ウィキペディアとは (ウィキペディアとは) [単語記事]

ウィキペディア（Wikipedia）とは、『堅苦しいフォーマットと身内の合意があればきっと世間に認められる情報ソースになるさ！』、と非常にポジティブな姿勢で日々邁進する、どこぞの大辞典に爪の垢でも煎じて飲ませたくなるような自称オンライン百科事典のこと。楽しそうだよね。

真面目な方は光の速さでこちらの方の記事へ→Wikipedia

概要

ウィキペディアはアカウント登録ユーザー、または匿名のユーザーによって任意に記事の追加・改訂が行えるサービス。大前提として独自の研究や意思の発表は認められず、情報を右から左へ受け流すのが存在意義とされている。253言語での広範囲サポートが行われているものの、それぞれの言語によってルールやアカウントは異なる。日本語版においては比較的自由な編集が容認されている。そのためアニメやエロゲについて調べるには適した場所である。熟練したユーザーはウィキペディアンと呼ばれる。

またGFDLという日本人にはさっぱり縁の無い「著作権のライセンス」を使用しており、丹精込めて書き上げた記事が難癖付けられた挙句に抹殺・差し戻しされてしまうという末恐ろしい事態が発生するおそれがある。比較的最近ではクリエイティブ・コモンズ3.0の「CC-BY-SA」(表示・継承)もライセンスとして選択可能になった。

なおWiki（ウィキ）と呼ばれることも多いが、WikiとはWiki システムの略称であり、ウィキペディアの略称とするには適切ではない。この呼び方をすると、ウィキペディアンなる萌えない生徒会長のような存在が寄って集って文句を言ってくるのことがあるので注意が必要である。これが冗談で済まないのが彼らの恐ろしい一面を端的に表している。折衷案で「ウィキペ」としても、許さない人はきっと許してくれない。もしくはウィキペたんにビンタされる。注意。

マスコットキャラクターはウィキピード。また、ウィキペたんという擬人化萌えキャラクターがおり、非公式ながら「看板娘」としてあちこちで姿を見ることが出来る。

三大方針

ウィキペディアでは以下の3つの公式の方針が定められている。

中立的な観点
検証可能性（信頼性のある情報ソースの提示）
独自研究は載せない（未発表で検証されていない情報ソースの禁止）

中立的な観点

客観的な観点はあらゆる検証において重要視される項目である。しかし必ずしも客観的な意見と、恣意的な他者の意見が異なるとは限らない。検証すら否定する統制的な主義主張に対する言論の自由の要求は、人権を持つ人間として客観的かつまっとうな意見であると同時に、統制を行う立場からすれば敵対的でもある。つまり中立性にはそうした意見自体の発表を抑えることが求められる。客観的な記事は必ずしも歓迎されず、社会情勢と他人の顔色を伺いながら言葉を選んで無難に作り上げられるのがウィキペディアの中立性である。

対して思いつくまま文章をでっち上げても許されるのがニコニコ大百科である。でもうそはついちゃだめだよね。モノは見方だよね。

検証可能性

実は結構微妙な基準だったりする。

実際に、週刊誌のアンケート記事ですら『その週刊誌が捏造している可能性がある』とわけのわからない理由でノート上で大議論することになったこともある。以下がそのノート上にあったものの例。
→http://ja.wikipedia.org/wiki/ノート:沢尻エリカ

Wikipedia:検証可能性には夕刊紙やスポーツ紙のような娯楽中心の大衆紙は信頼性に乏しい情報源であると書かれている。よって週刊文春自体が信頼性に乏しい情報源に該当する。

また、仮に検証が可能であっても一次ソースの時点でぶれが見られる場合は、記事名のつけ方から壮絶かつ不毛な議論を延々と続ける羽目になる事態も考えられる（http://ja.wikipedia.org/wiki/ノート:サーバ/過去ログ１）。そういえば、マイクロソフトがカタカナ用語の語尾につく長音記号の表記ルールを改めるとか。ああ、IT従事者の悲鳴が。

独自研究は載せない

……。

あなたを追放した学会に復讐するための場所は、おそらくウィキペディアではないのでしょう。まずは練馬区で演説することから始めるといいよ。

ニコニコ大百科におけるWikipedia

現在ニコニコ大百科では表記方法が統一されておらず、Wikipediaという英字表記の記事はすでに作成されている。しかしこれは歓迎すべきことであっても、忌むべきことではない。ニコニコ大百科はニコニコ動画のまとめサイトでもあり、決してどこぞの自称百科事典と同列に見るべきではない。逆に考えるんだ。類似記事で溢れても喜べばいいんだと考えるんだ。某居酒屋で日本酒を注文した際、溢れて受け皿まで漬かってしまう事に憤慨する筆者も、記事で溢れる事には喜びを感じるのである。またこの自由度こそがニコニコ大百科の素晴らしき点であり、私はこのニコニコ大百科に記事を執筆できることに喜びを感じている。ニコニコ大百科万歳！素晴らしいまとめサイトをありがとう！運営さん、頑張って見逃してね！

zzz	最後に。この記事を書こうとしていた人は、途中で寝ちゃったんだ。なんか、どれもこれもアンサイクロペディアのパクリっぽくてごめんね。