クレイグ・キンブレル

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クレイグ・キンブレル（Craig Kimbrel、1988年5月28日-）とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー（投手）である。

概要

ボルチモア・オリオールズ #46
クレイグ・キンブレル Craig Kimbrel
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	アラバナ州
生年月日	1988年5月28日
身長 体重	180cm 93kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2008年MLBドラフト3巡目
経歴
アトランタ・ブレーブス(2010年-2014年) サンディエゴ・パドレス(2015年) ボストン・レッドソックス(2016年-2018年) シカゴ・カブス(2019年-2021年7月) シカゴ・ホワイトソックス(2021年7月-2022年4月) ロサンゼルス・ドジャース(2022年4月-11月) フィラデルフィア・フィリーズ(2023年)
国際大会
代表ﾁｰﾑ	アメリカ合衆国
WBC	2013年
メジャーリーガーテンプレート

2007年に一度アトランタ・ブレーブスに33巡目で指名を受けたが断り、2008年MLBドラフト3巡目で再びブレーブスから指名を受け、入団した。

ブレーブス時代

2010年5月にメジャーに昇格し、2011年からはクローザーを務め、ナショナル・リーグの新人新記録の46セーブをマークし、最多セーブ王と新人王を受賞した。

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2012年もクローザーを務め、42セーブで二年連続の最多セーブ王に輝く。さらにこの年は防御率1.01、三振奪取率は16.7/9と脅威の数字を残した。制球も向上し、2011年は32四球だったのに対し、2012年は14四球だった。

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2013年はWBCアメリカ代表に選出される。レギュラーシーズンではMLB史上11人目の50セーブを達成し、3年連続のセーブ王を獲得。

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2014年はブレーブスと4年契約を結んだ。その後47セーブでセーブ王を獲得。4年連続40セーブはMLB史上3人目である。

パドレス時代

2015年シーズン開幕前にトレードでサンディエゴ・パドレスに移籍した。背番号46。6月8日のアトランタ･ブレーブス戦で通算200セーブを達成。318試合目での達成はメジャー史上最速である。

レッドソックス時代

2015年オフにトレードでボストン・レッドソックスに移籍した。

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2016年は左ひざの半月板損傷による故障者リスト入りと制球難の影響で31セーブに留まった。

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2017年は67試合に登板し、アリーグ3位の35セーブを挙げた。

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2018年は42セーブを挙げ、レッドソックスの世界一に貢献した。オフにFAとなる。契約内容や高すぎる要求年俸からかなかなか何処のチームも獲得に至らなかった。

カブス時代

2019年6月5日にシカゴ・カブスと3年契約を結んだ。背番号は46がすでに使われているため、42となる。6月27日のブレーブス戦でとうやく登板し、シーズン初セーブを挙げた。23試合に登板したが、防御率6点台と打ち込まれた。

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2020年は不調に陥り、18試合の登板で1敗2セーブ3ホールドだった。

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2021年4月8日のピッツバーグ・パイレーツ戦で通算350セーブを達成した。18試合に登板し、防御率0.49、2勝3敗23セーブと好成績を挙げ、3年ぶりにオールスターゲームに選出された。

ホワイトソックス時代

2021年7月30日にトレードでシカゴ・ホワイトソックスに移籍した。背番号は46。8月16日に中継ぎ投手では11人目の通算1000奪三振を達成した。2球団合計で24セーブを挙げた。

ドジャース時代

2022年4月1日にトレードでロサンゼルス・ドジャースに移籍した。背番号は46。63試合に登板し、6勝7敗22セーブ2ホールドを記録した。オフにFAとなった。

フィリーズ時代

2022年12月23日にフィラデルフィア・フィリーズと契約した。

2023年5月23日のブレーブス戦で通算400セーブを達成した。71試合に登板し、8勝6敗23セーブ7ホールドを記録し、地区優勝に貢献した。オフにFAとなった。

オリオールズ時代

2023年12月6日にボルチモア・オリオールズと契約した。

プレースタイル

ストレートの最速は100マイル（160km/h）で平均は96.8マイル（156km/h）。変化球はスライダーと言われているが、本人曰くカーブである。

また、投球前に上体を前に倒して右腕を水平に上げる独特のルーティーンを行っている。それ故に真似される事も多く、フィリーズとのビシダーゲームではバックネット裏のフィリーズファンが一斉に真似をするという珍事も起こっている。

成績

• （2023年終了時点）
• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別投手成績

年度 Year	球団 Team	登板 G	先発 GS	完投 CG	完封 SHO	勝利 W	敗戦 L	セーブ SV	ホールド HLD	勝率 W-L%	投球回 IP	与四球 BB	奪三振 SO	失点 R	自責点 ER	防御率 ERA
2010年	ATL	21	0	0	0	4	0	1	2	1.000	20.2	16	40	2	1	0.44
2011年		79	0	0	0	4	3	46	0	.571	77.0	32	127	19	18	2.10
2012年		63	0	0	0	3	1	42	0	.750	62.2	14	116	7	7	1.01
2013年		68	0	0	0	4	3	50	0	.571	67.0	20	98	10	9	1.21
2014年		63	0	0	0	0	3	47	0	.000	61.2	26	95	13	11	1.61
2015年	SD	61	0	0	0	4	2	39	0	.667	59.1	22	87	19	17	2.58
2016年	BOS	57	0	0	0	2	6	31	1	.250	53.0	30	83	22	20	3.40
2017年		67	0	0	0	5	0	35	1	1.000	69.0	14	126	11	11	1.43
2018年		63	0	0	0	5	1	42	0	.833	62.1	31	96	19	19	2.74
2019年	CHC	23	0	0	0	0	4	13	0	.000	20.2	12	30	15	15	6.53
2020年		18	0	0	0	0	1	2	3	.000	15.1	12	28	9	9	5.28
2021年		39	0	0	0	2	3	23	0	.400	36.2	13	64	6	2	0.49
	CWS	24	0	0	0	2	2	1	6	.500	23.0	10	36	13	13	5.09
21年計		63	0	0	0	4	5	24	6	.444	59.2	23	100	19	15	2.26
2022年	LAD	63	0	0	0	6	7	22	2	.462	60.0	28	72	31	25	3.75
2023年	PHI	71	0	0	0	8	6	23	7	.571	69.0	28	94	28	25	3.26
MLB：14年		780	0	0	0	49	42	417	22	.538	757.1	308	1192	224	202	2.40

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多セーブ投手	4回	2011年-2014年
表彰
ルーキー・オブ・ザ・マンス	2回	2011年6月、8月
ルーキー・オブ・ザ・イヤー	-	2011年
マリアノ・リベラ賞	1回	2017年
その他
MLBオールスターゲーム選出	8回	2011年-2014年、2016年-2018年、2021年

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

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