煉獄竜ボーテックス・ドラゴニュートとは (レンゴクリュウボーテックスドラゴニュートとは) [単語記事]

渦巻く炎で破滅を導け！　ライド！

煉獄竜　ボーテックス・ドラゴニュート！

煉獄竜ボーテックス・ドラゴニュートとは、「カードファイト!!ヴァンガード」に登場するユニット（カード）である。

スペック

ノーマルユニット
クラン：かげろう　種族：フレイムドラゴン
グレード：3　パワー：11000　クリティカル：1　シールド：なし
能力：起【V】：【双闘 20000】「煉獄竜　ワールウインド・ドラゴン」（相手ヴァンガードがグレード3以上なら、このユニットは1度だけドロップゾーンから4枚山札に戻し、山札か指定カードを探し、双闘できる）
起【V】：[CB(2),あなたの手札から（V）にいるユニットと同名のカードを1枚選び、捨てる]このユニットが【双闘】しているなら、相手のグレード2以下のリアガードを2枚まで選び、退却させる。さらに、相手のダメージゾーンが4枚以下なら、相手のヴァンガードを1枚選び、1ダメージ与え、そのダメージチェック中、トリガーの効果をすべて無効にする。そのターン中、この能力は使えなくなる。
自【V】：あなたのメインフェイズ中、相手のリアガードがドロップゾーンに置かれた時、そのターン中、このユニットのパワー＋3000。

帝国二大柱軍の片翼、“かげろう”に属する先遣隊隊長「ボーテックス・ドラゴン」の新たな姿。戦いの中で形態進化を繰り返し、彼が辿りついた究極の戦闘形態こそが、この「ドラゴニュート」だった。逆巻く炎を吐き散らし、炎竜はただひたすらに待ち続ける。偉大なる指揮官の号令を。

帝国二大柱軍の片翼“かげろう”の特殊部隊《煉獄》、先遣隊隊長を務める「ボーテックス・ドラゴン」が形態進化の果てにたどり着いた究極の戦闘形態。指揮官「ドラゴニック・オーバーロード」の突撃指令が全軍に下ると同時に、彼は歓喜の雄叫びと共に上空に飛び立った。降下中だった《星輝兵》を幾百も巻き込み、ただ翔ける。先遣隊長として、大君主の露払いを――《煉獄》の誇りと忠誠を胸に抱き、渦巻く炎の巨竜は、悠然と佇む黒輪の群れに風穴を穿った。

ともに月刊ブシロードより引用

「戦場を奔れ煉獄の業火、バーニング・パガトリー！」（RRR版）
「煉獄の竜は、最期の反撃すら許さない。」（SP版）
「煉獄の業火は、天界の理すらも焼き尽くす。」（レギオンレア版）

概要

ブースターパック第17弾「煉獄焔舞」に収録されたグレード3のかげろう。また、アニメ第四期である「レギオンメイト編」で、櫂トシキが使用する新たな切り札である。レギオンメイトは「煉獄」の名称を持つヴァンガードがいれば、単体でパワー 12000のアタックができる「煉獄竜　ワールウインドドラゴン」。

手札1枚の消費で、相手のグレード2以下のリアガードを2枚退却させつつ、ガード不可かつトリガー無効のダメージを与え、ブーストなしでパワー 26000にまで到達するという強力なユニット。能力によって相手にダメージを与えるカードは、「撃退者　ドラグルーラー・ファントム」に続いて2種目となる（後に3種目の「閃火の聖騎士サムイル」も登場）。
こちらは同名カードの確保が少々困難であり、1ターンに1度きりの制限もあるため、ドラグルーラーのように一気に相手を5ダメージまで追い込んで勝負を決めに行くのは難しい（こちらはヒールトリガーやドロートリガーも無効にするため場合にもよる）。ターンをまたいで能力を使用していき、アドバンテージとダメージレースで差をつけていくといい。

アニメでは第21話（通算第184話）のオリビエ・ガイヤール戦にて初登場。続く第22話にて双闘し、自身の能力「トリニティ・クリムゾン・フレイム」を発動することに成功。

「渦巻く煉獄の炎で、荒ぶる魂を焼き払え！　トリニティ・クリムゾン・フレイム！」

そのままガイヤールのリアガードを「ワン！　ツー！」の掛け声で順番に退却させ、満面の笑顔悪い顔で人を指差しながら、ガイヤールのヴァンガード、「青き炎の解放者　プロミネンスコア」をも焼き払い、ダメージを与えた。なお、この時ファイト構成ミスで本来退却できないグレード３のユニットを退却させている。

「そして3つ目の炎、クリムゾン・フレイム！」やだ・・・かっこいい・・・

レギオンメイト編で丸くなっていた櫂君の久々の本領発揮に、多くの視聴者が「俺達の櫂君が帰ってきた」と狂喜乱舞したとかしていないとか。悪役にしか見えない櫂君のとばっちりで、このカードが邪悪なる敵だの悪しき竜だの言われてる気がしないでもないが。
その後、再び能力を発動。ガイヤールのヒールトリガーを焼き尽くし、そのまま自身のアタックでフィニッシャーとなった。

「ボーテックス・ドラゴン」の名を受け継ぎ、「アンバー・ドラゴン“蝕”」と同じく2体の退却を行え、「ブレイジングフレア・ドラゴン」と同等のパワーアップ能力を持ち、「超越龍　ドラゴニック・ヌーベルバーグ」と酷似したトリガー無効を備えた「煉獄竜　ボーテックス・ドラゴニュート」
かつて櫂君が使用してきた切り札達を彷彿とさせるこのカードは、まさにThis is THE 櫂トシキと呼称するに相応しいカードと言えるだろう。
だが、ユニット設定にもある通り、櫂にはこのカード以外にもまだ奥の手を隠し持っており・・・。