トゥーンとは、
"toon(cartoon)"という言葉の意味は漫画、アニメなど(特に風刺)を指す言葉で、転じてそれに登場するキャラクターを指すことがあるという。
日本語化した"トゥーン"の意味は曖昧だが、デフォルメ調のアメリカンコミックや昔のディズニー映画などの画風を指すことが多い。
→トゥーンレンダリング
昨年の11月から支援開始したということでもう少しで2周年である
「遊☆戯☆王」原作・アニメにおいて「ペガサス・J・クロフォード」が使用した事で本人同様あまりにも有名。
「トゥーンだから平気デース!」「トゥーンは完全なる生命体を意味するのデース」などのセリフを覚えている方もいるのではないだろうか。
子供の頃から触れ馴染み、彼が愛して止まないカートゥーンの世界の住人達をペガサスがそのままカード化した様な存在である。大人になっても漫画を愛読し「いつ見ても最高デース」と無邪気に笑う様は、彼が汚れなき少年の心を失っていない証拠でありそれ故に彼はデュエルモンスターズを創り上げられたのかも知れない。
トゥーンは「トゥーン・ワールド」の世界の中に住む生命体であり、ワールドの漫画本がフィールドに現れそこからトゥーン達が登場する演出は密かに人気。原作者カズキングも「効果の知れないモンスターがいきなり飛び出す様」を表現出来た事例の1つに挙げている。
そして原作では「漫画の世界の住人達は永遠に死ぬ事はない」との理由から「トゥーン以外には戦闘で負けずダメージも受けない」という結構な升効果を保持していた。まさに二次元の中の二次元である。
その奇想天外な戦法で以って海馬に圧勝、遊戯もあわやというところまで追いつめられたが「トゥーン・ワールド」の住人である彼らは「本体」を破壊されるとトゥーンで居られなくなる弱点があり、そこを狙われてしまう事となる。これは劇場版の「光のピラミッド」でも社長が取った戦術であり、「XYZ-ドラゴン・キャノン」の効果にて「トゥーン・ワールド」を文字通り粉砕しバラバラに引き裂いた。その時のデュエルや偽ペガサス(アメルダ)VS海馬のデュエルでは、「ワールドの発動、一部は攻撃にライフコストが必要」「召喚酔い(いずれもペガサスがプレイングによりデメリットを受ける事なく進行していたが)」など後述するOCG効果にある程度近い効果で登場している。
遊戯王OCGでもトゥーンは登場し、それらは「トゥーンモンスター」というスピリットやシンクロなどと同じく特殊モンスター群にカテゴライズされている。ちなみに「トゥーン・アリゲーター」というペガサスも使用した通常モンスターが存在するが、かわいそうな事に彼はトゥーンモンスターとは扱われない。
だが、なにぶんかなり(初出はパック:ファラオのしもべ)初期に登場してしまったためか効果の劣化が酷く『「トゥーン・ワールド」はライフコストをやたら払いまくる上にメリット効果が一切ない』『「トゥーンモンスター」は「トゥーン・ワールド」がある場合に手札からの特殊召喚でしか出せず、しかもそのターン攻撃宣言が不可能。更に攻撃宣言にはライフコストまで必要で極め付けはワールドの破壊で全滅』という「遊戯王なのにトゥーンだけMTGをやっている」「これなら通常モンスターの方がマシ」などと揶揄されるあまりにも使い辛いカードとして有名になってしまった。「サイクロン(遊戯王)」1枚で死ぬのだからたまったものではない。
一応、「破壊」以外ではトゥーンの連動破壊は起こらないという抜け道が存在するため、「ハリケーン(遊戯王)」や「サイクロン」にチェーンしての「非常食」で無理やりどかしてしまう、という戦法は存在した。
それから1年以上経ってからゲーム特典として「トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール」が登場。それまでのトゥーンは全て「特殊召喚モンスター」に分類されるため、通常召喚が不可能でありカード効果では手札やデッキから特殊召喚する事もできない。したがって「ディメンション・マジック」や「ドラゴンを呼ぶ笛」等の種族サポートも受けられなかったのもネックであった。
もう一つは、「トゥーン・ワールド」はイラスト違いの紫色のヴァージョンが登場し、当時の遊戯王OCGとしては珍しくエラッタを出されている。
更に時は流れシンクロモンスター全盛期、ある程度カード全体のパワーが上がった事でニコニコでも例のアレで有名な「魔導戦士 ブレイカー」の様な魔法使い族モンスターも制限緩和、それに伴い(?)魔法使い族のサポートがようやく充実し始めた。
その中の1枚に「魔法族の里」というものがあるのだが、これがトゥーン双子との相性抜群だったのだ。
その効果は「発動者の場にのみ魔法使い族が存在する時、相手は魔法を発動不可」というもので、共にサーチ手段を持ち攻撃力の高いヂェミナイと里のコンビネーションはトゥーン以外でも魔法使いデッキで注目され始め、【魔法族の里】への出張も少しずつ見られるようになった。
また、この頃からようやく【トゥーン】もそれなりに戦えるような戦術が模索され始め、前述の「魔法族の里」を採用したタイプは俗に【里トゥーン】と呼ばれるようになる。種族縛りカード「群雄割拠」と組み合わせれば、本来は事故カードな「トゥーン・ワールド」も悪くない引導火力と成り得た……とはいえ、この時点では「里ビ(魔法族の里ビートダウン)の劣化だろw」と嘲笑する者も多かったらしく、更に魔法使い族以外のトゥーンは相変わらず肩身の狭い存在のままであった。
それからまた時は流れ、超問題児「ダーク・ダイブ・ボンバー」が現役で大猛威を振るう頃、その【里トゥーン】に新たに好相性とされた展開妨害カード「カイザーコロシアム」「王宮の弾圧」を搭載した亜種が登場する。
「カイザーコロシアム」は「相手が場に出せる最大モンスター数を自分と同数までに限定させる」永続魔法、「王宮の弾圧」(2011/09から禁止)は「ライフコストと引き換えに特殊召喚を封殺」する永続罠である。
それらは上級トゥーンとの相性が悪いため使用されるのは下級魔法使いトゥーンの「トゥーン・ヂェミナイ・エルフ」と、攻撃力は低いがドロー効果を持つ「トゥーン・仮面魔道士」が主だったが「相手の展開と魔法を同時に一方的に封殺しこちらだけ直接攻撃を通す」というコンセプトの元に作られたそれは俗に【トゥーンコロシアム】と呼ばれるようになり、これによってようやく一線級のデッキと戦う事が出来る程度のトゥーンデッキが組める段階まで来たのだった。
「【メタビート】の亜種ではないか」との意見も存在し、確かに似た動きを見せる事はあるもののコンセプトはあくまで「トゥーンの直接攻撃による勝利」であるためその辺を誤解しないでいただきたい。
しかし相変わらず魔法使い以外のトゥーンには日が当たらず、上記の【トゥーンコロシアム】もさすがに環境トップクラスの力はなく精々が地雷といったところであり、トゥーン全体としてはまだまだ冬の時代が続いているのには変わりない。
トゥーンは上級と下級で効果の性質が違っているため、特にシナジーしないトゥーン同士を更に組み合わせにくい原因の1つとなってしまっている。
最近では「上級トゥーンの召喚自体、シンクロ召喚やエクシーズ召喚のコストより重い」という事実まで判明してしまい、トゥーン創明記を頑張って支えてきたデーモンやBMGの啜り泣きが漫画本の中から聞こえる様な気がする……
当時、トゥーンのOCG化事情が芳しくなく、ゲーム内オリカとして登場した「トゥーン・キングダム」や、原作ではトゥーン化していた「ダーク・ラビット」や「デビル・ボックス」のトゥーン化を待ち望む声が聞かれていたようだ。
「デュエルターミナルにペガサス登場」の報が流れた際にはもしかして……という期待も見られたが新トゥーンカードは登場せず。一応、DT内では旧テキストがエラッタされたりはした。
遊戯王ゼアルにて敵幹部の1人と見られる少年……というかトロンが、モニタに映り仲良く喧嘩するカートゥーンアニメを見て笑い声を上げているというまるでペガサスを思わせる様な1シーンが登場していたが、まるで全然、ゼアルにトゥーンは登場しなかったんだよねぇ!!
さて、この様にOCGではあまり良い扱いを受けて来なかったトゥーンであるが、アニメでは「アニメ映えする可愛らしい奴ら」とそれなりの人気を持っている様だ。
TBMGは勿論、仔竜の様なブルーアイズや妙な色気を醸し出している(?)マーメイドにも注目。
時は流れ2015年、遊戯王はアークⅤに移行し世はペンデュラム召喚が流行し始めながらも、未だトゥーンは冬の時代を過ごしていたのだが……
遊戯王は連載から20周年を迎え、コナミは記念の一環としてアニメDMの再放映やあの悲惨極まりない劣化を喰らったヲーの救済などキャンペーンをようやく展開、そして13年の時を経てようやくトゥーンにも光が当てられる事となったのだった。
手始めに登場した「トゥーン・サイバー・ドラゴン」の驚くべきポイントは「『トゥーン・ワールド』が破壊されても死なない」事であり、これまでのトゥーンの常識を覆した革命的な変化であると言える普通のモンスターは永続魔法の破壊で道連れになったりしないけど。
また、地味に「召喚酔い」の効果が永続効果である事がテキスト上で明確になっている。
更に5月16日発売の「コレクターズパック―運命の決闘者編―」では遊戯王GXで登場し、トゥーン使い達にとって悲願だったあの「トゥーン・キングダム」が、そしてこれまで一向にOCG化されなかったトゥーン関連カード達もまとめて登場する事となる。
「トゥーン・キングダム」はGX登場時から大きく強化、なんと効果破壊にも対応しトゥーンはカード効果の対象とならず、コストはあるものの「オベリスクの巨神兵」並みの耐性を持つ事が可能となっている。
「コミックハンド」もトゥーンデッキ専用の「強奪」の様なカードであり、その他にも「トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム」「コピーキャット」「トゥーン・マスク」等といったが懐かしの面々が登場。
これによって「ペガサスごっこ」も「トゥーンデッキ」としても非常に組み易くなったと言えるこれまで「トゥーンモンスター」のサポートがロクに役に立たなかった「トゥーン・ディフェンス」しかなかった事を考えると革命的な出来事である。
ちなみにキングダム自体には一切耐性は無く、新登場のカードも概ねトゥーン・ワールド(キングダム)の存在が前提となっているものばかりであり、原作の「ワールドが破壊されたら戦線崩壊」という面もキチンと再現されていたりする。
ともあれ今後のトゥーンデッキの隆盛に期待したいのデース。
ちなみに、「トゥーン・ドラゴン・エッガー」は英名にToonが入っていなく、第9期の後半になるまでずっと「トゥーン」を指定する際に「Toon」と「Manga Ryu-Ran」の2つで指定されていた。現在ではルール上「Toon」カードとして扱うエラッタが行われているため、その後のカードには「Toon」のみの指定となっている。
直接、トゥーンの強化はなかったものの、「トゥーンのもくじ」での魔法カードの墓地蓄積を利用し、【閃刀姫】に一時期、「トゥーン・サイバー・ドラゴン」や「トゥーン・キャノン・ソルジャー」と共に採用されていた。
また、「キャノン・ソルジャー」がリンク召喚によるループ展開でのワンキルルートが存在していたことから、同様の効果を持つ、「トゥーン・キャノン・ソルジャー」が禁止カードに指定されてしまった。
遊戯王カードwikiより一部引用あり
「トゥーン・アリゲーター」以外のすべては「トゥーン・ワールド」が存在する場合に特殊召喚が可能な特殊召喚モンスターで、同じレベルの通常召喚可能なモンスターをアドバンス召喚をする場合と同数のリリースを必要とする。また「トゥーン・アリゲーター」、「トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール」以外は「Pharao's Servant ーファラオのしもべ」で登場。
特殊召喚に成功したターンにはそのカードは攻撃不可能で、次のターン攻撃する場合でも500LPを必要とする。ただし、相手にトゥーンがいなければ直接攻撃ができる。
また、手札からの特殊召喚に「トゥーン・ワールド」が必要だが、蘇生・帰還の場合に「トゥーン・ワールド」を必要としない。
トゥーン・アリゲーター/Toon Alligator
通常モンスター
星4/水属性/爬虫類族/攻 800/守1600
アメリカンコミックの世界から現れた、ワニのモンスター。
vol.7で登場したバニラモンスターで、「トゥーン」モンスターでありながらトゥーンモンスターではない。
ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン/Blue-Eyes Toon Dragon
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
自分フィールドのモンスター2体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):このカードの攻撃宣言の際に、自分は500LPを払わなければならない。
(3):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。
トゥーン・ドラゴン・エッガー/Manga Ryu-Ran
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星7/炎属性/ドラゴン族/攻2200/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
自分フィールドのモンスター2体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):このカードの攻撃宣言の際に、自分は500LPを払わなければならない。
(3):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。
2体のリリースが必要なトゥーンで、扱いにくさが目立つ形になるか。また、「トゥーン・ドラゴン・エッガー」については上位互換が多く存在している。「ブルーアイズ・トゥーン・ドラゴン」については最上級モンスターとしては場持ちの良い方か。
トゥーン・デーモン/Toon Summoned Skull
トゥーンモンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在する場合のみ特殊召喚できる
(レベル5以上はリリースが必要)。
このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
このカードは500ライフポイントを払わなければ攻撃宣言できない。
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象に選択しなければならない。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
1体のリリースが必要なトゥーン。初期では主力級ではあるものの、現在では上記の2体リリースよりは軽いものの、後に登場するトゥーンに劣るか。
トゥーン・マーメイド/Toon Mermaid
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1400/守1500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に特殊召喚できる。
(1):このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):このカードは500LPを払わなければ攻撃宣言できない。
(3):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。
下級モンスターであるためリリースが不要なため、他のトゥーンの繋ぎにはなるか。アタッカーとしての活用は難しいものの、他に比べると扱いやすいステータスになっている。
トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール/Toon Dark Magician Girl
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
自分フィールドのモンスター1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、お互いの墓地の
「ブラック・マジシャン」「マジシャン・オブ・ブラックカオス」の数×300アップする。
(2):相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
存在する場合、トゥーンモンスターを攻撃対象にしなければならない。
(3):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。
1体リリースが必要だが、このカードは他の初期トゥーンと異なり、「召喚酔い」の概念が存在していなく、扱いやすいモンスター。
通常召喚が可能になった代わりに攻撃宣言時に「トゥーン・ワールド」が必要になっている。またそれぞれのモンスターに固有効果が存在し、それぞれのモンスターに特徴がある。変わらず「召喚酔い」が存在する。
トゥーン・ゴブリン突撃部隊/Toon Goblin Attack Force
トゥーンモンスター
星4/地属性/戦士族/攻2300/守 0
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になり、
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。
通常召喚可能なレベル4にしては攻撃力が高いが、直接攻撃主体のトゥーンでのメリットは少ない。また、次のターン実質攻撃不可のデメリット
トゥーン・ヂェミナイ・エルフ/Toon Gemini Elf
トゥーン・効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1900/守 900
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで捨てる。
(4):フィールドの「トゥーン・ワールド」が破壊された時にこのカードは破壊される。
トゥーン共通のデメリットを持っているものの、攻撃時にハンデス可能で後続を潰す一手となるか。このカードを活かしたい場合はやはり他のトゥーンと同様、「維持」を考えなければならないが、このハンデス効果で主力アタッカーとなっていた。
トゥーン・キャノン・ソルジャー/Toon Cannon Soldier
トゥーンモンスター(禁止カード)
星4/闇属性/機械族/攻1400/守1300
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
また、自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースする事で、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。
固有効果は「キャノン・ソルジャー」と同様。バーンダメージとしては現在では「シャドー・トゥーン」が存在している上に「キャノン・ソルジャー」と同様の理由で禁止になっていることから厳しいか。
トゥーン・仮面魔道士/Toon Masked Sorcerer
トゥーンモンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻 900/守1400
このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃する事ができない。
自分フィールド上に「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールド上にトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
フィールド上の「トゥーン・ワールド」が破壊された時、このカードを破壊する。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
ステータスは低いものの、直接攻撃可能な点で緩和されているか。戦闘ダメージ与えた際に1ドローする効果で、どちらかというとアドバンテージを増やすような効果になっているものの、使いやすさとしては「トゥーン・ヂェミナイ・エルフ」のが上か。
これ以降のトゥーンは断続的に登場する状態になり、それぞれ出身パックが異なる。多くのモンスターはSTペガサス編で登場したトゥーンに準していて、そこから「トゥーン・ワールド」が破壊されたときに自壊するデメリットが消滅したものとなっている。
トゥーン・サイバー・ドラゴン/Toon Cyber Dragon
トゥーン・効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(3):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、このカードは直接攻撃できる。
通常召喚可能で、特殊召喚条件は元の「サイバー・ドラゴン」に準している。そのほかはほぼ共通効果。リリース要因やアタッカー戦力となるか。
トゥーン・アンティーク・ギアゴーレム/Toon Ancient Gear Golem
トゥーン・効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(3):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(4):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
特殊召喚モンスターではないため、2体のリリースして通常召喚行う必要があるものの、貫通効果と攻撃時に相手の効果発動を封じる効果を持ち、第9期のトゥーンの中ではアタッカーとして最高クラス。
トゥーン・リボルバー・ドラゴン/Toon Barrel Dragon
トゥーン・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2600/守2200
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(3):1ターンに1度、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
コイントスを3回行い、その内2回以上が表だった場合、そのカードを破壊する。
固有効果はモンスターに限定しなくなり、自身のカードでもよくなったため、「リボルバー・ドラゴン」というよりは自身のカードも選択可能になった「ブローバック・ドラゴン」に近い。コイントスを行う必要があるため、安定はしないものの除去手段となるか。
トゥーン・バスター・ブレイダー/Toon Buster Blader
トゥーン・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2600/守2300
(1):このカードの攻撃力は、相手のフィールド・墓地のドラゴン族モンスターの数×500アップする。
(2):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(3):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
元の「バスター・ブレイダー」と同じく相手のドラゴンの数だけ自己強化する効果だが、【バスター・ブレイダー】でもこのカードを採用しないため、ただピンポイントすぎる効果とも言え、メリットが薄いか。
レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン/Red-Eyes Toon Dragon
トゥーン・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
手札から「レッドアイズ・トゥーン・ドラゴン」以外のトゥーンモンスター1体を
召喚条件を無視して特殊召喚する。
手札からトゥーンを展開できる効果を持っており、召喚条件を無視するためリリースが必要な特殊召喚モンスターをそのまま特殊召喚することができる。
トゥーン・ブラック・マジシャン/Toon Dark Magician
トゥーン・効果モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(3):1ターンに1度、手札から「トゥーン」カード1枚を捨て、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「トゥーン・ブラック・マジシャン」以外の
トゥーンモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
●デッキから「トゥーン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
手札のトゥーンカードを切ることで、デッキからの展開かデッキの魔法罠サーチを行うことが出来るモンスターになっており、トゥーンモンスターの中でも優秀な効果を備えていて特殊召喚の手段もクセがあるものの豊富。
-/Toon Harpie Lady
トゥーン・効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1300/守1400
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは召喚・反転召喚・特殊召喚したターンには攻撃できない。
(2):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
自分フィールドにこのカード以外のトゥーンモンスターが存在する場合、
さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊できる。
(3):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
通常召喚可能で、「トゥーン・ワールド」があれば特殊召喚が可能。またやや遅いものの魔法・罠の除去が可能。
-/Toon Black-Luster Soldier
特殊召喚・トゥーン・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
レベルの合計が8以上になるように、自分の手札・フィールドのトゥーンモンスターをリリースした場合に特殊召喚できる。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在し、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、
このカードは直接攻撃できる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
儀式魔法のない儀式召喚のような召喚条件を要求する特殊召喚モンスターで召喚酔いが存在しない。また、制限の少ないトゥーンで対象取るものの、除外という形で除去を行うことが出来る。通常、特殊召喚するのにレベル8のトゥーンが別途必要だが、特殊召喚手段は他にも存在するため、そちらも活かしたい。
トゥーン・ワールド/Toon World
永続魔法
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
「Pharao's Servant -ファラオのしもべ-」で登場した様々なカードに指名されているカード。現在はリメイクカードのような扱いで「トゥーン・キングダム」が存在するため利用価値は低い。
トゥーン・キングダム/Toon Kingdom
フィールド魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、
自分のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外する。
(2):このカードのカード名は、
フィールドゾーンに存在する限り「トゥーン・ワールド」として扱う。
(3):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分フィールドのトゥーンモンスターは相手の効果の対象にならない。
(4):自分フィールドのトゥーンモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに破壊されるモンスター1体につき1枚、
自分のデッキの上からカードを裏側表示で除外できる。
「コレクターズパック-運命の決闘者編-」で登場した、新しい「トゥーン・ワールド」。
デメリットと言った形でデッキからの裏側除外を行う必要があるものの。トゥーンモンスターに対象耐性を付与し、破壊される場合に裏側除外で代用することが出来る効果を持ち、トゥーン全体の場持ちを良くする効果が内蔵されている。
多少のデメリットはあるものの、基本的に上位互換となっているこちらを利用する。
トゥーンのもくじ/Toon Table of Contents
通常魔法
(1):デッキから「トゥーン」カード1枚を手札に加える。
「STRUCTURE DECK-ペガサス・J・クロフォード編」で登場。
ターン制限のないサーチカードで、同名も加えることが出来る。ただし注意が必要なのは、「トゥーン」カードでないカードはサーチ不可能であること。
シャドウ・トゥーン/Shadow Toon
通常魔法
「シャドー・トゥーン」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
ターン1で発動可能のバーンダメージカードで相手にモンスターがいるのが前提だが大きなダメージを与えられる可能性を持つ。
トゥーン・ロールバック/Toon Rollback
通常魔法
(1):自分フィールドのトゥーンモンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
2回攻撃付与の効果。コンボカードで依存するものも多いため、使うには注意が必要か。
コピーキャット/Minicat
通常魔法
「コピーキャット」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」及びトゥーンモンスターが存在する場合、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードがモンスターだった場合、
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
そのカードが魔法・罠カードだった場合、
そのカードを自分フィールドにセットする。
発動条件に「トゥーン・ワールド」とトゥーンモンスターの両方が必要であるものの、制限なしに墓地のカードを奪う効果を持つ。このカード自体は通常魔法であるため、チェーン利用では扱えないのと、速攻魔法と罠カードである場合には注意が必要。
コミックハンド/Comic Hand
装備魔法
自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に相手フィールドのモンスターに装備できる。
(1):装備モンスターのコントロールを得る。
(2):装備モンスターはトゥーンモンスターとしても扱い、
相手フィールドにトゥーンモンスターが存在しない場合、装備モンスターは直接攻撃できる。
(3):フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在しない場合にこのカードは破壊される。
「トゥーン・ワールド」がある場合に相手のモンスターのコントロールを奪える効果を持ち、困難な盤面を打破できる可能性を持つが、奪ったモンスターは何かしらの素材にするか、もしくはカードが破壊されないように固めたほうが良い。
-/Toon Bookmark
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「Toon Bookmark」以外の、「トゥーン・ワールド」のカード名が記されたカード
または「トゥーン・ワールド」1枚をデッキから手札に加える。
(2):自分フィールドの「トゥーン・ワールド」が効果で破壊される場合、
代わりに墓地のこのカードを除外できる。
ターン1ついたサーチカードであるものの、4枚目以上のサーチ手段になるのと同時に「トゥーン」カードではない関連カードもサーチできるようになっている上、このカード自体が「トゥーンのもくじ」でサーチ可能。
また、「トゥーン・ワールド」の効果破壊をこのカードの墓地除外で代用が可能になっていて、トゥーンの維持に必要な耐性を底上げする。
-/Toon Page-Flip
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合に発動できる。
デッキからカード名が異なるトゥーンモンスター3体を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚し、残りをデッキに戻す。
デッキから選んだトゥーンの3種類のうちの1種類を特殊召喚できるカード。
トゥーン・ディフェンス/Toon Difense
永続罠
(1):相手モンスターが自分のレベル4以下のトゥーンモンスターに
攻撃宣言した時にこの効果を発動できる。
その相手モンスターの攻撃を自分への直接攻撃にする。
「STRUCTURE DECK-ペガサス・J・クロフォード編」で登場。
トゥーンを守るためのカードだが、攻撃からしか守れない上に「レベル4以下のトゥーンモンスター」と限定的になっており、非常に使いにくい。また、わざわざ直接攻撃にしてしまう面が「トゥーン・キングダム」と嚙み合わない。
トゥーン・マスク/Toon Mask
通常罠
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」が存在する場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルまたはランクの数値以下のレベルを持つトゥーンモンスター1体を、
召喚条件を無視して手札・デッキから特殊召喚する。
「トゥーン・ワールド」がある場合に相手のモンスターのレベルより低いトゥーンモンスターを特殊召喚するカード。リクルート手段ではあるものの、相手に依存する面がある。壊獣を使えば妨げにならず行えるか。
トゥーンのかばん/Toon Briefcase
通常罠
(1):自分フィールドにトゥーンモンスターが存在し、
相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキに戻す。
トゥーンモンスターがいる場合に相手の出したモンスターを即座にデッキに戻す効果。現在では相手に対しての妨害の中では一歩劣る性能なものの、対象を取らないデッキバウンスとなる。
-/Toon Terror
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「トゥーン・ワールド」及びトゥーンモンスターが存在し、
相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
トゥーン専用の万能カウンター罠。効果の発動を無効に出来る、「トゥーン」に属している中では最高クラスの妨害カード。
掲示板
123 ななしのよっしん
2021/07/23(金) 23:47:29 ID: /HL3abUrBv
今更だが「トゥーンだから平気」はロジャーラビットネタなんじゃないんだろうか。トゥーン達はコメディ補正で潰されようが車にひかれようが死なないけどディップという液体でのみ溶かされちゃう設定。ペガサスがダーク・ラビットを使ってたのもそれに関連してると思う。
124 ななしのよっしん
2022/05/04(水) 16:30:56 ID: uU43PtR/B0
トゥーンネオス
トゥーンスターダスト
トゥーンホープ
トゥーンオッドアイズ
トゥーンファイアウォール
ライバル編
トゥーンサイバーツインとエンド
トゥーンレッドデーモン
トゥーンギャラクシーアイズ
トゥーンDD
トゥーンヴァレルロード
はよ
125 ななしのよっしん
2022/08/04(木) 14:22:31 ID: DAZjjmprZN
2枚初動が辛すぎる…
キングダムのサーチ効果持ち下級モンスターください
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/05(木) 16:00
最終更新:2024/12/05(木) 15:00
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