森の番人グリーン・バブーン 単語

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モリノバンニングリーンバブーン

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森の番人グリーン・バブーンとは、漫画遊☆戯☆王R」に登場するカードである。

概要

カードプロフェッサーの1人、ミセスマイコの使用するモンスターの住人(属性モンスター)が破壊された時、ライフ1000払う事で特殊召喚できる効果を持つ。

VS遊戯戦で登場。「レプラカーン」が戦闘破壊されたことによって特殊召喚された。
装備魔法カメレオンカラード」を装備して遊戯に直接攻撃を決めるが、次の遊戯ターン、「地獄烈火炎」によって弱体化させられ、「暗黒魔族ギルファー・デーモン」に戦闘破壊された。

攻撃名は「ハンマークラブデス」。

セスマイコく、「の住人が倒されると復讐の為に現れる」とのこと。
テキストからはっきりとは読み取れないが、「の住人」という表現の仕方や、遊戯が「フィールドカードとのコンボで特殊召喚した」と発言していることから、特殊召喚の効果を発動できるのはフィールド魔法「深き」が存在するときのみであるとも考えられる。

バブーン(baboon)は、英語サルの一種である「ヒヒ」を表す。

OCG版

Vジャンプ2005年10月号からの定期購読特典としてOCGに登場。

効果モンスター
7/地属性/族/ATK 2600/DEF 1800
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分フィールドの表側表示のモンスター
効果で破壊され墓地へ送られた時、1000LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。

※「決闘者の栄記憶の断片- side:闇遊戯」収録のカード(15AX-JPY27)による

 属性なるものはOCGに存在しないので、イメージの近い族に変更された。

注意点として、ダメージステップでモンスターが破壊されたときにこのカードの効果を発動することはできないということがある。戦闘によって破壊された場合や、ダメージステップに発動する効果で破壊されたときには使用できない。
以前は可であったのだが、これについては後述する。

破壊をトリガーに特殊召喚できるので、「ブラック・ホール」、「ブラック・ローズ・ドラゴン」などの全体除去の後に自分フィールドモンスターを残すことができる。相手にそれらのカードを使われたときの対抗手段とすることもできるが、自分から使って、がらきの相手に攻撃するといった使い方も可
また、動的に使用するなら、「野性解放」のデメリットによる自壊効果や、後述のアニメのように「おとぼけオポッサム」を利用するといい。また、自分のカードを破壊するスクラップとも相性が良い。レベルが高いので「スクラップ・ツインドラゴン」などのシンクロ素材に利用できる。

手軽に特殊召喚でき、攻撃2600と結構高いが、最近はそれを上回るのも難しくない環境であるため、過信はできない。1000ライフコストも安くはないため、あまり調子に乗っていると押し切られることもある。


え猛る大地」のイラストに姿が確認できる。

初出が雑誌の定期購読特典であり、「DUEL TERMINAL疾風ドラグニティ!!-」や「GOLD SERIES 2013」での再録時にもノーマルレア(封入率が極端に低いカード非公式)での再録だった。
決闘者の栄記憶の断片- side:闇遊戯」でも高レアリティだが、これまでの理不尽な封入率とべるとかに手に入りやすくなっている。

旧裁定時代について

現在では、ダメージステップ中にこのカードの効果を発動することはできないが、登場当初は原作同様、ダメージステップでの発動も可であり、テキストにも「効果によって」という記述はなかったため、戦闘破壊をトリガーに効果を使用できた。

そのため、「素モモンガ」の戦闘破壊をトリガーに発動することで、「素モモンガ」の効果と合わせて、事実ライフコストを踏み倒してこのカードが特殊召喚できた。

手札・墓地に2枚このカードえば、片方が破壊されたときにもう片方を蘇生、を繰り返すことで、ライフの続く限り何度でもらせることも可である。
それを利用して、直接攻撃で戦闘ダメージを与えたモンスターを破壊する永続デスカウンター」とこのカード2枚を利用し、Aの直接攻撃→Aが破壊→Bを蘇生→Bの直接攻撃→Bを破壊→Aを蘇生……を繰り返すことで1ターンキルを行うコンボまで生みだされた。

場持ちの良さなどからよく使用されるようになり、コンボ抑制の意味もあって、2006年9月1日に制限カード定された。
その後も使用され続けていたのだが、2009年2月19日に、ダメージステップでは発動不可という、現在の裁定に変更され、大幅に弱体化。そのにより、2009年3月1日に準制限カード9月1日には制限解除となった。


通常、裁定変更は公式サイトなどでひっそりと発表されたり、ひどいものになると、電話メールで直接確認するまでも分からないという状態である中、このカードの裁定変更はVジャンプ誌上で告知された。それだけ、環境に大きくしているカードであったというかもしれない。

上記の「デスカウンター」のコンボは、ダメージステップでの発動が不可能現在の裁定ではできない。

裁定変更後、「DUEL TERMINAL疾風ドラグニティ!!-」での再録時にはテキストの変更はなかったため、再び元の裁定に戻る可性があるのではないかと考える人もいたが、後に戦闘破壊限定の「狩人イエローバブーン」なるカードが登場したため、その可性もほぼなくなった。

GS2013での再録時に、「カードの効果によって」という記述が追加され、戦闘破壊では発動できないことがはっきり示された。これによって裁定が変わったわけではなく、ダメージステップにカードの効果によって破壊された場合は、これまで通り発動できない。

その他の作品において

アニメ遊☆戯☆王ファイブディーズ」では、OCG仕様となって登場。
チームユニコーンのプラクティスタイムでのデュエル遊星VSアンドレ戦でアンドレが使用した。

「おとぼけオポッサム」が自身の効果で破壊されたのをトリガーに特殊召喚され、「マックス・ウォリアー」を戦闘破壊した。その後、「ジャンク・アーチャー」に攻撃したが、「チェーンアロー」で強化されたために返り討ちにされた。
しかし、そのバトルフェイズ中に「事の葬」で「素モモンガ」を破壊して、それをトリガー墓地から特殊召喚され、「ジャンク・アーチャー」を戦闘破壊した。
最終的に「シンクロストライク」で強化された「スターダスト・ドラゴン」に戦闘破壊され、直後にプラクティスタイムが終了し、デュエルは中断された。

攻撃名はRと同様だが、字幕では「ハンマークラブデス」や「ハンマークラブデス」と若干異なっていた。

遊戯遊星、2人の主人公と戦った、しいモンスター視聴者も、まさかアニメで再登場し、しかもデュエルで使用されるとは思っていなかったであろう。


後年、アニメ遊☆戯☆王ヴレインズ」27話に登場。
島直樹 / ロンリーブレイヴが「ロンリーブレイヴvsハノイの騎士」で所持している。

初手で引いていたこのカードを、ハノイの騎士の発動した「手札断殺」で墓地に送っており、ハノイの方もこのカード墓地に存在する=自身の効果で蘇生できる前提で、その打点を上回るモンスターを召喚していた。
このため、直接フィールドに出ることこそなかったが、双方このカード墓地にあること前提で思考を組み立てていたため、双方を引き立てる役割を果たしていた。

とはいえ、ロンリーブレイヴ初心者のためか、特殊召喚効果内蔵ではあるが、このカードと先述の「狩人イエローバブーン」を3枚ずつ投入しているため、構築自体にも疑問が残る。
その結果起きてしまったことは……完璧な手札だ単語記事を参照。


裁定変更以前に発売されたゲームでは、旧裁定(ダメージステップ時発動可)で収録されている。旧裁定で収録されているゲームで新裁定以後の制限リストを適用した場合、旧裁定の状態で複数枚のこのカードを使用できる。
このような事情から、WCS2009の大会用制限リストでは、制限カード定されている。

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