ユミナ(ファイアーエムブレム)とは (ユミナとは) [単語記事]

概要

『紋章の謎』の第2部より登場するグルニア国王・ルイの娘のグルニア王女。ユベロの双子の姉。
ユベロや父親とは逆に、強気で王女としてのプライドが高い人物。
『暗黒竜と光の剣』の時期、いわゆる暗黒戦争の時期にはルイはドルーア帝国との同盟を結んでいたのだが、ガーネフを恐れるが故に、ユミナはユベロと共に人質としてカダインに幽閉されていた。

暗い部屋に幽閉され、死が間近に迫っていた二人であったがカダインの司祭であったウェンデルにより救出される。一時はウェンデルの下で修道院で保護されていた。暗黒戦争後はグルニア王国の自治を任されていたグルニア王国の騎士であったロレンス将軍に引きとられ匿われていた（ルイは病により崩御していた）。

しかし、そのことがアカネイア王国に漏れてしまい、アカネイア王国は二人の引き渡しを要求。差し出しに応じなかったロレンスは追放され、グルニアの自治権も剥奪されてしまう。アカネイアは軍隊を出してグルニアを占領、過酷な支配を行った。この過酷な支配に耐えかねたグルニアの民は反乱を起こすが、強大なアカネイア軍の前には無力だった。ロレンスは反乱の首謀者とされ、ユミナとユベロと共に逃亡する。逃亡の途中でロレンスはユミナを守ろうとしてけがを負い、動けなくなってしまった。

ロレンスは同行していたオグマに、動けない自分を置いてユミナとユベロを連れて逃げるよう頼むが、ユミナはロレンスを置いていくことに断固反対し、しかたなくオグマは単身でラングの暗殺を狙うことになる。

以上が『紋章の謎』第2部第1章のオープニングや民家を訪れた時に得られる情報である。

第2部第1章では、アカネイアの援軍として現れたアリティアのマルス王子にユミナとユベロを託してロレンスは死亡。しかし、ユミナとユベロはアカネイアのグルニア占領軍司令官ラング将軍によって強引に身柄を奪われ、拘束されてしまう。

第2部第3章のクリア後会話で捕えられていたユミナとユベロがオグマに救出されたことが、マルスに知らされ、ユミナとユベロは第2部第4章でマルスと合流した後にアリティア軍として戦うこととなる。

イベントでの登場や台詞が序盤にしかないが、ロレンスが死にマルスと対面したときにはFE伝統となる台詞「けだもの！！」を発して、相手にこびない姿勢を見せてくれる。

戦いを嫌がるユベロにハッパをかけるなど、気弱な弟を励ます姉としての姿も見られるが、ラングにつかまった際にはユベロに助けを求めたり、ユベロが戦う気をなかなか見せないときには「わたし達はもう二人っきりなのよ」「あなたがしっかりしてくれなきゃわたしだって・・どうしていいか・・・」と泣き出す年相応の少女としての姿も見せてくれる。

ユニットとして

クラスはシスター→司祭。

ユニットとしては貴重な回復役。敵の攻撃が激しい第2部ではシスターは必須となる。第1章でマリーシアも仲間になるが、できれば2人とも出撃させ続けたい。

専用の杖として遠くの仲間を近くに呼び寄せる「レスキューの杖」と、祭壇の前で使うと死んでしまった仲間を復活させることのできる「オームの杖」がある。オームの杖に関してはエリスも使用する事ができ、実質ラスボス撃破後の救済措置なので特に気にしなくてもよいが、レスキューの杖に関してはこれを使わなくてはユニット全員生存エンドがほぼ無理なマップも存在している。