一条あかり(いちじょう あかり)とは、SNKの格闘ゲーム『幕末浪漫 月華の剣士』シリーズの登場キャラクターである。キャッチコピーは「小さな陰陽師 Magical Little Girl」。
13歳(『第二幕』では14歳)の見習い陰陽師。実家は神社だが巫女ではなく陰陽師である。陰陽術の腕は既に一人前だが、中身は年相応に幼く、無鉄砲で負けず嫌いな性格。戦闘では幣帛「明暗」を武器に振り回し、式神や劾鬼(妖怪)の力を借りて戦う。
勉学が好きで今は「エングリッシュ」に凝っている。嫌いなものは饅頭とお茶だが、そのわりに挑発と勝利ポーズで美味そうに口にしている。居候である神崎十三に対してはお姉さんぶって世話を焼いているが、実際は十三があかりのお目付け役に近い。
一条家は正者と死者の世界を分かつ「地獄門」を代々守ってきた守護役のオブザーバー的な存在である。初代月華では守護役の一人である嘉神慎之介によって引き起こされた異変に際して父があかりに「調査」を命じ、あかりは当然の如く自ら解決しようと元凶の元へと向かう。『第二幕』では体の弱い姉が倒れた原因を地獄門だと思い込み、父の話も聞かずに飛び出してしまう。守護役である四神の一角では無いとはいえ初代では最終的に重要な使命を託されるが、『第二幕』ではシリアスな本筋の外でボケ倒すコメディリリーフと化した。
SNKのゲームに初めて登場した関西弁の女性キャラクター。身長は4尺6寸(約139.4cm)と『サムライスピリッツ』シリーズのリムルル(12歳時点で4尺8寸)を下回り、本人も「チビ」と言っている。もっともドット絵では極端に小さくも無い。
原作では斬殺KOの演出が一人だけ異なり、人形(ひとかた)が代わりに斬られた後であかりはその場に倒れるか逃げ出す(勝利台詞などは斬られた扱いになる)。
潜在奥義の「劾鬼・百鬼夜行」は無数の妖怪が行進する派手な演出に加えて性能も良い、あかりを象徴する大技。外部出演作では他作品のキャラクターが混ざっているなどカオスな光景が繰り広げられる。
本編以外では『頂上決戦最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』『SNK GALS' FIGHTERS』『ネオジオバトルコロシアム』『Days of Memories』『NEOGEO HEROES 〜Ultimate Shooting〜』などにゲスト出演している。
妖怪に食われて別の場所に現れ突進する「劾鬼・泥田坊」、相手に状態異常を付与する「光明五十五霊符」(第二幕より)などトリッキーな技を持つが、慣れた相手にはそこまで効果は無い。
飛び道具の「式神・天空」が牽制に使いやすく、無敵対空技の「天文・星の巡り」がコマンドが簡単(↓↑+蹴り)な上に派生技から昇華(スーパーキャンセル)まで狙える高性能であり、基本的にはこの二つを軸に戦うバランス型のキャラクターである。やられ判定は小さいがリーチも短めなのが欠点。
超奥義の「劾鬼・六合」は剣質「力」では昇華から繋がり、剣質「技」では連殺斬から繋がる上に他の技とは逆に「力」よりも威力が高くなるため、どちらの剣質でも如何に六合を当てるかが勝負を分ける。剣質「力」で使える潜在奥義の「劾鬼・百鬼夜行」も切り返しに有効であり、小柄な見た目に反して一発逆転の大技を持つパワーキャラでもある。
接近戦の軸は背中越しに護符で叩いて相手を感電させる特殊技の「符呪・唱閃」。発生が早く隙も少なく、地上ヒット時は目押しで通常技を繋げることも出来るが、『第二幕』では追撃の幅が広がり過ぎて多数の永久コンボがある。
空中投げを持っているが、掴めなかった時は地上に落下しダウンする。第二幕ではダウン中に「あか狸寝入り」でゲージを溜められるが、その影響か仰向けダウン中にあかりのみやられ判定が出ており、移動起き上がりを使わないと追撃を食らってしまう。
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最終更新:2025/12/24(水) 04:00
最終更新:2025/12/24(水) 03:00
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