隔週の私的オススメピコとは (カクシュウノシテキオススメピコとは) [単語記事]

第9回	ぶどうぱん#149 ID:11539
	Were diu werlt alle min - 妄想アースライト　勝利のテーマ
作中にクラシックアレンジ曲を多用している『アースライト』というゲームがあり、そこに使われていそうな「妄想アースライト」としてオルフ『カルミナ・ブラーナ』中の一曲をアレンジするという高度な技芸。アースライトらしさとして原曲には無いピロピロが足されているなどアレンジも心地よく、また「妄想」なので歌書キコに中高ドイツ語を歌わせることだってできる。

隔週の私的オススメピコとは、さらなる良ピコカキコをピックアップしようという選出企画である。

概要

非公式の選出企画として、記事には『隔週の私的オススメ記事』、お絵カキコには『本日の萌絵』などの企画がある一方で、ピコカキコにはそういうのがなかった。かつて『ピコピコ生放送』なんていうユーザー生放送が黎明期1年ほどのあいだピコカキコの紹介を行っていたが、今は昔。そういうことで生まれた企画である。

基本的には、本記事のパクリ元もとい元ネタである『隔週の私的オススメ記事』にあるように、運営選出の『今週のオススメピコ』が時事性のあるものや最新の投稿を選ぶ傾向にあるのに対し、質の高い作品、埋もれてしまった作品などを取り上げる役割を相補していく。

ピコカキコは「ピコだるい」といわれるほどに労力や時間を要するわりに、記事への掲載・オススメピコへの選出とユーザーによる能動的な検索などでしか聴かれる機会に乏しいので、それを補完できればという目的もある。

ピコカキコの掲載について

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「隔週」とありますが、いつ追加していただいても構いません。「このピコのここがすごい！」「このピコのここに注目してほしい！」といった熱い思いを書き綴ってください。

ただし過去の選出について改ざんするのはお控えください。

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もしよろしければ以下のテンプレートを活用してください。ピックアップされるかもしれませんし、されないかもしれません。

【タイトル】ピコカキコのタイトルを記載してください。
【URL】必須。ピコカキコをツイート共有する時にでてくるURL（mml_id）の形式で記載してください。
　　　　例）https://dic.nicovideo.jp/mml_id/[ピコカキコ ID]
【コメント】「このピコのここがすごい！」「このピコのここを見てほしい！」といったコメントを書いてください。

以下、テンプレート

【タイトル】
【URL】
【コメント】

過去の選出

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タイトルは掲示板、IDの番号はピコカキコ本文にリンクしています。

回	オススメピコ	コメント
第9回	Were diu werlt alle min - 妄想アースライト　勝利のテーマ (ID:11539)	作中にクラシックアレンジ曲を多用している『アースライト』というゲームがあり、そこに使われていそうな「妄想アースライト」としてオルフ『カルミナ・ブラーナ』中の一曲をアレンジするという高度な技芸。アースライトらしさとして原曲には無いピロピロが足されているなどアレンジも心地よく、また「妄想」なので歌書キコに中高ドイツ語を歌わせることだってできる。
第8回	ファミコン風オリジナル (ID:5118)	30秒ほどの疾走感あふれるループで、なんらかのゲーム中の急ぐ系のステージ曲なのだろうなど想像が膨らむ。前半のメインフレーズから後半のフレーズまで一気に畳み掛けるのがたまらなく格好良い中、カービィ的三角波アルペジオがコード感を伴って曲調に明るい彩りを与えている。
第7回	道頓堀 (ID:24168)	アニメ「えぶりでいホスト」第7話ラストソング。伴奏も歌声の打ち込みも見事で、音質が相まってラジオから流れてるような雰囲気が醸し出されている。歌声がフォルマント機能を使用した母音だけで、子音のパートが無いというのだから驚き。しかもビブラートも手付けでLFO不使用。怪作。
第6回	Mighty Obstacle(DEMO) -8bit Ver.- (ID:3290)	イースVIを象徴する激アツロック調の中ボス戦、そのファミコン風音源 MIX。三角波のイントロからもう心を掴まれる。音を重ねたディレイ表現や様々な音の重ね方はどれもがファミコン Chiptuneにおける基本的なテクニックだが、展開力が原曲の熱さを伝えている。
第5回	コノウタトマレイヒ (ID:13592)	フィルターやエンベロープによるムダのない音色定義で、原曲の長閑な雰囲気を巧みに演出。特に口笛の音色が印象的だ。波形定義を用いなくとも、幅広い表現が出来るという好例。前日に選者がこの作品がオススメピコに選ばれるという夢を見たので選出。
第4回	Hifumi Daisuki (ID:22986)	ピコカキコでKawaii Future Bassを再現してしまうというトンデモ猛者現る。ステレオで、打ち込みが全体を通し精緻なのはもはや前提で、何より音作りがやばすぎる。PCMに気を取られがちだが、フィルターにこそ圧倒的な習熟が見受けられる。当該ジャンルへの造詣なくしては不可能な再演であろう。
第3回	My Best Friends - ED Edit - (ID:13468)	ゲームボーイ音源風のリミックスで、三角波（波形メモリ音源）の柔らかなウォーキングベースと、軽やかな矩形波のアルペジオが対比して、全く音源が異なるにもかかわらず、原曲のジャジーな雰囲気が見事に落とし込まれている。高速アルペジオがとにかく動きまくるのが、楽しすぎる。
第2回	Living Universe (ID:5842)	ピコカキコ依頼スレに応える形で制作された、ゲーム主題歌のワンコーラス再現＆インストアレンジ。限られた環境ながら、丁寧な音作りや展開に引き込んで、手抜きと自称する打ち込みの具合も気取らせず、高いレベルに引き上げている。なにより、サビに仕込まれた「仕掛け」は圧巻。
第1回	オリジナル（ID:20093）	ピコカキコと思えない高度な音作りや演出にまず圧倒されるが、なんと投稿者の自作曲であり、その楽曲としての完成度も素晴らしい。ボス戦風とのことで、特有の神妙な緊張感とカタルシスにあふれる、序盤から終盤まで隙のない重厚なオリジナル楽曲に仕上がっている。