日産・ジュークとは (ニッサンジュークとは) [単語記事]

日産・ジュークとは、日産自動車が2010年より製造・販売をしている小型 SUV 型の乗用車である。

概要

車名の由来は英語で「アメフトなどで軽快にかわす」という意味から。2009年にジュネーブのモーターショーで
コンセプトカーが発表され、2010年にフランスで先行発売をされてから、日本でも発売がされている。
その後は全世界で発売をされている。

ジュークの特徴といえば、その独特のスタイルである。内外装は日産のヨーロッパのデザインスタジオで提案をされ、一部の内装の機能性に関しては、日本で担当をしている。ボディは5ドアで、リアドアのノブは生活感が強くならないように、窓ガラス側に装着されている。

駆動方式はFFと4WDが基本で、エンジンも直4気筒で、日本仕様ではガソリンの1500ccとガソリンターボの1600ccが用意され、ターボ仕様はFFと4WDのいずれかの選択が可能となる。ヨーロッパ仕様はガソリンの1600ccとそのターボ付きと、1500ccのディーゼルターボエンジンも用意されている。アメリカ仕様はガソリンターボ仕様のみとなる。
なお、ヨーロッパでは日産本社から勝手に作成をしたホットモデル・ジュークRも存在をしている。GT-R用のV型6気筒3800 cc エンジンを搭載をしたモンスターマシンである。

なお日本ではかなりアクの強いデザインであるため、目標月間台数が1300台と控えめであるが、発売からわずか一ヶ月で一万台の売り上げを記録。その後販売台数のトップ20には必ず入ってくるほどの意外とヒットをしている車種でもある。

2010年発売。当初は1500ccのFF駆動のみであったが、後に1600ccのガソリンターボを追加し、ターボ仕様のみ4WDが選択可能。

2011年に特別仕様車を発売。

2012年に一部改良を行い、燃費向上と不評だったセンターコンソロール部分の仕様向上が行われる。またボディカラーにゴールドも追加される。またグレードの整理も行われる。

2013年にマイナーチェンジ。1500ｃｃ系に安全装備のVDCシステムを追加（1600ｃｃ系には当初から標準装備）と、アイドリングストップ機能が追加。アイドリングストップ機能により燃費向上が図られる。また、ＴＶＣＭにダーズ・ベイダーが起用される。

2014年 7月にマイナーチェンジ。外装のデザインを変更。より押し出しの強いデザインとなる。また、ボディカラーと内装色が90通りから選べるカスタム仕様を廉価グレードを除きほぼすべてのグレードで選択が可能となる。イメージカラーもレッドから、イエローに変更となった。同時に日産自動車創立80週年を記念をして、特別色仕様の限定色も追加がされる。