針とは、細く鋭い刺すための道具である。
金属ができたものが多いが、木や竹、プラスチックのものもある。
単に針というと裁縫のための針を指すことが多いが、針には裁縫のほかいろいろと用途がある。
留めるための針はピンとも呼ばれる。
古くは骨や角、木、植物のとげなどが針に使われた。世界各地で旧石器時代の骨針が見つかっていて、日本でも紀元前4000年ごろの遺跡から、骨でできた針穴のある針が見つかっている。
その後、青銅や鉄といった金属製の針が作られるようになった。最初に鉄の針が作られたのは中国で、その後ヨーロッパにも広まった。
忍者は小さな音を聞き取るため、静かな場所で砥石に落とした針の本数を聞き分ける「小音聞き」という訓練を行っていたという。どんどん落とす場所を離していくため、「熟練者は百間(約180m)先に落とした針の本数も聞き分けられた」などの逸話が残っており、漫画やアニメ、特撮、ゲームなどで形を変えて度々引用される。
何で針やねんという感じもするが、衣類のほつれを直す、武器として扱う、怪我や病気などを緩和するなど針は忍者にとって身近な道具だったようだ。
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最終更新:2024/11/08(金) 06:00
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