赤陽変態サンアカサン(アカサンヘンタイサンアカサン)とは、2009年4月までテレビ新日暮里系列・金曜32:00~32:30枠にて全52話が放送された、東芸性作の本格的特撮テレビシリーズ「スーパー変態シリーズ」第11作目である。
新日暮里征服を企んだゲイダー一物は○ンリキ魔王の反乱とセイシマンとの試合により倒され、平和なゲイパレスが戻ってきた。
だが、その平和は長く続かなかった。極部に本拠を置くノンケ帝国ブラックマラが、ゲイダーのバイビアン大王を擁し、新日暮里の大痴にあるという隆起エネルギーを狙って新日暮里へのfuck活動を開始した。
これに対抗して、新日暮里農林水産省は森の妖精の選抜による精♂鋭部隊の結成を決定。穴島羅大棒郎が率いる彼らこそが「赤陽変態サンアカサン」である。太陽の神「赤さん」の力を得たサンアカサンは華麗なケダモノアクションと巨大兄貴サンアカサンアニキでブラックマラと戦うのである。
本作が企画されて最初に決定されたテーマが「赤さん賛歌」である。メディアに常につきまとう「規制」から歪みねぇ映像を守り、またその優しい微笑みと外道な毒舌でメディア監察官の荒んだ心をも癒したという赤さん。「そんな赤さんを労い、感謝の心を伝えることはできないか」という当時駆け出しのライターであった鎌田の意向がスタッフ全員の共感を呼び、本作のメインテーマとして決定した。
「赤さん教」と揶揄されたこともあったことからわかるように、本作の随所で「太陽」=「赤さん」を賛美する台詞が随所に盛り込まれ、結果的には「自然への感謝」と「文明社会への警鐘」というテーマも内包する形となり、哲学的かつ情操教育にもよい効果をもたらしたと言える。 (GTAからも「息子に見せたい番組ランキング」堂々の第1位で表彰されている)
だが、本来の「(いかんいかん、危ない危ない)危ないところで規制に引っかからないようにファインプレーする」仕事は賛美するあまり「炎」や「アウトカウンター」「煙」などで代用されてしまい、赤さんの出番はかなり少なくなってしまった。「本来の仕事が全くできなかった。てめぇらニコ廚を見なくてせいせいするがな!(まさに外道)」 と外道ながら若干寂しそうな赤さんのコメントも残されている。もっとも今回のメインキャスト4人は(後半から演じた鎌田を含め)シリーズのなかでも濃すぎるキャラであるため、かえって局部を晒す機会が少なくなってしまったのも一因としてある。
本作は変態のメンバーがシリーズ史上初の3人になっている。(本作以前にも「汁拳戦隊ゲイレンジャアッー」や「変人変態ゲイオンジャアッー」の例があるものの、追加メンバーがないのは本作のみである。)より「三信」を強調したいという意向で設定されたという。
結果的にはサシで戦うことが多いため作劇上では大きな影響は及ばさなかったものの、尻ーズファンからは「尻ーズおなじみの乱交はどうするのか」などの戸惑いの声も多かった。
また、前作「性子変態セイシマン」から、あまりの人気によりバイビアン大王が再登場することが決定していたが、「ビリー氏は主役」というテレビ新日暮里の意向により、現場サイドの反対を押し切って兄貴はアカイーグッ/大勃龍助平を艶じることとなり、バイビアン大王は「パワーアップした第二形態」としてキング石井が引き継ぐこととなった。
ただ、このバイビアン大王の交代劇にも「どういうことなの・・・」戸惑いの声は多く寄せられ、視聴者はもとよりタイアップメディアまでも混乱する事態に陥ってしまった。この事態を重く見た上層部は現場に非礼を詫びビリー氏に戻すことを決定、「本来の姿を取り戻した大王」として復活。結果シリーズ内でも例のない「主役・レッドの交代」と「(作劇上は別人という扱いながら)戦隊メンバーの悪役化」をすることとなる。これに伴い、アカイーグッは二代目/飛和井高幸として(なぜかサブライターを努めていた)鎌田が引き継ぎ、キング石井も「ゲイバーオナハウス」の見習いコックス/犯沢里助平八として再度キャストされた。
この交代劇によりさらなる混乱が懸念されたが、悪役でも冴える兄貴の歪みねぇ演技、石井のあまりにもすけべぇな哲学シーンはホイホイ受け入れられ、かなり好評を得た。
また最重要人物であるレッド/アカイーグッの交代も好意的に受け入れられた。それまでは濃すぎるメンバーで強いながらも性格的にも強すぎて作劇上かなりバランスが悪かったが、「リーダーのはずなのにいじられ舐められ散々なレッド」という本来ならヒーローとして成立しないキャラクターのはずであったが、濃すぎるメンバーのなかに新風を吹き込むことに成功し、結果的に戦力としてのバランスが良くなり、中盤以降物語のうえでも盛り上げることに大きく貢献できたと言える。
後にGAYNAXのメンバーが学生時代にSFイベント「HATTEN3」で発表した「藝國変態新日暮里」のOPは、本作の替え歌である。当時のメディアの性描写を揶揄すると解釈することもできるかなり際どい歌詞ではあるが、未だに変態ファンは本作の主題歌を歌っているつもりが「新日暮里」になってしまうこともあるらしい。(なお、「藝國変態新日暮里」の設定などのフォーマットは「大変態工業ファイブ」からの要素が強く、本作とは関連が薄い)
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掲示板
1 ななしのよっしん
2009/04/23(木) 22:17:40 ID: 1vkkAqFQzY
おお、すゲイ記事だwww
欲を言うならリッカー山野の項目もお願いします。
ありそうでなかったので・・・
2 ななしのよっしん
2009/05/09(土) 08:30:38 ID: 1vkkAqFQzY
性子変態セイシマンの記事に詳細を記入しときました
誤字脱字は見逃してください
3 ななしのよっしん
2011/03/08(火) 18:44:57 ID: JsU3gS2B2r
OP歌詞
赤陽変態サンアカサン
作詞 木吉カズヤ
作曲 歪音 ネナ
歌 城之内 悠二
ほもろぎ'810
(モロムビアレコード)
ウッ
赤さんがもしも無かったら
動画はたちまち削られる
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
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最終更新:2025/12/08(月) 09:00
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