ニコニコ大百科

>自然言語のようにあらゆる事象を表現することは無理である反面、特定の用途に対しては、
>曖昧さを回避でき、正確に伝達することが出来るなどのメリットがある。

この部分は誤りですね。
エスペラントは自然言語と同じ表現力を持っています。
逆に言うと曖昧で正確に伝達できないこともあります。

エスペラントはむしろ例外で、この文脈で例に出すのは違和感があるけど、哲学的アプローチに基いて作られた人工言語のほうが多い、というと語弊があるけど、現に最近の物でもトキポナなんかもそうだしそんなもんです。

人工言語アルカを題材に動画を作ってくれる人募集中
http://www8.atwiki.jp/arbazard/

>>1
>逆に言うと曖昧で
大丈夫、日本語ほど曖昧な言語もそうそう無いさ

この場合における言語って　話す言葉のみ？

点字みたいなものは？

>>5
音階を使ったソルレソルってのも人工言語だから、手段を問わず発信者と受信者が意思疎通可能な体系全てを言語って言っていいはず。
そういう意味で受信者が非生物であるコンピュータだというだけで意思疎通に使用してるからプログラミング言語も言語ではある、はず。

点字は文字だから人工言語とは違うかと。
あえて言うなら人工文字だね。

言語哲学のように、言葉そのものの問題点を解決する事を目的にしたモノと、エスペラント語のように新しい文字・文法で現在使われているモノを一旦より効率的な世界共通語に置き換えてみようって試みと大きく分けて2種類があるって事なのかな。
自分としては前者に興味があったが、ウィトゲンシュタインの記事がより、プリンキピア・マテマティカの内容に触れる事期待するしかないか。大分専門的過ぎるから、期待するだけ酷なんだろうけど。

ウィトゲンシュタインじゃなくてラッセル。ラッセルは記事すらないという。人工言語学派の記事新設した方が早いのかも。

論理学に記事を編集中(現在は中断中)のものですけど、ラッセルの記事もそのうち作りたいですね、
ラッセルについての本買わんとな．．．てかPMに関係あるのはフレーゲとラッセル(&ホワイトヘッド)では？
分野は近いけどね。

因みに薩隅方言(鹿児島弁)が幕末生まれの人工言語だという噂は言語学上まだ根拠となる物件がないとのことbyWikipedia

>>10
「鹿児島弁とは、島津氏が江戸時代に考案した、日本語の暗号化アルゴリズムである」byUncyclopedia

手話…はどうなんだろう？

そう言えば人工言語アルカってのはあったが、今どうなってんだろ?あの界隈……
(なんでも異世界カルディアとか?異世界の意味も近年で随分と変わったもんだが……)

忘れがちだが、「自然らしい」言語ってのは普通
・日本語のように文から主語の情報をほとんど消し去ったり
・英語のように前置詞だけを動詞から切り離して節の最後に持ってきたり
・中国語のように動詞-目的語の順が関係節-主節の順だったり
・フランス語のように特定個人のせいでrの発音が変わったり
・印欧祖語のようにh系の音が三種類もあったり
しないからな

>>13
アルカと2013年アニメあたりの人工言語ブームで人工言語制作に乗り出した人達は粗方社会人になって自然消滅した
でも実際あの頃の語尾がやたら「〜イア」とか「〜エ」とかで終わってる西洋かぶれの架空言語も嫌いじゃなかった

言語学的に自然な範囲で、究極に難しい(読むのも、覚えるのも、発音するのも、聞くのも、文の意味を判断するのも、語の意味を理解するのも、辞書を引くのも難しい)言語ってあるかな
つまり日本語並みに読みが多く、イスクイル並みに屈折し、コイサン諸語のような入破音や母音+吸着音みたいなのがあり、太平洋の島国の言語やロマンス語のようにlとl̪とか広い狭いみたいな弁別があり、ラテン語並に文脈に依存して、能格や主題や定性や句動詞のような独自の概念があって、ナバホ語並に接頭辞がある言語だけど