ヴィクトーリア・ダールグリュンとは漫画『魔法少女リリカルなのはViVid』の登場人物である。
ミッドチルダ在住のお嬢様。お嬢様なので一人称が「わたくし」、「私(わたくし)」の時がある。髪は金色の長髪。年齢は17歳。ベルカの王家の一つだった雷帝ダールグリュンの後裔で、その雷帝の血をちょっぴり引いている。先祖が残した知識と遺産を固守するために古代べルカ語を嗜んでいるほか、現代の古代ベルカ関係者についてもある程度は調べているらしく、八神はやてとチーム・ナカジマの間に繋がりがあることも把握していた模様。
インターミドルチャンピオンシップの選手の一人で、参加歴は5回。最高戦績は都市本戦準決勝(3位入賞)。ジークリンデ・エレミア達からは「ヴィクター」と呼称されている。また、ヴィクトーリアの方は高町ヴィヴィオの事を「ヴィヴィ」と呼んでいる。
プライドの高いいわゆるお嬢様気質だが、基本的に誠実かつ気真面目な性格をした淑女でもある。
ジークリンデとはヴィクトーリアが10歳の時からの仲で、常に一人で生活しているジークリンデの事を気に掛けている。
ちなみにエドガーという執事が側に付き従い(彼も10歳の時にはヴィクトーリアに付き従っていた)、インターミドルではエドガーがヴィクトーリアのセコンドを務めている。
装備デバイスは戦斧型の「ブロイエ・トロンベ」で、戦闘時は髪を後ろに束ね、甲冑型のバリアジャケットを装備する。
ちなみに好物は“おでん”と“おにぎり”という非常に渋いものだったりする。
かつてのインターミドルではハリー・トライベッカと戦い、激しい泥仕合の末にヴィクトーリアが勝利したが、その時の縁から彼女とは火花を散らすライバル関係となっている。
そして今期のインターミドルでは覇王イングヴァルトの子孫であるアインハルトや聖王ゼーゲブレヒトの生まれ変わりとも言えるヴィヴィオの出場を知り、彼女達に打ち勝って旧べルカの最強覇者は自身の先祖たる雷帝である事を証明しようと目論んでいる・・・のだが、試合外ではミカヤ・シェベルと並んで普通に良き先輩役でもある。たぶん初登場時は単純にキャラが固まっていなかったのだろう。ジークリンデをはじめとした年下に対する面倒見がいいためか、二次創作だけではなく公式でも完全にオカン扱いされるようになり、Vivid Strike!の楽屋裏ではお母さんと呼ばれたことも。
雷帝の子孫というだけあって戦闘力は高く、シャンテ・アピニオンとの試合ではシャンテの幻術を捉えるのには苦労したがダメージを通させず、最終的には「神雷」→「兜砕」の連続攻撃でシャンテの顔面をリングに沈めている。この時あまりに絶大な威力の技を使ったため、その弊害で実況の機器が正常に機能しなくなっていた。
相手の奇襲や奇策にも強く、上記のシャンテとの公式戦や無限書庫編においても苦戦はしても負けることがなかったところを見る限り、競技選手以上に実戦の方が向いているという本当の意味での実力者。純粋な戦闘能力もジークリンデと互角に渡り合えるほど強く、作中では負けた描写がない。
Vivid Strike!ではフロンティアジムの所属選手として、リンネ・ベルリネッタの良き先輩として登場し、そのコーチであるジル・ストーラとも親しい関係。総合戦での「U-19」のランクでも3位につけており、名実ともに上位選手である。最終回(※OVA特典の第13話)では公式戦でリングがボロボロになる激戦の末に公式戦で無敗だった総合王者のジークリンデを下し、「U-19」の総合王者となったことが語られている。
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最終更新:2025/12/10(水) 11:00
最終更新:2025/12/10(水) 11:00
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