簡易融合 単語


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インスタントフュージョン

3.3千文字の記事

簡易融合とは、遊戯王OCGで収録されているカードである。

概要

《簡易融合 / Instant Fusion
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:1000LPを払って発動できる。レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。

CYBER DARK IMPACT(サイバーダークインパクト)」で登場したレベル5以下の融合モンスターを特殊召喚する通常魔法
特殊召喚は融合召喚扱いなので、特殊召喚したモンスター墓地へ送られても死者蘇生等で特殊召喚できる。

現在環境ではシンクロ召喚エクシーズ召喚サポート、それも場に出しづらい「レベル5」のモンスターを確保する為に使われている。
レベル5融合モンスターには《音楽家帝王》《メカ・ザウルス》《炎の剣士》など、カードの大半がバニラだった第一世代で出されたどうしようもないステータスらが多く、当然とっくの昔に絶版になっている為、一時期これらのカードが高騰することになった。

その後、《重装機甲 パンツァードラゴン》《ペアサクロイド》など、このカードの存在を前提とした新しい融合モンスターも次々と登場。
そして遂にその極みとも言える《旧神ノーデン》というとんでもないカードが登場してしまった・・・(詳細は該当記事へ)

難点として1ターンに1枚しか発動できない事、裁定により「このモンスター融合召喚は上記のカードでしか行えない。」と記載されている融合モンスターは特殊召喚できない事が挙げられる。

カードイラストに描かれているのはカップラーメンである。
材をすぐに用意できることに因むと思われる。 
なお、このカードレベル5モンスターを召喚し、その後《ダーク・リゾネーター》を通常召喚することで、手札消費二枚で《レッド・デーモンズ・ドラゴン》を召喚できる。
レモン250円カップラーメンうっ頭が 

評価の変遷(?)

登場当初:ライフ1000も払って攻撃不可、しかも自壊とかwwwサイドラおkwwwwwwww



シンクロエクシーズ登場後:ライフ1000払えばシンクロエクシーズ素材を幅広く調達できるのか・・・初期の融合モンスターも活かせる良カードだな



旧神ノーデン登場後:ライフ1000払うだけでモンスター2体並べられるとかぶっ壊れだろ・・・おまけに先行1ターンキルまで

あまりにも環境で暴れすぎたので2015年1月リミットレギュレーション改訂で制限カード定された。なお、旧神ノーデンはお咎めなしである。自分のモンスターで正規融合してもうま味はあまりないし、もう一方のノーデンを出す手段だった《超融合》も制限カード行きになったためであろうか…
しかし2015年10月制限改訂では旧神ノーデンが禁止となり、簡易融合は制限になった。

その後

その後はペンデュラム召喚が前面に押し出され、このカード融合召喚メインテーマで採用される程度にとどまった。

だがは再び弾けた―LL(リリカル・ルスキニア)というテーマによって。

詳細は《The tyrant Neptune》(ネプチューン)の記事に記載されているが、要するに、

  1. 《LL-インディペンデントナイチンゲール》というレベル1の融合モンスターが登場。
    効果耐性とレベルによって攻撃力が上がる効果と、レベル×500バーンを扱える効果を持っていた。
  2. そしてThe tyrant Neptuneは、モンスターを1体以上リリースしてアドバンス召喚すると、そのモンスターの攻撃力・守備力・効果をコピーする効果を持っているレベル10のモンスターであった。
  3. この2枚が合わさった結果、簡易融合でナイチンゲールを呼び出しそれをThe tyrant Neptuneリリースして、攻撃力6000で他のカードの効果を受けず、毎ターン相手に5000バーンを与える怪物が誕生

なおコンマイはネプチューンの存在を忘れていたと思われる。慌ててこの2枚が邂逅した次のリミットレギュレーション禁止カードにぶち込んだあたりから伺える。

太字の条件の通りナイチンゲールは簡易融合で呼べてしまうので簡易融合とネプチューンをサーチする手段さえあればお手軽最強モンスター爆誕であった。
結果的にネプチューンのほうが禁止になったのもあり簡易融合は特に規制はなかった。

2020年1月、ヴレインズの放送終了から3ヵ後に遊戯王カードゲームルール改正がなされ、リンク召喚リンク先にしかEXデッキモンスターメインモンスターゾーンに特殊召喚できないという制限が撤されたのに伴い、簡易融合は制限カードとなった。以後2022年1月現在制限カードのままでとどまっている。

2022年5月から12月にかけて、ティアラメンツが【イシズティアラメンツ】や【クシャトリラティアラメンツ】として環境トップに立っていた。ティアラメンツは1枚1枚の性が強力だが、レベル5の《ティアラメンツ・キトカロス》を特殊召喚するためにこのカードが採用されていた。結果、2023年1月リミットレギュレーション改訂でキトカロス禁止カードとなった。

遊戯王マスターデュエルにおいて

遊戯王マスターデュエルでは2022年末頃に前述のナイチンゲールと《覇王スターヴ・ヴェノム》を用いたワンキルが横行していたが、2023年1月スターヴ・ヴェノムが制限カードとなることで事なきを得た。
しかし、2023年4月ティアラメンツが登場してから次の改訂(5月1日)で簡易融合が禁止カード定された。環境ティアラメンツ一強とはいえ、事前規制有かつパック販売中のティアラメンツ(とイシズ)本体に手を加えないようにした結果だろう。

また、OCGでは現状採用も多くなく、制限で済んでいるが、レベル5以下の融合モンスターがサーチ効果を有しているだけでもこのカードが初動札になり得る上、《沼地のドロゴン》を出しておくと《無限泡影》等の対を取る効果に対するケアになるなど、カードプール上の問題も大きいと考えられる。

余談

実はインスタント・フュージョンというカード名はこれが初出ではなく、遊戯王GXで十代が使用した《融合》がインスタント・フュージョンと呼ばれたカード名の初出である。こちらもOCG化している。
アニメでこの融合が出た後にパックで簡易融合が登場し、アニメでも読み普通に「しゅんかんゆうごう」に改められた。

融合

速攻魔法

(1):自分フィールドから融合モンスターカードによって決められた素材墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
この効果で融合召喚したモンスターエンドフェイズに破壊される。

フィールド上でしか融合素材定できないという制限と自壊は痛いものの、速攻魔法故に追撃の一手に使うことも可である。

また、簡易融合が制限行きになった約1年後にこんなカードも登場している。

簡素融合(レトルトフュージョン)

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1000LPを払って発動できる。
効果モンスターを除くレベル6以下融合モンスターエクストラデッキから融合召喚扱いで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。

簡易融合と簡素融合の関係はレスキューキャットレスキューラビットの関係に似ており、簡素融合は簡易融合とは違い効果モンスターは呼べない代わりに呼び出せるレベルが1つ上まで定できる以外は全て簡易融合と同じ仕様である。

ちなみに簡易融合がカップ麺が描かれているのに対して、簡素融合レトルトカレーが描かれておりインスタント食品繋がりとなっている。

更に言えばそのレトルトカレーに描かれているのはかつてLv6以下の融合モンスター1000LPで呼び出していた魔導サイエンティストその人である。

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