キメラテック・メガフリート・ドラゴンとは、遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。
海外で2017年10月6日に発売された「Legendary Dragon Decks」で登場した融合モンスター。
日本では2018年2月10日の「RARITY COLLECTION -20th ANNIVERSARY EDITION-」に収録されている。
キメラテック・メガフリート・ドラゴン
融合・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻0/守0
「サイバー・ドラゴン」モンスター+EXモンスターゾーンのモンスター1体以上
自分・相手の上記カードを墓地へ送った場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
このカードは融合素材にできない。
(1):このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの数×1200になる。
4体目のキメラテックにして、「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」の系譜を継ぐモンスター。
加えて、2017年3月25日より施行された新マスタールールに関連する能力を持ったカードでもある。
最大の特徴は、特殊召喚に必要な融合素材の指定が「特定のモンスター」ではなく「特定のモンスターゾーンにいるモンスター」となっていること。
EXモンスターゾーンにいるモンスターとはつまり、EXデッキから特殊召喚されたモンスター群を指す。
具体的には融合モンスター・シンクロモンスター・エクシーズモンスター・リンクモンスターが該当する(ペンデュラムモンスターも該当するが、基本的に墓地送りできないため除外)。
その他、EXモンスターゾーンに存在する相手のモンスターが裏側表示の場合も素材にできない。
また、もう一方の融合素材に「サイバー・ドラゴン」だけでなく「サイバー・ドラゴン」モンスターも使用できるため、総合的に見れば緩い条件で呼び出せる融合モンスターといえる。
上記した通り、EXモンスターゾーンにあるならば機械族だろうとそうでなかろうと問答無用で素材化してしまうのがこのカード最大の売り。
フォートレスと同じく融合素材に自分と相手のモンスター両方を使用できるため、強力なモンスターを有無を言わさず処理してしまえる。
たとえ相手がエクストラリンクを完成させていても、たった1体のサイバー・ドラゴンだけで打開可能。
このように除去性能は優秀なカードだが、融合素材の関係上からこのカードの攻撃力は3600が限界で、その他の効果を持っていないため場持ちは悪い。
基本は除去目的で特殊召喚し、呼び出した後はリンクモンスターの素材として使用するのが得策か。
サイバー流にとっては、厄介なEXデッキのモンスターを簡単に除去できる優秀なサポートカード。
ただしこれは自分が使う場合の話であり、フォートレスと同じく相手に使われることでメタカードと化す点には注意が必要。
特にEXデッキから特殊召喚される「サイバー・ドラゴン」エクシーズモンスターからすれば天敵と言っても過言ではなく、相手が適当なリンク1モンスターを呼び出せばそのままメガフリートの召喚条件が整ってしまう。
フォートレスのように「サイバー・ドラゴン」をメインデッキに入れる必要もないため、EXデッキの枠に余裕があれば1枚指しておくだけでも狙える場面が存在し得る。
このように敵にも味方にもなりえる存在という意味では、やはりフォートレスの系譜を色濃く受け継いだモンスターと言えるだろう。
ちなみに「トゥーンのもくじ」のある【トゥーン】デッキでは「トゥーン・サイバー・ドラゴン」がサーチできることから、このカードも自然と採用が出来マース。
他にも「トゥーンのもくじ」採用型の【閃刀姫】では使いやすい除去として利用することもあるそうデース。
イラストには巨大な輪から翼が生えた「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」によく似たモンスターが描かれている。
メガフリートというカード名は、巨大を意味する「メガ(Mega)」に、艦隊を意味する「フリート(Fleet)」を組み合わせたものか。
ちなみに海外先行で登場したのは構成済みデッキの「Legendary Dragon Decks」だったが、日本では「RARITY COLLECTION -20th ANNIVERSARY EDITION-」のエクストラシークレットレア枠で収録されているため入手難易度が高く、市場価格もかなり高いものだった。
その後「EXTRA PACK 2018」のスーパーレア枠で登場したことである程度は入手しやすくなった。
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最終更新:2025/12/13(土) 06:00
最終更新:2025/12/13(土) 05:00
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