最初からネタバレ解放で行くぞ! アニメを最後まで見てない奴は入園料を出し惜しむな! |
野生解放とは、メディアミックスプロジェクト「けものフレンズ」に登場する、アニマルガールが強化されるシステムまたは概念である。「野性解放」(動物戦隊ジュウオウジャーなどで使われている)とは異なるので注意。
アニマルガールの中には家畜のフレンズもいるが、大半が野生動物が元となっている。そんなけものに秘められた力を解き放つという意味で「野生解放」という言葉が作られたのかもしれない。基本的に野生解放したフレンズは強くなるのだが、その具体的な内容は媒体によって異なる。
ネクソン配信のアプリ版けものフレンズでは、野生解放はフレンズの最大レベルを 5Lv 上昇させるシステムだった。野生解放する方法としては
が存在した。ちなみに野生解放のアイテムには「秘めた野性を解き放つ秘密の小瓶」という説明がついている。
この言葉がアニメで初めて登場したのは11話「せるりあん」。超巨大セルリアンを前にしてヒグマがキンシコウとリカオンに「最初から野生解放で行くぞ!出し惜しむな!」と呼びかけ、目を光らせ武器からサンドスターのようなエフェクトを出しながら戦った。この台詞とエフェクトから、「何か」を消耗しながら一時的に戦闘能力を高めるのが野生解放であろうと考えられる。その「何か」は12.1話「ばすてき」での台詞からサンドスターのことではないかと推測されるが、劇中では一切の説明がない。
実は初めてフレンズが野生解放したのはずっと早く、6話「へいげん」でヘラジカとライオンが披露している。52戦目にしてついに直接対決が実現した喜びを口にしながらヘラジカが目を輝かせ、それに応えるべく(本当はわざと負けるつもりだったのに)光る目を見開いてライオンが迎え撃つ場面は必見。第6話序盤でもプライドの手前モードのライオンが目を光らせている場面があるが、これが野生解放によるものかどうかは不明。
なお、目を光らせたフレンズまで含めれば4話「さばくちほー」のツチノコがいるが、特に戦闘場面と関連づけられている訳ではなく、野生解放としてカウントされることはほとんどない。
またこのサンドスターに似た「キラキラしたエフェクト」については野生解放の時だけに限らずアニマルガールが能力を開放する時に出るようで、3話「こうざん」にてトキが羽ばたくときなどでも散っていた。オフィシャルガイドブック2巻ではこのエフェクトについて「けものプラズム」であると解説されている。
12話「ゆうえんち」ではサーバルとともに超巨大セルリアンに再度向かっていくヒグマがまたも野生解放しているが、なぜかサーバルはこの時点では通常状態のまま。二人とも爪が立たず攻めあぐねていると、コノハ博士とミミちゃん助手が加勢する。助手が「野生部分を解放です」と言いながら目を光らせることで、「野生解放」というキーワードが印象づけられることになる。
博士と助手はセルリアンに数発お見舞いしただけで野生解放状態が切れてしまうが、ここでコノハ博士らが「とっとと野生解放するのです」などと呼びかると……ここからはけものフレンズ屈指の名場面なので全部説明してしまうのも野暮というものだろう。
なお、超巨大セルリアンとの決戦中には目を光らせて野生解放状態であることが明示されているフレンズとそうでないフレンズがいる。具体的にはジャガー、タイリクオオカミ、ヘラジカ、ライオン、ヒグマ、カバ(最後にセルリアンの打撃を止めようとする場面のみ)だけが野生解放していて他はそのまま。……まあ後ろを向いてすごい勢いでペンギンチョップを食らわせていたフルルあたりは実は野生解放してたとしても驚かないけど。エフェクトが出てたし。
前脚を片方切断されたセルリアンは残された脚で打撃を喰らわせようとするが、サーバルが火を灯した紙飛行機を投じることで気をそらした。このときサーバルの目が初めて光っている。ここでは野生解放することで、不器用なりに紙飛行機を折って苦手だった火を使った、というのが一般的な解釈だが、他の野生解放とは全く異なる状況なだけに「知性解放」などと呼ばれることもある。
ゲームシステムなどにも一切登場せず、ヒグマのけもトークでの「……ここは野生解放で行くか。」という呟きなどの数少ない例(唯一かも?)でしか見られない。
フレンズのレベル上限を上げるシステム「フレンズ野生解放」として登場している。
★2までのフレンズは曜日クエストで賄えるが、★3以上のフレンズは段階に応じてイベント報酬限定のアイテムを要求されるため、イベントの開催が止まっている現状、手持ち分で不足している場合はそれ以上の野生解放が出来ないことになる。
セガ配信のけものフレンズ3では、野生解放はフレンズのステータスを上昇させるシステムとして登場した。野生解放するにはフレンズのレアリティや属性に応じたアイテムを使用する。最大4回まで可能で、回数を重ねるごとにアイテムの必要数も多くなる。
なお、フレンズの最大レベルを上昇させるシステムは、けも級という別のシステムになった(いわゆるレアリティアップ)。1回ごとに 10Lv 上昇する。また、しょうたい(招待、いわゆるガチャのこと)で既に仲間にしているフレンズを引き当てた場合は、フォトの装備数を上昇させるアイテムが手に入る。
いわゆる必殺技に相当する「けものミラクル」を発動させると、アニメ版のようにフレンズが目を光らせる。そのまま攻撃を仕掛けるフレンズもいれば、サバンナシマウマやフェネックのようにお昼寝するフレンズもいる。
けものフレンズコラボで登場した各フレンズのコトダマンを「進化(いわゆるレアリティアップ)」させた場合に、キャラクターの名前が「野生解放・(フレンズ名)」になり、キャラの立ち絵が目を光らせ野生解放した見た目になる。
公式に原理が説明されていないこともあって、二次創作では野生解放という概念の解釈は十人十色である。なぜかかばんちゃんが野生解放していることが多い。しかも超強い。やばんちゃん。
また「野生解放」という言葉は、フレンズ同士なら適当に使っても何となく意味が通じる便利な言葉だったりもする。どったんばったん大騒ぎすることを野生解放と言い換えたり、ペットが何だかワイルドな状態になっているのを野生解放と説明してみたり、さかんなちほーのフレンズは「俺の股間が野生解放」とか言ってたり、画風が乱れているのを見て「作画が野生解放」とかコメントしたり(それはカイホーじゃなくてホーカイなのでは)。
「野生」の部分を入れ替えた「○○解放」という言葉が使われることも稀によくある。具体的にはペパプが踊る場面などでの「予算解放」とか。
掲示板
36 ギョウシャモドキ ◆1I55CJANZQ
2020/10/31(土) 15:46:03 ID: pDUaSPlPvf
漫画版けものフレンズ2の「野生解放」まとめ
アムールトラ(けものフレンズ)のスレの697にも書いたけど、第8話でかばんさんが
ビーストについて、「本質的にはフレンズと同じく、サンドスターが動物に触れて生まれたアニマルガール。
でも、常に野生の力(けものプラズム)を開放していて自分の力を制御できない。本人にそのつもりがなくても周りを破壊してしまう事もある」と説明した。
イエイヌ回後編(第14話)で、セルリアンに対してキュルル(漫画版)を守るために、カラカルがけものプラズムの強力な発散で、ビースト化する一歩手前まで野生開放してる描写がある。
最終回では、最終決戦終盤での「だから暴れましょう! 消えない程度にッ!」のセルフのシーンで、カラカル?の握り締める右手だけを見せることで、サーバルとカラカルが野生開放らしきことしてるのを表現している。あえて全身を映さないの良いと思う。
攻撃してるコマでは二人が狂暴な顔してたり体が光ってるから、野生開放だよね。最後の敵との戦いの最後に相応しい。
37 ギョウシャモドキ ◆1I55CJANZQ
2020/11/13(金) 19:26:15 ID: pDUaSPlPvf
けものフレンズ2(漫画)の記事の「漫画版で追加された描写についての考察」の野生解放の説明文にある「サーバルが意識的に発動できるように~」のとこって、サーバルがかばんさんと協力してジャパリバス型セルリアンを倒したときのこと?
サーバルは狂暴になってはいないけど、これも野生解放なのか。野生解放って狂暴になるものだと思ってた。
38 ななしのよっしん
2021/03/15(月) 12:28:24 ID: e4Ea6d6jxk
野生解放では凶暴にはならないよ。アニメでもアプリでもね。
ビーストが凶暴な上に常に野生解放状態なだけで、野生解放で凶暴化になってるわけではない。
ちょっとスーパーサイヤ人的だから凶暴化の印象があるのかな?
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/02(月) 16:00
最終更新:2024/12/02(月) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。