志津屋とは、京都市内を中心にパン屋チェーン店を展開する製パン会社である。
京都市はそのイメージに反してパン消費量が多く、総務省の家計調査[1]ではパン消費量が神戸市に次いで全国2位(過去には1位になったこともある)となっており、お坊さんや舞妓はんに至るまで朝はパン派が大半を占める全国有数のパン大好き都市である[2]。そんな京都市内に多くの店を構える志津屋は京都市民にとって非常に馴染みの深いパン屋チェーンであり、「京都人のソウルフード」と称されることもある。
中でも丸いフランスパンにハムとオニオンスライスをサンドした看板商品の「カルネ」は人気が高く、全店で1日に5000~6000個が販売される。カルネについては船越英一郎が自著『船越英一郎の京都案内』で紹介しているほか、日本テレビ『秘密のケンミンSHOW』やテレビ朝日『SmaSTATION!!』などTVでも度々紹介されている。
創業は1948(昭和23)年で、70年余りの歴史を持つ老舗。河原町通六角下ルに創業者・堀信(ほり まこと)が個人経営でパン・洋菓子の委託加工取次店を開業したのが始まりで、社名は堀の妻である志津子の名前から採られている。
店舗は2019年6月現在、21店舗を展開。京阪くずは店(大阪府枚方市)以外は全て京都市内に展開しており、主要な駅の近くや駅構内、商業施設内に多く店を構えている。
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最終更新:2024/07/27(土) 15:00
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