1956年2月11日、高市郡八木町・今井町・畝傍町・真菅村・鴨公村・磯城郡耳成村が合併して発足し、その後1956年7月3日に高市郡金橋村・新沢村を、1956年9月30日に桜井市の一部を、1957年7月1日に大和高田市の一部と磯城郡田原本町を編入していった。
近鉄橿原線や近鉄大阪線が交差する位置にあり、大阪や京都、名古屋へのアクセスが良好。
十分な商業施設がありつつ、住宅街は落ち着いた雰囲気が漂い、とても過ごしやすい。
山程の遺跡が地中に埋まっているため、京奈自動車道の開通が難航している。
奈良盆地の南部に位置し、市内はほとんどが平坦地だが、市街地から大和三山の畝傍山、耳成山、天香久山が一望でき、国定公園の一つとなっている。
今井町は、1532年から1555年までの天文の時代に本願寺の一向宗である今井兵部が開いた、称念寺を中心につくられた寺内町で、東西600m、南北310mの周囲に堀や壁をめぐらせた自治都市として栄えた。織田信長と一向宗徒との争いでも損害を出さず、それ以後商業の町として繁栄。今現在伝統的建造物群保存地区に指定されており、高木家住宅や今西家住宅、豊田家住宅など約700戸のうち重要文化財9棟を含めじつに7割近くの民家が江戸時代の様式を保っており、江戸時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえる。今井町並み散歩という、江戸時代の人に扮して町を練り歩いたり、当時開かれていた店を再現するイベントも開催される。
2022年7月に起きた山上徹也による銃撃事件で重傷を負った、元首相である自民党の安倍晋三が運ばれた病院があることでも知られる。
神武天皇を祀ってある、広い敷地に悠然と佇んでいる歴史ある皇室ゆかりの神宮。
広大な境内は荘厳な雰囲気が漂い、ボランティアの練度が高く、その説明の分かりやすさもあって日本書紀の世界に浸れる。
正面横にはその年の干支の巨大な絵馬が飾ってあり、フォトスポットになっている。
公的な埋蔵文化財研究機関として古い歴史を持つ県立の埋蔵文化財調査研究機関・奈良県立橿原考古学研究所の附属博物館。略称、橿考研博物館。
土偶や埴輪をはじめとする、他の博物館なら目玉の展示品になるような貴重な出土品が所狭しと展示されている。
日本初の本格的な都とされる藤原京の中心施設である藤原宮の宮跡。
三つのゾーンが設けられており、菜の花やコスモス、朝顔、ハスをはじめとした四季折々の美しい花々が見られる花畑が整備されている。
また、大和三山の眺望スポットでもあり、ここから見る朝焼けと夕焼けは、一生網膜に焼き付いて離れないだろう。
詳しくは藤原宮跡を参照。
大和三山の耳成山と畝傍山のほぼ中央に位置する、高野山真言宗の寺院。
10月中旬から11月下旬が見頃となるイングリッシュローズが境内に所狭しと植えられており、「花まんだらの寺」という異名を取る。
春と秋には「バラまつり」が、夏には「風鈴まつり」が開催される。
このおふさ観音、大和三山、上記藤原宮跡は日本遺産に登録されている。
また、近隣の水路で捕獲された巨大なオオサンショウウオが玄関ホールの水槽に展示されている。
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最終更新:2024/11/08(金) 20:00
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