長谷部康平 単語

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長谷部康平(はせべ こうへい、1985年5月21日-)とは、岐阜県出身の元プロ野球選手投手)である。

概要

北京五輪アジア予選ではアマチュアから選出されるなど、プロ入り前から注を集めていた選手であった。2007年の大社ドラフトでは、大場翔太加藤幹典ともに大学BIG3と呼ばれ、大きな玉とされていた。ドラフトでは5球団から名され、東北楽天ゴールデンイーグルスが交渉権を獲得することとなり、同年に入団した。

選手としての持ち味はスライダーチェンジアップを有する一方、制球にとてつもない欠陥を抱えている。どの程度かと言うと、四球の事をHASEBE」ニコ生の試合中継で通称されてしまうレベルである。四球による自滅で何度勝ちを逃したことか…。

プロ入り後

2008年(1年)にいきなり左膝半月を損傷。以後MAX152kmあった球速は低下し、更にフォームにも悪をきたす。そんなこともあってか初年度は防御率9.93、1勝4敗、2009年防御率5.19、5勝8敗という成績を残してしまった。


2010年には9月3日埼玉西武ライオンズ戦で1回にいきなり4四球押し出し得点を与え、さらに中村剛也に復帰後初ホームランとなる15号満塁本塁打を献上。この日の西武は初スイングで5点取るという奇跡的な展開となった。さらに5失点の後3者連続三振で復調したかと思いきや、2回には連打を浴び、1失点して中村剛也四球を与えて満塁としたところで降し、さらに後続の松崎伸吾が打たれたために1回2/3自責点8という結果となった。ちなみにこの日の西武先発長谷部の外れ外れ1位平野将光であった。


2011年は前述の北京五輪の際にをかけてくれた星野仙一監督就任。出番が増えるか…と思いきや前半戦は二軍暮らし。その二軍でもパッとしなかったが一軍先発の不調もあり一軍入りを果たす。一軍昇格後は最初こそgdgdであったものの、登板毎に改善がみられるようになり、終盤には与四球数に苦しむイメージがだいぶ払拭された。終わってみれば7試合を投げて1勝0敗、防御率2.55と勝ちにも負けにも恵まれはしなかったが試合を作れる安定性を見せ、来季への収穫を残した。


2012年は一軍どころか二軍でも登板がなく、その他の情報もほとんど流れなくなっていた。
事の相は初年度で損傷し、長らく足枷になっていた左膝半月の自己移植手術(成功率4割)踏み切り、成功するも術後は膝に負荷を掛けられないため、3ヶは寝たきりに等しい状態。歩行解禁されてからも暫くは歩くことすらままならず、ランニングできるようになるまでは更に半年を要するという、想像を絶する過酷なリハビリを行っていた。


2013年2月チームに合流。5月末には二軍登板し、7月5日、ついに一軍のマウンドに戻ってきた。実に635日振りという一軍登板先発則本昂大々にKOし波に乗る福岡ソフトバンクホークス打線相手に4回を一人のランナーも許さない完璧な内容で堂々と復活戦を飾った。
続く15日には先発登板し、6回を失点で捌き切る好投を見せた(援護がなかったため勝ちは付かなかった)。


2014年ケビン・ユーキリスの入団により、背番号を20に変更する。この年は自己最多の26試合に登板した。


2015年は3試合に終わり、オフ背番号を30に変更した。


2016年二軍暮らしが続き、一軍での登板CSの可性がほぼ消滅していた9月19日西武戦だった。この試合では2.1回を0失点と抑えたのだが、2試合登板である9月27日オリックス戦で、1アウトも取れずに3連続四球満塁としてしまい降。これが最終登板となり、2試合2.1回を自責点3防御率11.57と散々なシーズンとなった。そして10月1日、第一次戦力外通告にて球団から戦構想外であると伝えられた。獲得に動く球団は現れず、現役を引退した。

引退後

楽天の球団職員となり、営業マンとして2019年まで働いた。

2020年野球解説者を務めたのち、8月からはパン屋の店長転職

人物・その他

通称はダミアン登板時に度々不気味な事態を呼び起こすことから名付けられた。
具体的には序盤ノックアウト大量失点後に逆転で自身の負け消滅長谷部から得点したり勝利したチームは連敗街道に一直線はたまた自身の勝利時にはチームメイトの生贄が出るなど。このような事態が2009年から一度だけならまだしも何度も起こっている。詳しくはこちらexitを参照。

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 完投 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率 WHIP
2008年 楽天 13 0 0 1 4 0 0 .200 35.1 22 23 41 39 9.93 2.21
2009年 25 0 0 5 8 0 1 .385 109.1 49 65 69 63 5.19 1.66
2010年 10 0 0 3 5 0 0 .375 43.2 23 30 42 38 7.83 1.65
2011年 7 0 0 1 0 0 0 1.000 35.1 13 20 11 10 2.55 1.10
2013年 24 0 0 1 1 3 10 .500 34.1 10 31 7 7 1.83 0.99
2014年 26 0 0 0 0 0 0 .--- 35.2 14 31 18 15 3.79 1.37
2015年 3 0 0 0 1 0 0 .000 4.0 6 3 5 4 9.00 3.00
2016年 2 0 0 0 0 0 0 .--- 2.1 3 2 3 3 11.57 1.71
NPB:7年 110 0 0 11 19 3 11 .367 300 140 205 196 179 5.37 1.56

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