会福祉と全く違う

社会福祉は弱者男性に収支を把握させ通院を補助し計画的にやりくりさせるような方向性で、一方の「救い」は弱者男性に派手なカッコよさや燃える闘志を与える方向性というか

異世界のほう、まあ異世界なので補正入ってるかもだが普通に戦闘力も高いよね

バッドマンの掌で踊らされているのに大物悪役面していて笑える

>>1026
英雄的カリスマ（それもできればアンチヒーローやダークヒーローではない人気者）になれる社会が「救い」のある社会なのかもしれない
そういう「救い」を求めてるのが弱者男性なら、そりゃ社会福祉に満足できないだろう
しかも資本主義社会の中核は英雄的行為やヒーローじゃなく、ビジネスや資本家だからなおさら生きづらい

監督が完全に興味なくしてテキトーに作っちゃったのが丸わかりで別の意味で辛ぇわ
前作がヒットしすぎて撮らざるを得なくなったんかもしれんけど

A.あまりに前作で「俺もジョーカーだ」「社会不適合者の俺のあるべき姿だ」と勘違いするアホが湧きすぎたから、アーサーがただのつまらん中年男だと138分かけて前作の幻想を打ち壊して興醒めさせる必要があった

B.スポンサーが「もう一台フェラーリ買いたい！」と撮らせた

さあどちらだ

ぶっちゃけホアキンジョーカーはジョーカーである必要が無いよね
元の企画がバットマン無関係のオリジナル企画だったみたいだし
それにバットマン要素の皮を被せてるだけなんだよ

正直なところ俺が見たかったジョーカーは
・ちゃんと対抗相手のバットマンが居る
・弱者ではなく強者として振る舞う
・主役ヴィランとして活躍していて悪行に耽る
・ちんけな犯罪ではなく大犯罪を犯す
・人々に恐れられている
・正体不明でミステリアス

このへんを満たしてくれた最後の実写映画のジョーカーってヒースレジャーが最後なんだよな

ダークナイトを再視聴したがこういうのが見たかったんだよ感。ジョーカーが次々と悪事を引き起こすし会話もテンポよく進むからダレる箇所がない

まあ冷や水ぶっかけたかったのは理解・共感できるとして
観客に伝えたいメッセージがあるんなら、なおさらエンタメとして面白いものを作る事を忘れちゃいけなかったんじゃねぇかなぁとは思う
お説教が前面に出た映画見せられたって大抵の人の心には響かんわけで