フェネック(けものフレンズ)とは、アプリゲームなどのメディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が擬人化して女の子になったキャラクター)である。
CV:藤井ゆきよ(ネクソン版)、本宮佳奈(アニメ1期・2期)、美坂朱音(けもフレ3)
演:本宮佳奈(舞台1・2・PARTY)
北アフリカの砂漠地帯に生息するフェネック(フェネックギツネとも)のフレンズ。フェネックをフェネックたらしめている大きな耳を備えた女の子。大きな耳は砂の中の獲物を探すのに優れているほか、排熱性に秀でている。そのおかげで熱い場所でも元気に行動可能。
アプリ、アニメ共にアライさんことアライグマと一緒に行動しているパートナー的存在。相方のドタバタっぷりを傍で見守る保護者的立場。
ワイシャツにベージュのカーディガンを重ね着して、白色のミニスカートとキツネ色のニーソックスを組み合わせている。キツネ色の蝶ネクタイを巻いている。尻尾は大きくフサフサ。
フェネックの特徴である大きな耳ももちろん再現。耳の近くから黒色の毛が1房伸びている。腕にはファーがついている。ジト目属性で、余裕そうな表情をよくしている。
「生きてるだけで丸儲けってね。大丈夫、フェネックといれば安心安心♪」
やー、砂漠の暮らしってのは大変だからねー。果物はもちろん、葉っぱからだって水分を摂らないといけないのさ。慣れりゃ悪くないし、どんな状況でもなんとかなるなる。ま、楽しくやろうよー。
パッション属性(赤)のレアリティ度2のフレンズとして登場。コストは250・攻撃タイプは近距離・サイズはM・地形は砂地得意、雪原苦手。グループには所属していない。専用スキル「大胆不敵トリッククロー」は先頭の相手にダメージを与える。ダメージ量は自身の攻撃力の7倍。☆2としてはDPSなどが飛び抜けて優れており、更に夜行性を持つ優秀なアタッカーとなっている。
ゆるい感じでマイペースだが、元々の生息地の関係もあってか、やるべき事はきっちりやる抜け目なさ。大抵の事はなんとかなるがモットーで、様々なイベントや降り掛かった事件もノリノリで参加し楽しむ。あまり顔には出さないがジャパリパークでの生活を気に入っており、アライさんやフレンズ達の事も大切に思っている。本人曰く「失いたくないなー」。
メインストーリーでは第2章より登場。管理センターからの情報にあった「けものの姿をしたセルリアン」の存在に懐疑的ではありながらも、意気揚々なアライさんと共に主人公とそのセルリアン――後にセーバルと名付けられる――に着いていく。アライさんに敢えて助言をせずにトラブルに巻き込まれに行く、スカイレースに参加するも漕がずにアライさんにほぼ任せっきりで居たりと、ドタバタな道中を楽しんでいる節がある(アライさん曰く「たまにしか助けてくれないのだ」、サーバル曰く「アライさんの代わりができるほどタフじゃないよ!」)が、アライさんが本気でダウンした時は流石に手伝ってくれる。一方、同時にセーバルのこともよく観察しており、セーバルの起こす特異な現象を目の当たりにしたフェネックは、その鍵となるサーバルに接触し、ギンギツネとも同調しながら、事態の真実に迫っていく。
「やー……うん、やっぱアライさんには、かなわないなー」
サーバル達とは違う形ではあるが、ジャパリパークの事を大切に思っていることは変わらない。むしろ、一見飄々としているようでも、誰よりも必死だったのかもしれない。彼女の「最悪」を想定して巡らせた思考によって、一度は身動きが取れなくなってしまうが、アライさんの励ましの言葉を受けて、パーク・セントラル解放へ向けて森林公園エリアで指揮を執る。
ネコ目 イヌ科 キツネ属 フェネック Fennec |
アライさんと共に第1話から登場し続けており、公式からはメインキャラの1人として扱われているため、グッズ展開も早く恵まれている。
「パークの危機」としてかばんちゃんを追跡するアライグマに付き合って一緒に行動している。登場するのは大抵ED後の所謂Cパートで、サーバルとかばんちゃんの軌跡を辿るかのように、今まで登場したフレンズ達と周回遅れの形で遭遇・交流していた。
アニメでもおっとりしたのんびり屋な性格で、マイペースな子。気が抜けたような独特なゆったりテンポで喋る。人の話を聞かない、あわてんぼう・おっちょこちょいなアライさんを見守る立ち位置。基本アライさんの手助けなどはしないが、それでも肝心の話を忘れたアライさんの代わりにラッキービーストの発言内容を喋る・結果他者に迷惑を掛けちゃったアライさんを立てながらも(母性を出しながら)優しく謝罪を促すなど、しっかり話を聞き必要時はサポートを行うようだ。
アライさんはかばんちゃんを「帽子泥棒」と疑い追いかけているが、相方のドジっぷりを良く知っているからか、フェネック自身はアライさんの勘違いと見ている。曰く「アライさんは明後日の方向へ全力疾走するのが得意」。常にどっかへ突っ走るアライさんを追いかけながら見守る立場なため、太陽や月・星の位置から方角を見極める事が出来る。
第11話「せるりあん」にて、遂に追いかけていたかばんちゃん・サーバル・ラッキービーストと遭遇。件の「帽子泥棒」をサンドスターが噴き出す山の頂上にて確保し帽子を手に入れている。相方とかばんちゃん・サーバルのやり取りから、この騒動はやっぱりアライさんの勘違いだと看破し、やんわりと相方に謝罪と帽子の返還を促している。
その後はかばんちゃん一行の作業のお手伝いをしており、紛失していた四神の石板を見つけ出し、火口にサンドスターロウの流出を防止するフィルターを復活させた。
第12話「ゆうえんち」でのかばんちゃん奪還作戦ではアメリカビーバー・プレーリードックと共に落とし穴を用意。巨大セルリアンの動きを封じ込め、かばんちゃん奪還に貢献している。
戦闘から1ヵ月後に開かれたセルリアン撃退&かばんちゃんが何のフレンズか判明記念パーティーにも参加。かばんちゃんと良い雰囲気なサーバルに物陰から何やら耳打ちをしており(フレンズの秀でた聴覚でしか聞こえないように話しているため、かばんちゃんや視聴者には何を言ったかは聞こえない)、観覧車に乗るよう誘導した(のちの描写かた、完成した特製船を用意する時間稼ぎを依頼したようだ)。その後、大破したジャパリバスをフレンズ達で改造したお手製の船をプレゼントした。
第12.1話「ばすてき」にも登場。実は、12話で作った「船」のパーツを探すために、アライさんと再び行動を共にしていたという裏話がちょっぴり語られる。いつものようにアホやる気を出すアライさんに、「ここんとこ歩きすぎたよ~、サンドスターがもう……」という謎発言をする。その後博士から「バス的なもの」を借り受け、アライさんと一緒に漕いで進んでいる。アライさんと第12.4話に相当する「じゃぱりまんがり」でも引き続き「バス的なもの」でパーク中を掛けているようで、飄々として冷静な彼女としては珍しく慌ててしまう場面も。
アニメで声を担当する本宮佳奈さんは「どうぶつビスケッツ×PPP」としてOPテーマ「ようこそジャパリパークへ」を歌っている。フェネックの如くゆるい感じで歌っており、「ふっふっふ~[1]」「はいよーがんばっていきますよー」「じゃぱりぱー」と癖になるフレーズを残している。
フェネックを語る上で欠かせないのがアライグマを呼ぶときのこの呼び方だろう。大体呼んでいるときは人の話も聞かず突っ走った結果大変なことになってるときだったりする。
ちなみにアニメ版CVの本宮佳奈さんはとある「けものフレンズ」のイベントにおいて「一番好きなセリフ」を問われた際、この「アラーイさーん」をチョイスしている。理由は「アライさんといっつも一緒にいるし、大好きだから」であるとのこと[2]。
「いい感じだよー。」
リリース時の初期メンバー。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
けもトーク数は堂々の第3位の75個。その内のあーかいぶを除く68個の過半数である40個でアライさんと共演しており、あーかいぶ7つ全てでもアライさんが共演するかアライさんの名前が出てくる。また、サーバルを加えた3人で登場するけもトークも各種あーかいぶを除き12個ほど存在する。ちなみに初期のけもトークでの数例を除けば、第?世代で常にアライグマのことを「アライさん」と呼んでいるのはフェネックだけで、他のフレンズは「アライグマ」呼びをしている。
一人で居るときに「ひとりなんてめずらしいねー。」「今日はあの子は一緒じゃないんだ。」など言われることがあり、逆にアライさんの方も一人で居る事を「フェネックは(がいないけど)どうしたの?」と聞かれることもあるなど、アライさんとよく一緒に居ることは他のフレンズからもよく知られている関係のようだ。
ちなみにフェネックが居ないときのアライさんはよく迷っているらしいが、フェネックが居る場合でも全く迷わないわけではなく「そうでもない」ぐらいである。というのもフェネックの方はフェネックの方でアライさんの目的地を知りつつも「アライさんが自分で行き先に着けるのか見たくてさー。」と積極的なナビゲートをしない場合があるようである。ちなみに他のけもトークでは「おたからよりも、おたから探しをしてるキラキラしたアライさんの目が好きなのさー。」といった事が語られている。なお、なんだかんだでアライさんのことは尊敬しているらしい。
おうちは一応「さばく」エリアに存在するようだが、寝てる場所についての話題で「最近はさばく以外が多いけど~」と言うなどアライさんとあちこちに行っている事が窺える話がある。また舞台版をオマージュしてか、荷物運びをしているけもトークがいくつか存在しており、トナカイからはクリスマスのお手伝いをしてもらったという話も出ている。この荷物運びについては「博士になんだかわからないものを見つけたら持ってこい」と言われている事が語られている。
アニメではカバに対して「おねーさん、ありがとー。」と言ってたように、けもトーク内で他のフレンズのことを「おねーさん」呼びをしている事がたまにある。またアニメでは天体から方角を導き出していたが、ぱびりおんでは経験則から看板の意味がなんとなく分かる様子を見せている。ちなみに元々の生態からか砂遊びはよくやるが、水遊びはあまりした事が無いようである。また暑さには適応しているものの、寒いのは苦手だということも語られている。
珍しい行動は「音楽をきく(オルゴール)」、すごく珍しい行動は「うまく狙えるかな?(ピコピコもぐらたたき)」でペア相手はアライグマ。
「あはは、ご機嫌だねー。」
2018年10月30日の第2世代エリア「サバンナ」解禁と同時に観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は赤。一人称は「私」、他のフレンズのことは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
NEXON版での設定などを元にしたこちらの世代でもアライグマと一緒に登場するけもトークが多く存在しており、観察を除いたけもトーク11個中8個で共演している。ちなみにミライさんからは「いつでも冷静で、頼れるフレンズさん」だと言われている。
こちらの世代でもアライさんがおたから探しに目覚めた様子のけもトークがあり、別のけもトークでは「お宝が本当にあるかはどうでもよくてねー。私はアライさんがバタバタ走り回ってるのを見るのが好きなだけで。」と言っている。
通常属性はリラックス(青)。属性違いはラブリー(桃)。初期けも級は星4つ。CVは美坂朱音。
もちろんアライさんの相棒として登場し、アライさんと一緒に活躍する。
オジロスナギツネがフェネックとよく間違えられ、その相棒のカニクイアライグマもまたアライさんとよく間違えられる。カニクイアライグマはアライさんをライバル視しているが、オジロスナギツネは特にフェネックをライバル視してはいない様子。
通常属性のフェネックのけものミラクル「灼熱砂漠のオアシス」は、良い天気の砂漠の地面に穴を掘りそこでアライさんと一緒に寝るというモーション。味方全体をのたいりょくを回復したうえで更にMPも増加させる効果。
「ばすてきコンビ」や「どうぶつビスケッツ」の記事、あるいは「けものフレンズの楽曲一覧」を参照のこと。
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最終更新:2024/11/08(金) 15:00
最終更新:2024/11/08(金) 15:00
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