ニコニコ大百科

銀英伝の駒つーかカマセ代表、
でも他のSFアニメ作品と比べると無駄に高スペックかつ合理的

艦首の8連長距離砲にレールガンにミサイル、艦載機で武装。
星域間まで移動できる航続距離の長さ、ワープ有り
一万五千の艦隊が陣形運用ができる通信網

ただしレーダー、索敵網、装甲が弱い

最初の劇場版で惑星レグニッツァに降下して戦闘したんだから
大気圏降下出来ない設定なんか後付けにせよしなきゃ良かったのに

>>2
大気圏降下できない設定は大気の存在ではなく惑星重力への耐性のほうが問題なので……

>>3
だが普通に考えたら居住可能惑星よりレグニッツァ等の巨大ガス惑星の重力の方が数十倍も強力なんだよな。
大気圏突入能力の有無かとも考えられるけど、ガス惑星の重力圏内の風速に耐えられる構造してるからな。

地上での係留能力をオミットした。
という考えも出来るが、そうすると要塞でも係留が難しいという可能性が･･･
ここは、「惑星環境への配慮で”降下しない”」というように考えるしか無いか？

>>5
環境と大気圏突入&離脱機能のオミットでコストダウンて設定なかた？。
同盟の戦艦の設計思想が対帝国艦隊戦で、惑星への強襲や地上戦考えて無いからとも聞いたが。

>>6
大気圏内突入能力を完全にオミットしちゃうとレグニッツァ上空戦が成り立たないんで
「何らかの理由で居住惑星には降りられないんだけど惑星重力と液体金属には耐えられる」理由を考えんといかんのですｗ

アニメの描写を見る限り、地上への係留機構的なものは帝国軍の戦艦もそう大したものはもってない。艦自体の推力で地上スレスレに浮いて、申し訳程度にワイヤーを地上から張ってる感じ。

同盟軍の戦艦が地上に降りれないのは、この「有重力下で地上スレスレに浮き続ける」という為のシステムを恐らく持っていないためではないだろか。
重力制御で浮いてるのか推進力で浮いてるのかわからんけども、地上に被害を与えないためには、通常戦闘には必要なさそうな繊細な制御が必要になるだろうから、コスト削減のためにこのあたりの機構をオミットしたとしても不自然ではない。

宇宙空間での施設なら、係留区画内では人工重力を切っておくことで問題なく係留できるのだろう。

将来の標準型戦艦のイメージとしては、レダ級よりトリグラフが参考になるんじゃないかな。双胴艦にして艦首砲門数を増やすとか、そういう方向性で。

ただ、これだと前面投影面積が増えちゃって、同盟軍戦艦の持ち味が消えちゃうんだよなあ。トリグラフはその点をどうカバーする気だったんだろう。

>>9
艦橋（人がいる所）やエンジンみたいな箇所の投影面積は小さいんじゃない？

バイタルパートの前方投影面積は1に対して、トリグラフだと砲口の面積は2～3くらい確保できるわけだし、機動戦重視の同盟側の戦略には合わないけど、人口が減ってきたら当然出て来る選択肢とも思える。

しかし大概単艦の武装を増強する軍隊ってジリ貧なんだよなぁ…

そもそも千隻単位で運用するのが当たり前の世界において、その千隻単位の艦艇を指揮する際にしか使われない旗艦の武装を倍増させたところで「だから何？」って話だしね……
倍増させた結果、敵艦隊の戦列を一撃で崩壊させうるほどの攻撃力を得たとかならまだともかく。

>>10
なるほど、確かにトリグラフをよく見ると、あの三又の艦首がエンジン部の盾になってるとも言えるから、被弾率は上がっても生存率が下がることはないのか。
ザックリ言えば各艦の砲門や攻撃能力、または稼働率を2倍にすれば、艦隊定数を2分の1にしても戦力は維持できるんだよね。もともと同盟軍戦艦は砲門数は帝国軍より多いし。
レベロやホワン・ルイの「民力休養の時期だ」「民間に人を戻せ」って要求にある程度応えるための仕様なのかな。おっしゃる通り、ジリ貧ってことでもあるんだけど。

>>11
艦隊旗艦が重武装なのは、敵艦隊への攻撃というより、座乗する司令部要員の生存率を上げるためなんじゃないかな。敵も旗艦は集中的に狙ってくるわけだし。
だから、「敵艦隊への攻撃」と「自分の身を守る」という2つのテーマを構造的に両立させたブリュンヒルト級の設計がいかにスマートかって話なんだよね。あれに比べると、トリグラフはかなり間に合わせというか、取って付けた様な対処法には見えちゃう。

それなんだけど帝国だとしばしば普通の標準型戦艦が旗艦だったのは狙われにくくするためだろうか
木を隠すには森の中みたいな

標準型戦艦を座乗艦にする帝国軍の提督って「木の葉を隠すなら森の中」の他に、艦隊の指揮管制は大雑把にしてるから標準型戦艦で事足りるのかも知れない。特に指揮下に貴族士官が多くて麾下を私兵化してたりすると、その方が具合が良さそうだし。
事情は少し違うけど、ヤン艦隊（特に回廊の戦い時）も、各分艦隊指揮官同士の「スタンドプレーの結果として生じるチームワーク」をフル活用するスタイルだったようだから、標準型戦艦のユリシーズを総旗艦にして問題なかったんだろうなあ。

一方、艦隊を完全に統制させるスタイルの同盟常設艦隊司令やローエングラム元帥府開設メンバーは、10,000隻以上の艦艇を管制できる機能を持つ大型戦艦を座乗艦にするとか。

帝国軍の標準型戦艦ってかなり汎用性の高い作りで、外見を変えないままで艦隊司令部機能を持たせることもできる、という設定だったはず。
標準型戦艦自体も新装備のテストヘッド的な意味もある特殊旗艦と違って堅実な作りなんで、門閥貴族層をはじめとする保守的な将官は標準型戦艦やその延長であるヴィルヘルミナ級を旗艦にする。

新アニメのビジュアルが公開されましたな。
何というか…いかにもそれっぽいがちょっと物足りないような…
まあこれからに期待ですな。

新版の同盟艦（標準型戦艦か旗艦か巡航艦かはまだ不明として）を見ててふと想像したことがあるんだけど。

ダゴン会戦時の同盟艦隊って大半が非常呼集かけた民間船舶を武装させたものだったんじゃないかな。というか、当時の同盟船舶は非常時に武装できる仕様での設計が義務付けられてたのかも。
そんな中、最初から純粋に戦闘のために設計されていたのが、当時の戦艦だったんじゃないか。

その当時の伝統やら設計様式やらを引きずってるから、同盟艦は帝国艦に比べてどこか野暮ったいデザインになってるのかもね。特に新版では。

帝国軍艦は貴族の武具で、同盟軍艦は工業規格品、という位置づけなんじゃないか？

新アニメの同盟艦だけど、皆さんどういう印象ですか。
旧作のソ連の古い戦闘機みたいなエンジンに艦砲とアンテナくっつけたみたいなマスプロ感がちょっと薄れたのが残念だけど、中々新鮮でいい感じでしたな。

新アニメの同盟艦はSFガジェットの見せ方が豊富で面白い。
格納式ブリッジは早速ムーア中将の脳筋を強調する小道具と化していたし、被弾したら即座に自動修復ロボットが出動するところも良い。
後退用エンジンなんかもう最高。国力に劣るから艦隊運用で差をつけようとした同盟らしい装備だ。
外見に関しては、同盟艦は追加装甲をゴチャゴチャ付けた軍用車両で、帝国艦は流線型の高級車といったところか。

新アニでは欠陥データリンクシステムの哀れな犠牲者って感じだな･･････

新版の同盟戦艦で気になったことがある。
ブリッジがある区画の形状から、あの部分が分離して惑星降下用シャトルになるのではないかと推測している。
主砲がある前面との間に段差というか境目があるし、後部には双発のロケットエンジンのようなものが突き出ている。
あとスパルタニアン発艦時にはかなり大きく変形しそう。

新版の軍艦解説の本が出たら高くても買うな。
艦隊戦の動かし方に大いに不満はあるが、艦自体にはロマンがある。

DNTの設定資料集で両軍の艦艇を比較して思ったけど、同盟軍は数の不利を補う事を第一に考えて、艦艇の設計に関しては保守と整備を楽にして回転率を上げるブロック工法と、もうひとつは火砲を可能な限り正面に向ける仕様を採用したんだろう。
ただ、後者については、側面の自衛用火器が疎かになり、反航戦や同航戦には一方的に撃ち負ける事にも繋がってそう。