紅瀬桐葉とは (クゼキリハとは) [単語記事]

紅瀬桐葉とは、FORTUNE ARTERIALに登場するキャラクターである。声優はPC版は楠鈴音。アニメ版は鳴海エリカ。

概要

主人公・支倉孝平のクラスメート。PC版では主人公の後ろの席だが、アニメ版では主人公の前の席となっている。教室では常に一人で過ごしているが、それを寂しがっている様子はない。たまに主人公が話しかけても、必要最低限の返事ですまされてしまう。容姿・プロポーション共に抜群。特にスタイルは全ヒロイン中トップクラスである。
興味があることにしか労力を割かず、つまらないと思った教科はいつでも赤点ギリギリ。ただし数学系科目では驚異的な能力を発揮し、常に学年1位。総合成績トップの瑛里華にとっては目の上のタンコブ。本人はまったく気にしていないようだが。よく黒猫と一緒におり、動物好きでもする。
クールな性格ではあるが、時にはきつい冗談を言ったりして周囲の空気を凍らせたりすることも。そして、かなりの負けず嫌いでもある。その為か、小説版ではバスケの勝負を挑まれて受けて立った事も。
機械の扱いが非常に苦手。と言うか機械オンチである。パソコンも触った事が無い。ちなみに計算速度は機械に追い付くほどである。
そして辛党。極度の辛党。味オンチでは？と思えるほどの辛党である。そんな彼女の作る料理は辛いと言うよりも痛いと言うレベルである。
また、おばあちゃんの知恵袋的知識を保有している。が、彼女自身としては当然と思っているので無闇に弄ってはいけない。他には達筆で、祖父母の書く様な字で書いたり、旧漢字を使ったりしている。
瑛里華からはミドルネームに「遅刻魔」と付けられるくらいの遅刻とサボりの常習犯。また、彼女は夕日の見える丘に居る事が多い。
アニメ5話では、三つ編み姿を見せたと思ったら猫耳メイドまで披露する。監督ｇｊ。
人気投票では第3位にランクインする。

余談ではあるが、ジャスミンの香りがするらしい。

以下、ネタバレ事項。閲覧注意

桐葉は元々はFAの舞台となる珠津島に住んでいた村娘である。ただし、それは約250年前のことであるが。
何故桐葉が10台後半の姿のままで生きているのかと言えば、それが眷属の特徴だからである。
眷属とは、吸血鬼の血を飲んだ人間のことである。
特徴としてはまず身体能力が高いこと（吸血鬼ほどでは無いが）、傷が付いても直ぐに直ること（ただし、大事な場所は例外である）、味覚が鈍いこと（桐葉が極度の辛い物好きなのはこれが原因。とは言っても味が濃ければ何でも美味しいので元々好きだったようであるが）、周期的にどうしても眠くなること（桐葉が授業をサボりがちなのはこれが原因）
見た目の年齢が精神年齢と同じになることである（これは吸血鬼も一緒）
これについては当人曰く「自分が思った年齢がそのまま実年齢となる」と言っている。ある意味、永遠の18歳である（ただし成長そのものは一方通行であり、若返ることは出来ない。
最後に主人の命令は絶対であること。これは主人の命令解除でもされない限りほぼ永遠と続く。そして桐葉はずっと「主人を探す」と言う命令を受け、延々と鬼ごっこをして250年間過ごして来た（主人のセリフを聞くに、どうやら島の外に放り出され、主人の気配がする方へと流れて行ったらしい……アニメやルートによっては2人が対面した際、直ぐに引っ叩いているがそれも当然だろう）
主人の名は千堂伽耶。250年も前から続く腐れ縁である。彼女は大の親友である伽耶と共に歩む為に眷属となった（この件に付いてはドラマCD等を聞いてほしい）