水の踊り子

水の踊り子とは、遊戯王OCGに存在するカードである。
初登場は遊戯王OCGレギュラーパックVol.4。

概要

種類	通常モンスター
基本情報	星4/水属性/水族/ATK 1400/DEF 1200
テキスト	かめから次々とあふれでる水を、竜に変えて攻撃してくる。

単なるカードのステータスだけを記せばご覧のとおり何の変哲もないただの通常モンスター。
別にずば抜けて攻守が強いカードであるわけでもない。

このカードが出たのは遊戯王OCG第１期、まさに最初期のカード。通常ならば多くの通常モンスターらと同様、時代とともに忘れ去られるだけの存在である。
事実、このカードは2002年8月22日に発売された「DUELIST LEGACY Volume.2」を最後に絶版となっており、新規デュエリストならばこのカードの存在を知らぬ者も多いだろう。

しかし、このカードは第１期からプレイしていた古参デュエリストや元デュエリストらにとってはおそらく忘れたくても忘れられないカードの１つである。

注目すべきはそのイラスト。
なんと、全裸の女性がアップで描かれているのである。 （詳しくは関連商品を参照）
遊戯王OCGの対象年齢は12歳以上。通常ならば中学生以上向けに作られている物であり、むしろアニメの影響もあって小学生のデュエリストも数多い。
その対象年齢を明らか軽く無視したかのような仰天のイラストに心奪われたデュエリストらは数知れないだろう。
人型かつ女性的なモンスターは遊戯王OCGにも数多く存在し、性欲を駆り立てられるようなイラストが描かれているカードも決して少なくはないのだが、ここまであからさまなダイレクトアタックを仕掛けてくるカードはさすがに他に類を見ない。しかも肌の色も普通の人間とほぼ同じ色で描かれているため、モンスターにも決して見えない普通の人間の女性である。

そしてその人間の女性が全裸でアップで描かれているのである（大事なことなので2回言いました）。

海外版では過激な性的描写は規制される傾向にあり、例えば女性モンスターのバストが減少したり、服装の布地が追加されて肌が露出している部分が減っているなどの修正が施されている。
このカードもその例に漏れず、鱗で覆われたレオタードのような物を着ている。

アニメやゲームにおいて

さすがにこんなモンスター、子供向けのアニメには登場しないだろう、と思いきやばっちし登場してました。
遊戯王デュエルモンスターズ第53話にて登場。「遊戯vsステップ・ジョニー」のデュエルである（ジョニーって誰だよっていう人は関連動画を）。
手に持っている水瓶で上半身を、髪の毛で下半身を隠すという余計に性欲を駆り立てられかねない姿で登場。 おいおい、いいのかよこんなの・・・。なお、そのデュエルではカース・オブ・ドラゴンによって火葬撃破されている。なんてことを！
その後のシリーズでも何度かチョイ役で登場しているが、モブキャラ扱いなのでほぼ一瞬しか映っていない。

さらに問題になりかねないのがPS版ゲーム「遊戯王真デュエルモンスターズ 封印されし記憶」である。
このゲームは、収録された全モンスターがポリゴンで表現されるという、プレイステーションのスペックを生かした革新的なシステムがあった。
もちろんこのカードもポリゴンによる立体像が用意されているため、このカードがどうなるか注目した人も多いはず。

いざ、このカードの入手に成功し、その姿を拝んだその出で立ちは・・・・・・
一言で表すならばメタリックなマネキンであった（筆者が見たままを表現したらこうなる）。
畜生、とかいう以前にぶっちゃけホラーです。本当にあり（ry。

実はこのカードはゲームボーイ用ソフト「遊戯王デュエルモンスターズ」のゲームオリジナルカードだった。同作で初登場した水の踊り子は下半身が水色の布で覆われていて、(OCG版のイラストと比べると)流石に露出度は低い。それでも子供向けゲームのキャラながら露出度が異常に高いのだが… むしろ、OCG化の際に「どうしてこうなった・・・」としか言いようが無い。

類似カード（イラスト的、もとい性的な意味で）

このカードのように性的なイラスト描かれているカードもいくつかあり、その一部を紹介する。

泉の妖精

星４/水属性/水族/ATK 1600/DEF 1100

というステータスの通常モンスター。

このモンスターは水の踊り子の色違いモンスターである。もちろん全裸。ステータスで言えばこちらのほうが強いが、どっちにしても現在の環境で使われるモンスターではないので目にする機会はそうそうないだろう。
水の踊り子と違ってこちらは胸元を水瓶で隠しているが、それよりも気になるのはこのカードは肌の色が濃い緑色をしており、あからさまにモンスター的な雰囲気を出している点である。これで欲情する人もいるのかもしれないが。
海外版では服を着せられている。
また、こちらの方もゲームボーイカラー専用ソフト「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」での初出時では、水の踊り子同様に下半身が緑色の布に覆われている。それでも(以下略

妖精の贈りもの

星４/光属性/魔法使い族/ATK 1400/DEF 1000

というステータスの通常モンスター。
限定パックでしか手に入らない上に再販されていないため、現在での入手は非常に困難なカードの一つである。

こちらは蝶の羽が生えた、これまた全裸の女性が描かれている。
しかし水の踊り子よりも引きのイラストで描かれており、また妖精であるためか体色が緑色になっている。
海外版では服を着せられている。

魂の解放

「自分または相手の墓地から合計５枚までのカードを除外する」という効果を持つ通常魔法カード。

こちらは虹色に輝く女性の姿が描かれている。んでもってやっぱり全裸である。
色が妖精の贈りもの以上に分かりづらいので一見あまり過激に見えないのだが、よく見ると乳首が描かれている。ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ。
海外版では布を纏っている。

アクアの合唱

「同名モンスターが複数フィールドに存在する場合、それらの攻撃力を500ポイントアップさせる」という効果の永続罠カード。

こちらは人間と同じ体色だが、ノースリーブの服を着ている。
大丈夫じゃん、と思ったら実は服が透けてて乳首が見えている。おいおい、いいぞもっとやれいい加減にしろ！
よく見ないとわからないせいか、海外版のスタッフも見落としてたらしく、こちらはなんと修正されてない。大丈夫だったのだろうか・・・。

関連動画

関連商品

関連項目

• 遊戯王OCG
• KONAMI
• 公式が病気
• 全裸