リカオン(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
CV:長久友紀(ゲーム版)、立花理香オン(アニメ版、2)、足立梨花(けもフレ3)
「オーダーを必ず果たすためには、仲間との連携が重要です。その点、わたしに問題はありませんが…ここにはマイペースな方が多いから、いろいろと苦労します……。正直くじけそうで、わたしが5人いればと思わないことはないですが、共に頑張りましょう」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に生息する小型のイヌ科動物・リカオンのフレンズ。リカオンは社会性を持ち群れで生活するが、フレンズとしては1人ずつでしか出てこない。代わりに他フレンズとの関係を群れ・社会と見なしている。複雑な命令を理解・実行出来る高度な知能と身体能力を誇る。
白の半袖シャツとホットパンツを着用。黒の斑点模様のアンダーウェアとタイツを履いている。フサフサな尻尾が生えている。
髪型はショートヘアで、側面の毛が跳ねている。リカオンの外見上の特徴である大きく丸い耳もフレンズ化しても勿論再現。瞳の色は黒色。
クール属性(青)のレアリティレベル4のフレンズとして登場。コストは350・攻撃タイプは近距離・サイズはM。イヌ科の捕食動物が所属するグループ「オオカミ連盟」に加入している。固有スキル「伝家の宝刀ワンツー」は自身の攻撃力の4倍のダメージを相手軍団のうち先頭1体に与える効果。
真面目で責任感が強く、口数は少なめで物静か。プレイヤーをマスターと呼び慕い、プレイヤーの命令をオーダーと称し順守し絶対服従。プレイヤーから頼りにされる・信頼される・褒められる事を喜びとする。群れを作り社会性と掟を持つリカオンのフレンズなためか、連携プレーや作戦遂行を得意とする。チームとの和と連帯感を重視するが、フレンズは大体がマイペースなため連携を取るのに苦労している様子。ただし、オーダー完遂時の喜びと達成感を仲間達と一緒に感じたいと語り、そのために懸命に頑張っているあたり、野性たっぷり純天然で十人十色な仲間達の事を呆れながらも大事に思っているようだ。
リカオンのストーリークエストでは戦闘時の連携プレーを組み込んだ作戦立案して、敬愛するマスターのオーダーに応えようとする姿が窺える。しかし、これらはリカオン1人の頭の中で考案された卓上の理論だったため、どれも実戦では不十分な結果に終わっていた。
そんな中、カラカルが採用した未完成の作戦を戦闘で実行し大成功を収める。今までの作戦では互いの理解が足りなかったとし、「本物の連携には心も通じ合わないといけない」という事を理解。マスターとサーバル達の励ましと手助けを受けながら、より頼られるようなフレンズになると誓うのだった。
月刊少年エースで連載されていた漫画「けものフレンズ -ようこそジャパリパークへ!-」の第8話に登場。マーゲイとともにケーキ店「じゃぱりケーキ」の店員(?)をしている。
「恋人同伴来店での来店でクリスマスケーキプレゼント」という企画に釣られて「じゃぱりケーキ」にやってきた、キタキツネと菜々(この漫画の主人公)を出迎えた。
ネコ目 イヌ科 リカオン属 リカオン African wild dog |
第11話「せるりあん」で登場。セルリアンと戦いジャパリパークの平和とフレンズの安全を守るチーム「ハンター」のメンバー。チームにはリーダーとしてヒグマ、同僚としてキンシコウが居る。
少々臆病な性格なのか、弱音を吐いたりセルリアンを前にしてビビった台詞や仕草が多いが、やるべき事はしっかり熟し、戦闘でも臆して動けないような描写はない。元動物の名残で集団戦に秀でるのか、ヒグマのリーダーシップにしっかりと従っている。また「何kmにもわたって獲物を追跡する」という元動物のもつ習性の描写としてか、作中では追跡任務を行っていた。
出現した超巨大セルリアンを追跡し、分裂した個体を追っていたヒグマとキンシコウが合流するまで見失わず後を付けていた。そのまま2人が合流し超巨大セルリアンとの戦闘に突入、何とかコアを露出させる所まで持ち込むが、戦闘でのダメージでキンシコウが戦闘不能に陥ってしまう。更に火口から噴き出たサンドスターローをセルリアンが吸収しもっと巨大化、苦労して露出させたコアも再び塞がってしまう。やがてサンドスターの供給が止まった超巨大セルリアンは夕日に反応して離脱。ハンター達も一時退却する。
超巨大セルリアンを捨て置けばフレンズ達に被害が出るとして、ハンターとかばんちゃん・サーバル・ラッキービースト一行とアライグマ・フェネックコンビと協力体制を敷き、協力して作戦を取る事に。アライさんの超ポジティブさ、そしてそれに対するフェネックの微妙な評価に和んでいる。
第12話「ゆうえんち」では当初は後方に待機していたが、リーダーの危機を見過ごせなかったようで援軍のフレンズ達が駆け付けた頃には参戦している。キンシコウとの協力プレーでヒグマをトスし強力な一撃に繋げ、かばんちゃんの救出に貢献した。
超巨大セルリアンがラッキービーストを乗せた船ごと海に沈み消滅した後は、海に沈んだと思われるラッキービーストの捜索に協力。戦闘終結から1ヵ月後に開催されたセルリアン撃退&かばんちゃんが何のフレンズか判明記念イベントにも参加し、新しい冒険の旅に出るかばんちゃんの船出式にも立ち会っている。
なお最終回の上映イベントにて、アニメ版の声優を決めるに当たっての最後の決め手になったのは「名前」だった事が語られた(立花リカオンはネタじゃなかった)。
「ヒグマさんのオーダー、きついんですよ。」
2018年6月27日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は緑。一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
ぱびりおんでもセルリアンハンターとして活動しており、その関係からか観察可能になる前からヒグマやキンシコウのけもトークで名前だけ登場していたりする。またヒグマやキンシコウとの馴れ初めについて「セルリアンに襲われてるところを助けてもらって、それから二人についていくようになりました。」と、あるけもトークでちらっと語られている。ちなみにラッキービーストⅢ型のデータには「ハンター」のデータは存在しないようである。
普段は他のフレンズのことを敬称を付けない呼び方をするが、ヒグマとキンシコウのことは「さん」付けで呼んでいる。のちにハンター入りしたアイアイには敬称を付けていないため、先輩後輩関係を意識するタイプなのかもしれない。またキンシコウからはアイアイ共々「さん」を付けずに呼ばれている。なおハンター関係ではないホワイトタイガーのことを「さん」付けで呼んだことがある。
「見回りのシフトもギュウギュウだし、いっつも私が走り回ってばっかりですからね。」と相変わらずヒグマのオーダーはきついようだが、「いっつもヒグマさんのオーダーはきついんだよなぁ。」と言いつつ表情は困り顔ではないため、口では文句を言いつつも意外とまんざらでもないのかもしれない。ただしアイアイが加わった時にはこれでシフトが楽になると嬉しそうにしていたり、ビャッコの噂を聞いて「ハンターに加わって貰えばシフトが楽になる」と言うなど、シフト自体は楽になって欲しいようではある。ちなみにヒグマからは「リカオンはなー、文句が多いんだ、あいつは。」と言われている。
フレンズ化しても「さんせい」のクシャミをすることがあるようだが、その習性がない他フレンズからは体調不良や寒さを感じていると勘違いされることもある。また「クゥルルル。」と鳴き声を上げながら鼻をくっつけて挨拶をする習性も残っているようである。
ニホンオオカミ発案の「パック」のメンバーとして声かけ予定者に上がっていた。その後の時系列のけもトークで参加していることが確認されている。またけもトーク関連ではラッキービーストⅠ型が登場するけもトークがある。まさかのリカボス要素である。 リカオンの登場当初は、ラッキービーストⅠ型がけもトークに登場するのはかなりレアだった。
珍しい行動は「さくせんかいぎ(ホワイトボード)」
テヘッとするリカオンが可愛い。
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最終更新:2024/11/08(金) 14:00
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