ダムとは、発電や治水などを目的に河川をせき止める建造物である。
いわゆる男のロマン。現場で見る迫力ある放流シーンは一種のカタルシスをもたらす。冒頭にもある通り、インフラや防災的な要としても役割も持つ。
目的によって主として発電用ダム・多目的ダムに、形状によって主として重力式コンクリートダム・アーチダム・ロックフィルダムに分けられる。詳細は後述。
ダムによってせき止められた湖をダム湖といい、一部では遊覧船が周航しているなど観光地になっている。
ダム好きな芸能人としてはタモリが有名。タモリ倶楽部でもダム放流シーンの特集を行なった。また、タモリに限らず一般的にも巨大建造物マニアは多く、それらの趣味者にとって、迫力有る建造物の代表格たるダムの存在は、見過ごす事が出来ない。
近年ではダムの写真集や前述のタモリ倶楽部で採り上げられたダム放流シーンを集めたDVDが発売され人気を博している。また、放流シーンとは別の意味で人気があるものにダム穴(glory hole)がある。ダム湖の水面にぽっかりと穴が空いたような、あまりにも現実離れした不可思議な光景は見る者を虜にする。
一時期は、税金の無駄使い、土建行政である、環境破壊である、町がダムに沈むなどから反対運動が起きることもあった。今でも、左翼がよく反対運動をしている。洪水はダムでは防げないとか、何か野生動物の営巣地が壊されるとか、税金の無駄使いなどと言っている。今でも自民党はダム推進で、日本共産党や民進党、社民党はダム反対派である。この他、田舎であっても郷土への愛着はあるのか、町や村が沈むことに反対する人もいる。(フィクションだが雛見沢村とかね。あれもダム建設云々言うのがちょっとだけ絡んだお話でしたね。)
湖底に沈んだ町村を水中カメラで撮った画像や、渇水時には昔の町村の建物が頭を出すこともある。
なお、豪雨災害時に漂流物によってできるせき止め状態のダムは、崩落を防ぐことを前提とした人工ダムと違い、いつ崩れるかわからないため急いで対処しなければ崩落による水害が発生する。
人間以外ではビーバーがダムをつくる。周りの草木を切り倒してダム湖を作りその中に巣をつくる。人間以外でダムをつくる唯一の生物とも。
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最終更新:2024/05/03(金) 10:00
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