カザリン・ケートヘン1世

カザリン・ケートヘン1世（Katharin Kötchen I）とは、「銀河英雄伝説」に登場する人物。
ゴールデンバウム王朝で唯一の女帝にして、同王朝最後の皇帝である。

OVAでの声優は無し。

概要

第38代銀河帝国皇帝。帝国暦489年初頭の生まれ（9月の即位時に生後8ヶ月）。

原作では「先々帝ルードヴィヒ三世の第三皇女の孫」とされているが、外伝で明らかにされている歴代皇帝の一覧ではルードヴィヒという皇帝自体が存在しない為、OVAでは「先々帝オトフリート5世の第3皇女の孫」と言い換えられている。父親はユルゲン・オファー・フォン・ペクニッツ子爵（のち公爵）、母親はボーデンドルフ伯爵夫人の姪（どちらが「第三皇女」の子なのかは不明）。

経歴

第37代皇帝エルウィン・ヨーゼフ2世が、フェザーンの策略により門閥貴族の手で自由惑星同盟に亡命し、銀河帝国正統政府の皇帝に擁立された際、すでに実権を握っていた帝国宰相ラインハルト・フォン・ローエングラムにより、廃立するエルウィン・ヨーゼフの代わりとして選ばれたのがカザリンである。

こうして帝国暦489年9月、銀河帝国ゴールデンバウム王朝の歴史上、唯一の女帝にして最年少の皇帝、生後8ヶ月の皇帝カザリン・ケートヘンとして即位する。しかし、まもなく発令された“神々の黄昏”作戦によってラインハルトが同盟の属国化を達成すると、翌490年6月20日、帝国宰相府において親権者である父ペクニッツ公爵が退位宣言書と帝位の譲渡宣言書に署名。1歳8ヶ月^[1]にして帝位を降り、ゴールデンバウム王朝の幕を閉じた。

退位後、ペクニッツ家にはラインハルトの名で爵位と財産と安全が保障され、カザリンの死まで毎年150万帝国マルクの年金支給が約束された。

能力

ばぶー

人柄

きゃっきゃ♪

関連項目

• 銀河英雄伝説
• ゴールデンバウム朝銀河帝国
• ユルゲン・オファー・フォン・ペクニッツ
• ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム（初代皇帝）
• オトフリート5世（代数上「ルードヴィヒ3世」にあたる皇帝）
• フリードリヒ4世（先々代、実権を持った最後の皇帝）
• エルウィン・ヨーゼフ2世（先代皇帝）
• アレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエングラム（最年少記録を更新した皇帝）

脚注

1. *即位時の月齢と矛盾しているが、原作の記述に従った。