空戦魔導士候補生の教官とは (クウセンマドウシコウホセイノキョウカンとは) [単語記事]

空戦魔導士候補生の教官とは、諸星悠によるライトノベル作品である。

概要

富士見ファンタジア文庫から2013年 7月から2017年 7月にかけて刊行された。単行本は全14巻+電子書籍限定版1巻。

漫画および、ドラマCDが展開されており、2015年 7月からはテレビアニメも放送された。
テレビアニメに関しては2週遅れでネット配信もされており、Gyao、バンダイチャンネル、niconicoで公開されている。これについて、Gyaoのみが無料配信を行っていた。

「呪力」を行使し地上を蹂躙する魔甲蟲と、「魔力」を備える「ウィザード」がせめぎ合う世界。人々は拠点を浮遊都市に移し、魔甲蟲に対抗する戦力「空戦魔導師」を学園で育成していった。

学園に在籍する空戦魔導師のエース「カナタ・エイジ」は、ある日その実力に反するように自ら雑用を主体に活動していったため嫌悪されていた。その様子を知っていた同僚により、模擬選も碌にこなせない落ちこぼれ部隊「E601小隊」の小隊長を担当させられることになった。

要は、早い話が「エース級の主人公がとある事情で弱体化・あるいは通常戦闘不可化し、その代替としてその時点で性格的な問題でレベルが低く一癖二癖もあるパーティメンバーを育成する物語」のジャンルの一つである。

2015年 7月より同年9月までTOKYO MXほかにて放送された。全12話＋未放映1話。アニメーション制作はディオメディアが担当。