闇に月満ちる時、魔の囁きが聞こえ出す
死へと誘え!ダークシンクロ!出でよ、月影龍クイラ!
月影龍クイラとは、アニメ「遊☆戯☆王ファイブディーズ」に登場するモンスターカードである。
レクス・ゴドウィンが使用するダークシンクロモンスター。「太陽龍インティ」とは対になる関係である。
ダークシンクロ・効果モンスター
※公式サイト「デュエルワンポイントレッスン
星-6/闇属性/ドラゴン族/ATK 2500/DEF 2000
チューナー以外のモンスター1体-ダークチューナー
このカードを特殊召喚する為には、自分フィールド上に存在する
「DT(ダークチューナー)」と名のついたチューナーのレベルを、
それ以外の自分フィールド上に存在するモンスター1体のレベルから引き、
その数字がこのカードのレベルと等しくなければならない。
自分フィールド上に存在する「太陽龍インティ」が破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在するこのカードを特殊召喚する。
自分フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地に存在する「太陽龍インティ」1体を特殊召喚する。
このカードは自分のターンのエンドフェイズ時に破壊される。」Turn62による
月が沈めば陽が昇り、陽が沈めば月が昇るという大自然の摂理を表した効果となっている。
登場したのはVS遊星&ジャック&クロウ戦。
レベル2の「泣き神の石像」とレベル8となった「DT 黒の女神ウィタカ」を素材としてダークシンクロ召喚されたが、直後に自身の効果で破壊される。
その後、クロウによってインティが破壊されたことでこのカードがフィールド上に復活。さらにゴドウィンが赤き竜の力を手にして、このカードがシグナーの竜になるかと思ったがそんなことは無かった。
「マジック・ポール・ゴーレム」でスルーされ、「ジャンク・アーチャー」で一時的に除外され、と、ジャックも遊星もこのカードを相手にせず。次のゴドウィンのターンにはクロウのフライングデュエル「ライフ・エクスチェンジ」の効果で破壊され、再びインティを復活させた。
その後、ジャックがインティを破壊したことで再びクイラが復活。が、直後の遊星のターンに「ジャンク・アーチャー」の効果を受けそうになったために、ゴドウィンは「デストラクト・ポーション」でクイラを破壊しつつライフを回復し、インティを復活させた。
さらにしばらくして、遊星がインティを破壊したことでこのカードが復活しようとするが、ジャックがセットした「覇者の席巻」によって特殊召喚を封じられ、復活の連鎖が断ち切られた。
こう書くと復活と破壊しかしていないように見えるが、本当にそれしかないのである。それによって遊星たちを苦しめたわけであるから活躍していないということではないのだが、インティに比べて見せ場が少なかったような印象はある。
「クイラ」の名前の由来は、インカ神話の太陽神、インティの妻であり、月の女神の「ママ・キジャ(MaMa Quilla)」をローマ字読みしたものだと思われる。
また、キジャ(Quilla)はケチュア語で月を意味する。
「月影」は月の姿形や、月の光を表す。単に「太陽」としているインティと違いこのような名をつけられているのは、「太陽龍」に対して、「月龍」よりも「月影龍」の方が並べたときに対称な形になるからだろう。
海外版では単に「Moon Dragon Quilla」となっている。
「ABSOLUTE POWERFORCE」(2009年11月14日発売)でOCGに登場。
シンクロ・効果モンスター
※「ABSOLUTE POWERFORCE」収録のカード(ABPF-JP043)による
星6/闇属性/ドラゴン族/ATK 2500/DEF 2000
「スーパイ」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが攻撃対象に選択された時、
攻撃モンスターの攻撃力の半分だけ自分のライフポイントを回復する。
フィールド上に存在するこのカードが破壊された場合、
自分の墓地に存在する「太陽龍インティ」1体を特殊召喚する事ができる。
ほかのダークシンクロモンスター同様、通常のシンクロモンスターに変更されている。素材の要求もそれに伴い変更され、アニメでは存在しない「スーパイ」というOCGオリジナルのチューナーモンスターを必要とする。
また、自身を破壊する効果がなくなりオートでインティを呼びだすことはできなくなったが、その代わりにライフを回復する効果を得た。インティの効果の都合上、ライフが減りやすいので役に立つ。
インティが破壊されたときにクイラを特殊召喚する効果は、インティ側に若干弱体化されて搭載されている。
基本的にはインティと組み合わせて使われることとなる。
「スーパイ」のレベルは1なので、チューナー以外のモンスターにはレベル5を用意することになる。インティも同じくレベル5が必要なので共有できる。「太陽の神官」、「アポカクテイル」、「サイバー・ドラゴン」など、レベル5で扱いやすいモンスターを投入しよう。「簡易融合」や「強化蘇生」などで用意するのも1つの手である。
インティとクイラを両方呼び出すことに成功すれば、破壊されても即座にインティにつなげるようになり、除去は難しくなる。こちらにはインティのような破壊・ダメージといった効果は無いが、インティの効果の性質上、ライフが減りやすいのでそれを補える。
破壊しない除外などには弱いので「デストラクト・ポーション」で対策したいところ。
「ロスト・スター・ディセント」との相性はいい。このカードのインティを特殊召喚する効果は破壊された後に発動するので、「ロスト・スター・ディセント」に無効化されない。破壊以外で墓地に送られてしまった場合はこの方法で復活できる。また、「ロスト・スター・ディセント」で特殊召喚されたモンスターはレベルが1つ下がるので、インティのシンクロ素材に活用できたりもする。
タッグフォース5では、上記OCG版のものと同時に、ダークシンクロ仕様のこのカードが収録されている。
ダークシンクロ・効果モンスター
※「遊☆戯☆王5D's TAG FORCE 5」より
星6/闇属性/ドラゴン族/ATK 2500/DEF 2000
チューナー以外のモンスター1体-ダークチューナー
このカードはシンクロ素材とするチューナー以外のモンスター1体のレベルから
ダークチューナーのレベルを引き、その数値が-6に等しい場合のみシンクロ召喚する事ができる。
自分のエンドフェイズ時、このカードを破壊する。
フィールド上に存在するこのカードが破壊された場合、
自分の墓地に存在する「太陽龍インティ」1体を特殊召喚する事ができる。
レベルが負の数であると、「ダーク・ダイブ・ボンバー」でリリースした場合のダメージ量など、処理が面倒になることから、6に変更された。そのほかはアニメ版とおおむね同じだが、インティがOCG仕様で入っていることから、インティが破壊された時に自身を特殊召喚する効果は削除された。また、破壊されて墓地に送られなかった場合でも効果が発動できるので、その点ではアニメより若干強化された。
「DT 黒の女神ウィタカ」もしっかりと収録されているので、超官ごっこも可能。
自壊効果があるため、OCG版と違い、インティをオートで呼び出せるようになっている。だが、回復効果が削除されていることや、そもそも自壊効果も墓地にインティがいなければ無意味であることから、単体での使いにくさは増している。
なぜだ、ニコニコミュニティは、神たる我を選んだのではなかったのか!
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/05(金) 22:00
最終更新:2025/12/05(金) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。