ニコニコ大百科

メタルマックスのイメージと名前の響きで近未来的超兵器かと思っていたら
ただの羽根つき弾だった。

近未来的超兵器どころか半世紀前には実用化されてる兵器だからな。
ぶっちゃけ、『僕の知ってるミリタリー』は現実が数十年前に通り過ぎた道だと思った方がいいような気がする。

弾体が細長いから装甲に突き刺さる、という単純な原理ではないんだよな
（そうであれば避弾経始が無効になったりしない）

着弾～貫通時に起きる現象はHEAT弾のそれに近い
HEAT弾はメタルジェットの質量が小さいのが難点なのでより重くしたのがAPFSDSだ、
という説明を聞いた事があるがこれがしっくり来る
ただ着弾までのプロセスはHEATとは全く異なるので紛らわしい説明かもしれないが

劣化ウラン弾は材料費自体は安いけどタングステンと違って加工がメンドイので砲弾としての製造費でみるとほぼ差がないらしいね。
ただタングステンの産地が中国に集中してるから劣化ウランの方が情勢による価格の上下は少ないのかな？
健康被害に付いても具体的なデータが殆どないんで今のところ反戦、反核団体のプロパガンダ以上の意味はないみたい。

>>4
まあ主成分のウラン238だって放射性物質だし、アルファ崩壊するから、
粉塵を吸ったりするのはヤバいと思うけどね。
α線はβ線やγ線と比べて、放射線荷重係数が20倍になるので。
そういう意味で、長期的に癌が増えたりといった影響はあってもおかしくないよ。

現れるとしても数十年スパンだし、元の統計がどれだけ正しいかも疑問だけど。

この徹甲弾の後を継ぐ徹甲弾とは一体どのような物なのか・・・

この方向性を更に発展させると、もう火薬圧では初速が限界に近いからレールガンとかになるのかな？

>>7
あえての弾性エネルギーとか

>>7
ただAPFSDSは速けりゃ良いってもんじゃないからな。適切な弾速があるから無駄に速いのは良くない

ところでこれ、現場の人はなんて呼んでるの？名前が長くて呼びにくいわ

ちょっと前までAPとFSとDSでシロナガスしてたのに記事できたかｗ

>>6
個人的にはより重いAP弾を高速でぶつける方向に戻るんじゃないかと思ってる。
複合装甲はAPFSDSやHEAT相手に作られてるから、案外ナチスドイツのE-100駆逐戦車の17cm砲を垂直に撃ち込んでやったら、MBTでも撃破できるかもしれん。

着弾の瞬間の詳細がわかるようなスロー映像とか見てみたいんだけど
やっぱり軍事機密になるのかね

>>12
弾芯にAPDS詰めた高速徹甲弾をレールガンか多薬室砲でぶっぱなすのではアカンの？

重い弾使うと反動抑えるのが大変だったり砲/砲塔巨大化で装甲が薄くなるか
よりファッティーになるかの問題が起こるから無いんじゃないかなあ

それより可動部を減らし車体を小さく軽量にする代わりに全面に複合装甲を配し機動性を高めた駆逐戦車のようになるのではないのか？

タンタルが最も素材として優れてるんだけ意外と知らていないんだろうか

劣化ウランは加工費含めると別に安くないというのが定説だったはず

APFSDSと言えば…コレ！
>>sm2497586

>>10
陸自は知らんけどアメリカだと「サボ（サボー）」って言ってたような
サボーってのはsabotで装弾筒の事ね
APFSDSの最後のSに当たる

ところでsabotはもともと木靴の事でサボタージュ（サボる）の語源にもなったみたいだが
何で木靴→装弾筒になったのかね

APFSDS発射できる対物ライフルもあったな

>>19
下駄を履かせる、じゃないけど、侵徹体を装弾筒で包んだ様子を
靴を履いていると例えたんじゃないだろうか。
木靴なのは装弾筒の形がしっかりしている所からと推測。

APFSDSになんで翼が付いたかのかが書かれていないなぁ。ライフリングを廃することによって発射ガス漏れを防いで初速を向上させて、翼を付けることによってライフリングを廃したことによって失われた安定性を向上させるっていうことをさ。

あと、ライフリングで砲弾を回転させると、運動エネルギーが損失するらしい

そりゃあまあ砲身にジョリジョリこすれるわけだし

劣化ウラン弾の説明ですが、現在劣化ウラン弾による放射性障害は報告されておらず、
現在の記述では、「劣化ウラン弾は周囲に放射性物質をばらまき、近隣住民に放射線障害を巻き起こす汚い砲弾だ」という誤解を生みかねないので、
そこを踏まえた上で記事を訂正してもらえると助かります。

基本的にライフル砲と言うのは砲身寿命が短いからな。

たしかロシアだったかがつくろうとしている戦車は装甲が乗員一人がやっと
入れるだけの大きさのカプセル型が二個車体前部に入っていて、砲塔は無人
のようなものらしい。今世紀末までにはワンマン戦車つーか戦車の
モビルスーツ化もありうるかもしれない。

>>12
一時期ソ連が140/152mmの滑腔砲の開発をしてたけどね
ドイツも140mm滑腔砲を研究していたけどどちらもモノになっていない辺り、125mmから先はかなり高いハードルなんだろうな

150mm砲が実用化する前に戦車用レールガンが完成するかもな。
液体推薬砲は開発に失敗したようだし、今世紀半ばまでには戦車砲もレールガンに置き換わるかもしれない。

レールガン、ロマンではあるけどよっぽど大規模な技術的ブレークスルーでもないと、今世紀中に戦車砲としての実用化は無理じゃないかなぁ…
詳細はレールガンの記事にあるけど、戦車に乗せるなら一番の問題は電源。
これだけはサイズの限られた移動体に搭載できるスペースを考えるとほぼ不可能な気がする。
ハイブリッド式にして電力を抑えるとか、使い捨ての超超高密度キャパシタを薬包代わりにするとか、サテライトキャノンみたいに遠隔送電するとか方法がないわけじゃないけど、そんな（開発・運用両面で）面倒なことするくらいならたぶん現用の火薬式を強化する方がまだ伸びシロはありそう。

拠点防衛用の固定砲台とか、戦闘艦艇用とかなら数十年以内の実用化はあるかもね。

とはいうものの、火薬砲の威力の天井は見えてるんだよなあ、、
量産可能な最強の火薬は最近登場したばかりのCL-20。これ以上はコストと手間暇的に難がある。ならば威力を伸ばすには砲身を長くするか口径を増やすしかない。
口径は150mmが限度だろうから砲身を伸ばすしか無いだろうが、車体に見合わぬ砲身を持て余すのもいかがなものか。T-80なんてコンパクトな車体に見合わぬ長い砲身を積んだせいでどれだけ苦労してるか…