島直樹とは (シマナオキとは) [単語記事]

俺がこいつの概要を三つ説明してやる

えっと……誰だっけ？。……ああ、思い出した。

1つ。こいつは俺と同じ学校のクラスメイト……だよな？
確か、デュエル部に所属していて、同じデュエル部の財前葵からSOLテクノロジー社が開発した新型デュエルディスクをいち早く手に入れて俺に自慢してきた。アイテムよりデッキを自慢するべきだろうが、アイテムでもデュエルの話をするあたり根っからのデュエルモンスターズ好きなんだろうな。

2つ。未だLINK VRAINSに行ってない所を見るにあまりデュエルは強くなさそうだ。俺もダミー用のデッキを馬鹿にされたしな。
でも、人知れずハノイの騎士と戦うPlaymakerに憧れているらしく、Playmakerのような正義のデュエリストになると言っていたな。がんばれ。

3つ。俺みたいに一人でいる奴にわざわざ声を掛ける辺り、孤独で寂しがり屋。悪人じゃなさそうだ。
今度会ったらデュエルしてやって良いかも知れないな。

この項目は、放送中の作品のネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

……以上のように、当初はLINK VRAINSに飛び込むことすらできなかった島。
騒動が起こっては情報を集め、その情報で他人と話すきっかけを得ようとする程度だった。

しかしハノイの騎士がLINK VRAINSに侵攻しているある日、何者かがメールと共に、Playmakerしかメインデッキに投入していないはずのサイバース族のカード《サイバース・ウィザード》のデータを島に送る。
島はこれにより奮起し、アカウント名「ロンリーブレイヴ」で初めてLINK VRAINSに突入したのだった。

島がこのような行動に出たのは、「口だけは達者」というような周囲の目に反発するためであり、「Playmakerにカードを贈られた」と勘違いし増長した島は、その周囲の目を振り切るべくログイン。
初ログインの舞台はPlaymaker 狩りの真っただ中だったが、ハノイの騎士一般構成員（CV：村田太志）に遭遇して行ったデュエルで、互いに手札事故の果てに《サイバース・ウィザード》を使用して勝利した。
勝利に増長し、「ブレイヴマックス」を名乗る島だが、これがきっかけとなり、ハノイの騎士の「三騎士」が一人・ファウストに拉致され、デュエルを強要されることに……。