バーデン・ヴュルテンベルク級フリゲート 単語


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バーデンヴュルテンベルクキュウフリゲート

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バーデン・ヴュルテンベルク級フリゲートとは、ドイツ連邦軍が運用しているフリゲートである。

概要

1980年代に就役したブレーメン級フリゲート更新用として計画された。2022年1月末までに4隻が就役した。

船体構造・装備

全長149m、満載排水量7316tの体は21世紀に設計された軍艦らしくステルス性を重視して体と艦上構造物の大部分が一体化しており艦載艇もシャッターで覆われた4ヶ所の舷側格納庫に搭載されている。
推進方式はディーゼル発電機による電気推進を基本とし高速航行時にガスタービンを追加するCODLAG方式を採用して最速26㏏、20㏏で4000海里航続距離を持たされ、煙突は艦上のマストと一体化する形で取り付けられ前後のマストに初採用となる固定式レーダー『TRS-4D』[1]を含む各種レーダー+通信アンテナを備える。

な武装は艦首イタリア127㎜単装両用1基[2]、中央部のハープーン対艦ミサイル4連装発射機と艦前とヘリ格納庫上に置かれた21連装RAM艦対空ミサイル発射機各2基と対水上近接戦闘用の遠隔操作式27㎜機関2門と12.7㎜機関銃座7基[3]容だがが従来の戦闘が装備していた距離以上の艦対空ミサイルと対潜水艦用の魚雷発射管を装備していない[4]

というのは本級は東西冷戦終結後の世界情勢を考慮して紛争地域での平和維持活動(ゲリラ海賊対応)を的にしたフリゲートとして建造されているからである。
また、ドイツ連邦軍の予算削減も反映して自動化による乗組員削減が行われ固定乗員140人+便乗者50人(特殊部隊)となる。

建造後

2011年ネームシップが起工された本級は2017年から就役を始める予定だったがそれに先立つ試験後、ドイツ海軍は就役を拒否して造所に返却してしまった。理由は以下の通り

と技術的な問題に加え『見当違いの装備』を積んでいるとされた。これは建造時と就役直前とではアジア中東情勢が変化し、正規軍とそれに準ずる武装勢力の脅威が増大した事による前述の射程不足の艦対空ミサイルと対潜装備の皆無しているとされる。
この結果、本級の就役は更に遅れると共に追加建造は取りやめとなり正規軍対応重視の新、ニーダーザクセンフリゲートの建造に切り替えられる事になった。
ただ、ある程度の武装追加スペースはあると見られているため将来的には運用の幅を広げる改装が行われる可性はある。

関連動画

関連項目

脚注

  1. *艦首側と艦尾側に左右1基づつのセット配置
  2. *最新ブルカノ弾対応の為100㎞の射程を持つ
  3. *内5基は遠隔操作
  4. *潜水艦は艦載ヘリで対応
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最終更新:2025/12/11(木) 09:00

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