ARTA(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)とは、鈴木亜久里と、カー用品販売会社であるオートバックスのジョイントにより結成されたレーシングチームである。
世界に通用するドライバーの発掘と育成を目的として立ち上がり、1998年より活動が始まる。
これまで、SUPER GT、フォーミュラニッポンをはじめとして、全日本F3、インディカーレース(IRL)など、数多くのレースカテゴリに参戦、もしくは関与してきた。
現在はSUPER GTを主に活動している。
設立の目的・理念に基づき、日本人ドライバーの育成・発掘に力を入れており、サポートドライバーとして多くのドライバーを抱えており、また、子供世代からの育成のためのカートカテゴリー・「ARTA Challenge」を運営したり、有望な子供たちをサポートドライバーとして支援している。
JGTC時代から参戦しており、かつてはスカイラインGT-Rで参戦していたが、2000年からはホンダと結びつき、NSXを走らせる。2010年からはHSV-010、2014年からはNSXで参戦している。
2007年は伊藤大輔、ラルフ・ファーマンのコンビでチャンピオンを獲得。
エントラント | AUTOBACS RACING TEAM AGURI 代表:鈴木 亜久里 エグゼクティブアドバイザー:土屋 圭市 GT500(#8) 監督:鈴木 亜久里 チーフエンジニア:佐藤 真治 GT300(#55) 監督:鈴木 亜久里 チーフエンジニア:一瀬 俊浩 |
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カーナンバー | 8 | カテゴリ | GT500 |
マシン名 | ARTA NSX CONCEPT-GT | ||
ドライバー | ヴィタントニオ・リウッツィ / 松浦孝亮 | ||
ベース車両 | Honda NSX CONCEPT-GT | ||
搭載エンジン | HR-414E 2リッター直列4気筒直噴ターボ / 550馬力以上 | ||
タイヤ | ブリヂストン | ||
カーナンバー | 55 | カテゴリ | GT300 |
マシン名 | ARTA CR-Z GT | ||
ドライバー | 高木真一 / 小林崇志 | ||
ベース車両 | Honda CR-Z | ||
搭載エンジン | J35A V型6気筒ツインターボ | ||
タイヤ | ブリジストン |
2013年まではHSV-010で参戦していたが、ドイツツーリングカー選手権との車両規則の統一により、2014年からは「NSX CONCEPT-GT」で参戦。駆動方式はMR(特認)。
従来のHSV-010に代わり、2015年市販予定のNSXコンセプトのGTバージョン「NSX CONCEPT-GT」で参戦。駆動形式はHSV-010がFRだったのに対し、NSX CONCEPT-GTは旧NSX同様のミッドシップを採用している点が特徴である。(規則上はFRが前提、特認車両である。)
なお、ハイブリッドシステムも搭載されており、GTAが他2車種との性能差を出ないようにするため、ハイブリッドシステム使用に関する参加条件とし最低重量を車両重量1020kgにハイブリッドシステム重量70kgを足した1090kgと設定。(第4戦より1077kgへと変更。あまりにも勝負にならなかったため。)
2013年、マシンをホンダ・CR-Zに変更し、カーナンバーも43から55に変更される。
ドライバーは前年までGT500クラスに参戦していた小林崇志が松浦孝亮と入れ替わり、高木真一とコンビを組む。
第3戦マレーシアで見事優勝し、CR-Z GTの初勝利、GT300におけるブリヂストンの初勝利、16号車の無限CR-Z GTとともにワンツーフィニッシュを飾った。
続く第4戦菅生でも速さと戦略の巧さを見せ優勝。2位に無限CR-Z GTが入り、2戦連続CR-Z GTのワンツーフィニッシュとなった。また、ファイナルラップで追いついたGT500のトップARTA HSV-010とランデブー走行し同時トップチェッカー、ARTA初の両クラス同時優勝を果たした。チームランキング、ドライバーズランキングいずれも7位。
aprとのジョイントでオートバックスが開発したレーシングカー・「ガライヤ」で参戦。チームの運営は実質的にaprが行っている。
GT300には2000年より参戦(ただし、当時はSuper AUTOBACS Racing Team with A'PEX。2001年・2002年はARTA with A'PEX)。当初はトヨタ・MR-Sを走らせる。
2003年より、aprのメンテナンスのもと、オートバックス・スポーツカー研究所(ASL)の開発した車両・ガライヤをベースにした車両、ARTAガライヤで参戦している。
当初は直列4気筒シングルターボエンジン(日産製。ベースのASL・ガライヤに搭載したものも日産製である)を搭載していたが、後にフェアレディZなどに搭載しているV型6気筒エンジンに切り替えた。
2006年シーズンはエントリーしなかったが、2007年より再び参戦している。
2008年シーズンは2勝を挙げるなど、活躍を見せたが、最終戦の最終コーナーで起きた不可解な出来事の為に、僅か1ポイント差でシリーズチャンピオンを逃した。
伊沢拓也 井出有治 金石年弘 佐々木大樹 |
高木真一 田中哲也 塚越広大 新田守男 |
松浦孝亮 峰尾恭輔 |
掲示板
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最終更新:2024/10/16(水) 16:00
最終更新:2024/10/16(水) 16:00
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