柱の男とは、ジョジョの奇妙な冒険に登場する謎の生命体である。
第二部「戦闘潮流」に登場する生物界の頂点に立つ生物。「闇の一族」とも呼ばれているが、作中で初登場したのは柱と一体化して眠る姿だったので便宜上こう呼ばれている。
その正体は人類とは異なる進化の過程で生まれた生物で、他の生物のエネルギーを吸い取ることで何万年も生きながらえる食物連鎖の頂点に立つ存在。
個体ごとに違った角や触角が頭部にある以外は人間と変わらない姿だが、骨格をバラバラにして狭い隙間に入り込んだり、頭部をゴムのように形を変えたりとその身体能力は常識を超えている。
その超越した身体能力を極めることで、独自の戦闘技術「流法(モード)」を編み出す者もいる。
また、全身の細胞が消化器であり、他の生物が触れればその部分から一体化して柱の男に食われてしまう。
知能は高く、人間の言語を瞬時に理解して使いこなし、見たことのない銃を瞬時に分解できるほど。
永遠の命を生きられるためか、二千年周期で石の柱や壁と一体化して眠らなければならない。
弱点は太陽の光(紫外線)かそれと同じエネルギーを持つ波紋エネルギーだが、太陽の光をただ浴びただけでは石化するだけで死ぬことはなく、強い波紋エネルギーを浴びせなければ蒸発して死滅することはない。
全ての点において、石仮面で生まれた吸血鬼の上位にあたる存在であり、柱の男にとって吸血鬼は食糧に過ぎない。
約1万年前、当時の原始人には神や悪魔として恐れられていた柱の男たちは、太陽の光を避けて地底に住み、むやみに他の生命を奪わず静かに過ごしていた。その頃は女性もいたが、繁殖力はとても低かった。
だが柱の男の一人・カーズが石仮面を発明し、太陽の光を克服しようとした。一族はさらに他の生命を奪う石仮面を危険と感じ、カーズを殺そうとしたが逆に皆殺しにされてしまった。
その後カーズは仲間のエシディシと事情を知らない赤子(ワムウとサンタナ)を連れて旅立ち、2千年周期の眠りと石仮面の人体実験を繰り返し、自分たちが太陽を克服できる石仮面の研究を続けた。
そしてついにエイジャの赤石の力を利用するという結論に至り、エシディシとワムウを引き連れて海を渡り、ローマ皇帝が持っていたスーパー・エイジャを狙った。
それを阻止するため波紋使いが立ち向かうも全滅。カーズ達も休眠期に入ってしまい再び二千年の眠りにつく。
そして1938年、イタリアのコロッセオ地下で眠るカーズ、エシディシ、ワムウの3人とメキシコの遺跡で眠るサンタナが目覚めようとする。
石仮面の謎を追い求めたツェペリ家、スピードワゴン財団、ナチスらは人類の脅威となる柱の男を倒すべく立ち上がり、先祖から続く石仮面の因縁にジョセフ・ジョースターも巻き込まれていく。
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最終更新:2024/11/24(日) 10:00
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