チルチャックは憤っていた
いわゆる”恋愛至上主義者”たちを チルチャックは心底軽蔑している
長らく迷宮探索を続けているが この仕事で最も厄介なのは仲間内の色恋沙汰だ共に苦難を乗り越え育まれた人間関係が ひと晩で崩壊する空しさは忘れがたい
最近ようやくその手の空気が一掃されて快適だったのに
先日の”告白”が彼女の好奇心を大いに刺激してしまったこと
また彼女がそういう類の人間だったことに チルチャックは憤っていた
本作の主人公であるトーデン兄妹が率いる冒険者パーティーの初代メンバーの一人である魔術師。
本編開始3年前、冒険者としての経験を積み自分のパーティーを立ち上げることとなったライオスが雇い入れた内の一人である。ライオスと「いい仲」になりかけたが、その立場を利用してパーティーの行動に対するリーダーの決定権に干渉する、金銭面で優遇を受けるなど利己的行動を繰り返し、それを他のパーティーメンバーから苦情を受けたライオスから直接指摘されるや否やあっさりパーティーを離脱した。その後の動向は不明。
彼女の本編中の出番は当記事冒頭引用文の太字部分のコマを含めても2コマのみ(両方共回想シーン中)であり台詞すら存在せず、副読本である『ワールドガイド』を含めてもさしたる記述があるわけではない。にもかかわらず「『あの』ライオスを誑かした女」というインパクトの強さ故か少なくない読者に強い印象を残すこととなった。
自身の美しさを利用して異性をたぶらかし、若干の不正な利益を得ることをためらわない人物。パーティー外に恋人を持ちながらも美形のパーティーメンバー2人(リーダーのライオスと侍のシュロー)に対し色目を使っていた。その無節操さからチルチャックからは婚活女と呼ばれており、本編完結後に出版された『ダンジョン飯 ワールドガイド 冒険者バイブル 完全版』で名前が判明するまでは読者からもそう呼称されていた。
一方危険の多い迷宮地下4階に危なげなく到達できるパーティーのメンバーでもあり、魔術師として相応の実力はあったと思われる。
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掲示板
19 ななしのよっしん
2025/03/21(金) 09:24:47 ID: Ik1PCYG9WJ
ライオスが同族のトールマンといい仲になりかけるっつっても、ライオスが色恋に傾倒するなんてそんな殊勝なタマしてないと思うんだが
社会的な立場の強化とかまぁ同じトールマンだしくらいの空気感だった事は想像に難くないというか、まぁあっちから来るんなら別に拒む理由もそんな無いなって頭の中で考えてるんだろうなってのが容易に想像出来る
仮にこいつがいる状況でサキュバスモスキートと遭遇しても絶対ギガヘプタヘッドマルシルが頭複数あるこいつにすり替わるだけじゃないかという気がする
20 ななしのよっしん
2025/03/21(金) 17:08:08 ID: 2hfvkyxBX3
>>19
その程度の感情しか持たない相手の姿は取らないと思う>サキュバス・モスキート
21 ななしのよっしん
2025/03/22(土) 07:51:05 ID: 61ARBUmEt7
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最終更新:2025/12/09(火) 21:00
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