田原本町

田原本町とは、奈良県磯城郡の南端に位置する町である。

弥生文化の発信基地　自然と歴史・文化が育む新しい生活拠点たわらもと

田原本町 たわらもとちょう
基本情報
国	日本
地方	近畿地方
町役場所在地	奈良県磯城郡田原本町890-1
市町村コード	29363-6
面積	21.09km2
総人口	30,792人 （推計人口、2024年12月1日）
人口密度	1,460人/km²
隣接自治体	奈良県 天理市、桜井市、橿原市、磯城郡三宅町、北葛城郡広陵町
町の木	イチイガシ
町の花	スイセン
町の歌	--
行政区画テンプレート

奈良盆地の中央部にある田園都市。

1956年（昭和31年）9月30日、田原本町、多村、川東村、平野村及び都村が合併して、現在の田原本町が発足した。

町の東部を大和川、中央部を寺川、西部を飛鳥川、曽我川がそれぞれ北流する。

盆地のため夏は暑く冬は寒い。雨は周囲と比べて少なめ。

町の中央部に近鉄橿原線や田原本線が走り、電車で50分ほどで大阪市中心部へ行けるため、昭和40年代頃からベッドタウンとして発展した。

かつては水陸の交通の要所で、弥生時代の代表的な集落遺跡である唐古・鍵遺跡や黒田大塚古墳など多くの遺跡が残っており、大和の中でも最もはやく開けた場所であったことが分かっている。

江戸時代には陣屋町として栄え、「大和の大阪」と呼ばれるほど商業が盛んだった。

農業ではコメ作りが盛んなほか、伝統野菜の味間いもやナス、ホウレンソウなどが育てられている。古都華という奈良県でしか生産していないブランドイチゴも有名。

唐古・鍵遺跡史跡公園は42万㎡におよぶ弥生時代の巨大な環濠集落跡の一部を史跡公園として利用したもの。遺構展示情報館では勾玉づくりが可能。

蒸し寿司が代表的郷土料理。

著名な出身者は世界初の缶コーヒー考案者でありUCC上島珈琲の創業者である上島忠雄など。

関連動画

関連リンク

• 田原本町公式ホームページ

関連項目

• 日本の市町村の一覧