M1アストレイ(MBF-M1:M1 ASTRAY)とは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツである。
オーブ国防軍が初めて量産化に成功した純国産モビルスーツ。製造はGAT-Xシリーズを担当した、あのモルゲンレーテ社で、オノゴロ島にて開発が進められた。外部から侵攻してきた敵軍を迎撃および集団戦闘を主眼に置いている。容姿はガンダムタイプで武装はビームライフルとビームサーベル、そしてイーゲルシュテルンを持っている。ストライクガンダムを簡素化したような機体と言える。
ちなみに背部に背負っているバックパックはエールストライカーを参考にして開発された。
機体そのものは既にC.E.71年1月に完成していたのだが、ナチュラル用のOS開発に難航し動きが鈍重の極みだった。当然このままでは実戦に投入できず、この問題はキラ・ヤマトによる技術協力を得るまで解決を見る事はなかった。キラの助力でOSは完成し、オーブ軍の兵器としてM1アストレイはようやく完成したのだった。
続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』ではバックパックをフライトローターに換装した、シュライク装備が登場した。M1アストレイ単独では滞空時間が極僅かだったため、洋上での防衛戦の必要性を鑑みて開発された。単独での大気圏内飛行能力を獲得したが航続距離に恵まれず、オーブは後継機のムラサメ開発に着手する事になる。
アークエンジェルがオーブに立ち寄った際には既に量産化されており、整備用ドックに立たされたM1アストレイが数機登場した。しかしOSの開発は難航しており、アサギ・ジュリ・マユラの3人が搭乗するも、変な踊りをしているようにしか見えない程動きはのろのろだった。キラの助力でOSは完成し、ようやく完成に漕ぎ付けた。
そんなM1アストレイの初陣は、オーブ解放作戦であった。攻めて来る地球軍のストライクダガー隊と激突し、死闘を演じた。しかしダガーの数の暴力や後期GAT-Xシリーズによって多数のM1アストレイが撃破される。生き残ったM1アストレイはクサナギに搭載され、宇宙へと脱出した。以降は3隻同盟の主力機としてダガーやジンと対決。母艦のクサナギやアークエンジェル、エターナルを守りぬいた。
激戦の中、数多くのM1が撃破され三人娘も戦死したが一部の機体は終戦まで生き抜いた。
静止軌道ステーション「アメノミハシラ」の防衛のために開発されたM1アストレイの宙間戦仕様。アメノミハシラはオーブの陥落と共に建設が頓挫したが、管理を続けてきたサハク家が連合に屈したオーブに背き、再起のために本機の実戦配備を進めていた。
通常のM1との相違点としてカラーリングを青に変更し、脚部を大幅に簡略化したことが挙げられる。M1Aは宇宙空間での使用のみを前提にしているため、最低限機体の自重を支える程度の強度しか持たせていない。
宇宙空間における姿勢制御(AMBAC)能力は30%程向上しているが、先述通り脚部強度に問題があり、地上戦を満足にこなせる歩行能力を有していない。しかしスラスター増設やV字アンテナの大型化による機動力・通信性能の強化などにより宙域戦となると総合能力はM1にも勝る。
アメノミハシラで組み立てられたロンド・ギナ・サハク配下のM1Aの他に、地上で製造されたM1Aが存在する。地上製造機種はオーブ戦時、パーツの段階で「クサナギ」に積載されオーブを脱出。パーツから組み上げられたM1Aはクサナギのパイロットのなかでも特に優秀な者に与えられ、ヤキン・ドゥーエ攻防戦を戦い抜いた。
M1Aの搭乗者の中でもオーブ軍の「拳神」バリー・ホーの活躍は特に目を見張るものがあり、彼の名声に一役買った機体として知られている。ただし、用途は彼の得意とする格闘戦が主だったようだが…。
『DESTINY』の時代でも、新型MS「オオツキガタ」との連携運用を前提にした前衛機として現役である。
掲示板
22 ななしのよっしん
2025/09/26(金) 09:24:22 ID: yRYiVG3iMr
連合ザフト共に空戦・砲戦戦力はあるから、専守防衛かつ島国で焦土作戦も取れないオーブで防御力振りしたところで、MSに持たせられるスペックじゃ母艦や土地ごと耕されて終わりじゃね
水中も頼りのビーム兵器が使えないし機動力も地形と防衛目的でだいぶ制限されるから、ザフトにはパイロットの平均スペック差で、連合には物量差で地上より更に圧殺され易くなるだろうし
23 ななしのよっしん
2025/09/26(金) 09:41:27 ID: /iwzgqYCvW
大規模破壊兵器をどいつもこいつも気軽にぶっぱする世界なので、動けない島を守るという時点で外に打って出ないと本土が焼かれるし何もかも不利スタートという
籠城は外からの援軍ありきな点からも機動力で攻めながら守る方向にせざるを得ない面はありそう
もうマクロスみたいな移動要塞にオーブ国民を全部詰め込もう
24 ななしのよっしん
2025/10/15(水) 09:56:41 ID: VpSWwZGpbw
防御重視に関してはだいたい>>20で書いた通り(対ビーム前提での防御重視機は少なくともM1世代では間に合わない+ムラサメ世代でもPS装甲機より高コストで量産機に採用は困難)
もっと大型で非人型でもいいならユークリッド辺りは防御重視機としてよさそうだけどアレはMSとの連携が前提っぽいからMSと取り換えられるものじゃなさそう
水中戦重視に関しては極論飛行(無印時のエール的な滑空)能力のあるMSに発射器としてのバズーカか何か持たせて魚雷だか爆雷だかを発射する程度で充分(というかそれ以上のコストを割いて水中用量産機まで配備できる国力は無い)で
目標が従来より小型な事以外は艦船や航空機による既存の対潜戦闘からそこまで変わった事をする価値は薄いのでは
まあ「ボズゴロフ級の攻略とかを想定するなら水中用MSが欲しい」辺りはあるんだろうし、コストを考えないでいいのなら水中用MSも用意できるならそれに越した事はないだろうけども
対水上艦や空陸での戦闘への対応力削ったら対連合戦一般や対ザフトの防衛戦(軌道上からの直接降下が
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最終更新:2025/12/10(水) 00:00
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