void tRrLM();//ボイド・テラリウムとは (ボイドテラリウムとは) [単語記事]

からっぽの世界に、　　　　　　　　　　　　　　　　

詰められた少女

void tRrLM();//ボイド・テラリウムとは、日本一ソフトウェアより発売されたローグライクゲームである。
対応ハードはPS4とニンテンドースイッチ、2020年 1月23日（木）発売。
また、2021年 2月18日にDLC配信、及びDLC要素を搭載したvoid tRrLM(); ++ver; //ボイド・テラリウム・プラスがPS5にて発売。

概要

これは文明が崩壊し数百年、あちこちが有毒な菌類に侵されたとある世界での出来事。
工場のスクラップの中から目覚めた一台のロボットが、
菌糸に蝕まれ、苗床と化していた少女――トリコを見つけます。

ロボットはトリコを助けようとしますが、ここは全てが汚毒に塗れた世界。
テラリウムに隔離されてはいるものの、
吸う空気すら毒となるこの状況下では、彼女は衰弱していく一方です。

トリコを生存させるためには、安全で安心できる環境が必要――
ロボットはトリコに必要な物資をかき集めるため、
異常生物や暴走機械の待ち受ける荒れ果てた世界へと赴きます。
こうして、ロボットによる「身の回りのお世話」と「戦い」が始まりました。

幼女に厳しい事に定評のある日本一ソフトウェアが送る、ローグライクお世話RPG。企画・キャラクターデザインはホタルノニッキやロゼと黄昏の古城でお馴染みの古谷優幸氏が務める。
プレイヤーはロボットを通して荒廃した世界を巡り、食料などを収集しトリコを生き延びさせる事が目的となる。
但しトリコの隔離先であるテラリウムは必ずしも安全ではなく、汚染物質により病気に罹るといったアクシデントが起こるため、彼女のお世話をして状態を維持する必要がある。

登場キャラクター

トリコ
文明が朽ちた世界で、なぜか一人ぼっちで生き延びていた少女。
有毒物質に汚染された影響からか、頭や眼窩から大きなキノコが生えてしまっている。
幼い体で危険な環境に身を置いているため多種多様な怪我や病気に罹ってしまうが、その度に優しく、時にダイナミックな治療法を施される。
　
ロボット
スクラップから目覚めた元家庭用お世話ロボット。幼女を救うため奔走する、頭がブラウン管のナイスガイ。
ロボットではあるがトリコを助けたいという自我が芽生えており、彼女を救うため様々な手を打つ事となる。
　
ファクトリーAI
物語の舞台となる”自己増殖シェルター”を管理していた人工知能。数百年もの間ひとりぼっちで涙に暮れる日々を送っていたとか。
ロボットと同じくトリコを助けるため働く事となるが、ロボットの様に動き回れる体を持っていないため、データベースの情報を駆使して手助けを行う。