ユーティリティープレーヤーとは、スポーツにおいて、一人でいくつものポジションが出来る選手のことである。便利屋とも呼ぶ。
プロ野球においては内野全般、もしくは内外野問わず守れる選手のことを言う。ごく稀に捕手も務められる選手もいるが、捕手は専門的な動きや投手への複雑なサインプレーの指示を要求されることから負担が大きいため、数は少ない。また、大谷翔平のように投手と野手を双方務める選手に関しては「二刀流」と呼称され、こことは区別がされる。
サッカーでは、ディフェンダー・ミッドフィールダー・フォワードなどを兼務できる選手を言う。また、それ以外でもDFの中でサイドバックとセンターバックを務められる選手や、MFの中でも攻撃的ポジションや守備的ポジションの双方を可能な選手についても指す。
バスケットボールでは、ボール運びや3Pシュート、ゴール下の競り合いまで全てをこなせる万能プレイヤーのことをオールラウンドプレーヤーと呼ぶ。シューティングセンター
と呼ぶのはフリスタだけです。
また、それ以外でも、数多くの仕事をこなせる人を指す言葉としても使用される。
高橋博士は捕手として入団後、主に遊撃手・三塁手・外野手としてプレーしていたが、日本ハムに所属していた1974年9月29日、消化試合の盛り上げを考えた球団社長・三原脩のアイデアで、1試合のイニングごとに守備位置を変え、最後に投手として登板。1試合で9ポジション全てでの出場を達成した。なお試合は0-7で惨敗した。翌年以降は内外野を守ることはほとんどなくなり、捕手に復帰している。
五十嵐章人は外野手として入団後、二塁手・遊撃手を守るようになり、1995年5月7日はチームに風疹が流行ったために急造捕手として出場。一塁手・三塁手・外野手としても出場経験を重ね、オリックスに所属していた2000年6月3日、仰木彬監督のはからいにより敗戦処理の形で投手として登板。足掛け10年で9ポジション全てでの出場を達成した。なお試合は3-17で惨敗した。翌年も1回捕手で出場している。
木村拓也は捕手として入団するも出番がなく外野手を守るようになった。広島時代、遊撃手を経て一時的に捕手に復帰、1999年だけで投手と一塁手を除く7ポジションを守った。一塁手は前年の1998年に守っていたので、この時点で投手以外の8ポジションでの出場を達成した。が、上の2人と違って投手登板することはなかった。現役最終年(2009年)にも1回捕手として出場している。
動画も追加お願いします。
掲示板
12 ななしのよっしん
2020/10/21(水) 09:08:39 ID: kJ2S30iLhK
寺内の欄に『俳優』も追加で(笑)
元巨人内野手・寺内崇幸さん、朝ドラ「エール」で俳優デビュー…「まさかこういう話が来るとは」
https://
13 ななしのよっしん
2021/05/25(火) 02:05:18 ID: GYO/yEK7uF
近年だと打撃自慢でも複数ポジションを守るのは当たり前になってきてる。
一番良い例では去年の日本シリーズMVP栗原は捕手と一塁と三塁と両翼を守れる。
起用法に柔軟性がある事で相性を重視したスタメンを組みやすくなる利点がある。
また転々とした結果そうなった例だと立浪や森野、現役だと鈴木大地が居るが、
彼らは一年間固定されてB9やGG賞を貰ったので例に挙げられる機会は少ない。
14 ななしのよっしん
2023/04/07(金) 12:56:01 ID: 3qnqbeVX7z
栗原や牧原みたいなユーティリティがいれば心強いことは自明の理だが
ユーティリティだけを増やそうとしたのは工藤公康最大の失策だと思う
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/12(金) 17:00
最終更新:2025/12/12(金) 17:00
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