「それの何がいけないのかな?」とは、価値観の相違から出る発言であり、遊戯王ARC-Vのシンクロ次元におけるメリッサ・クレールの腹黒い問いかけでもある。
第71話の予告で、遊矢はフレンドシップカップの敗者がゴミ処理施設で強制労働をさせられるという事実をメリッサに突きつけたが、彼女は「それの何がいけないのかな?当たり前のことじゃない?」と返し、さらに遊矢を驚かせる。しかし、こういった価値観は今に始まったことではない。シンクロ次元編は開始直後からスタンダード次元とは大きく価値観の異なる世界となっており、例としてバイクに乗ったままデュエルするのが合法であること(コモンズ発祥の『遊び』である故)、セキュリティやデュエルチェイサーに対してデュエルで負けたり、戦えない状態であれば問答無用で逮捕されるという特殊なルールがある。(しかし、デュエルに勝てたとしてもセキュリティから逃げ切られなければデュエルに関係なく逮捕される。)
またシティは社会・経済的に大きな格差社会であるにも関わらず、現在までその根本的な原因は何なのかをトップスやコモンズが考えているシーンがないことを踏まえると、トップスやコモンズ、メリッサはシンクロ次元の思想に洗脳されていると推測でき、彼女の発言は極めて自然なものであるという見方も出来る。以下、第71話の予告引用。
遊矢「みんな!このデュエルの敗者がどうなるか知ってるか!・・・敗者はゴミ処理施設で強制労働させられる!」
メリッサ「うーん、それの何がいけないのかな?当たり前のことじゃない?」
遊矢「当たり前?・・・そんなの間違ってる!」
メリッサ「遊矢!要は勝てばいいのよ!」
遊矢「次回、遊戯王ARC-V、『白銀の剣』、お楽しみはこれからだ!」
そして来る第71話、遊矢はデュエルの開始を制して地下労働送りへの批判を始める・・・しかし、観客からは歓声があがるだけであり、行政評議会は競争社会を理解してない遊矢を鼻で笑い、司会者のメリッサも遊矢の言動を逆に不思議がる始末。最終的に遊矢の演説に痺れを切らした対戦相手からも「サレンダーしろ」と警告されてしまう。
遊矢「みんな!このフレンドシップカップ、デュエルの敗者がどうなるか知っているか!・・・敗者は地下のゴミ処理施設に送られる!地下送りにされた者は、二度と出てこられない!ずっと強制労働をさせられるんだ!!」
メリッサ「うーん、それの何がいけないのかな?負けた者が落ちるのは・・・当たり前じゃない?」
遊矢「当たり前って・・・そんなの!」
メリッサ「遊矢!要は勝てばいいのよ!」
※第71話の台詞で該当部分を再現
この発言は富豪のトップスや極貧のコモンズが言っても民度が低いのであまり違和感はないであろう。
彼女はMCとして民度の低いシティの民をまとめることに努め、数少ない常識(苦労)人だと誰もが思った矢先の発言であるため、大半の視聴者をも驚かせた。
Q.インチキ効果もいい加減にしろ! A.それの何がいけないのかな?
Q.なんで俺に気持ちよくデュエルさせねぇんだ! A.それの何がいけないのかな?
Q.どうしてDホイールと合体しないんだ・・・ A.それの何がいけないのかな?
Q.バイクに乗ったままデュエルだって!? A.それの何がいけないのかな?
Q.それっておかしくないかな? A.それの何がいけないのかな?
Q.伝説って? A.それの何がいけないのかな?
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最終更新:2024/03/29(金) 22:00
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