ルミエールオータムダッシュとは (ルミエールオータムダッシュとは) [単語記事]

ルミエールオータムダッシュとは、新潟競馬場・芝直線1000mで開催されるリステッド競走である。

概要

このレースの諸元は以下の通り。

開催競馬場: 新潟競馬場
コース: 直線1000m
出走対象馬: 3歳以上オープン
負担重量: 2021年、2022年はハンデキャップ、2019年・2020年は別定A(3歳54kg・4歳以上56kg、牝馬2kg減、収得賞金1600万円超1200万円ごとに1kg増)
開催時期: 10月。おおむね菊花賞ないしは天皇賞(秋)と同日に実施し、秋の新潟開催を締めくくる
1着賞金: 2500万円

新潟競馬場名物の直線1000mレース。未勝利戦や条件戦は他にもいろいろ開催されているが、オープン以上で開催されるこの条件のレースは、5月の韋駄天ステークス（OP）、7月のアイビスサマーダッシュ（GⅢ）とこのレースの3レースのみである。

直線1000mのオープン以上のレースは、2001年創設のアイビスサマーダッシュの他は、2002年～2004年に駿風ステークス（OP）が開催されただけで（2007年に復活したが1600万下に降格）、しばらくアイビスSDしかない状態が続いていた。
2011年、5月に直線1000mのオープン特別「ルミエールステークス」が開催されたが、このレースはそれ1回きりで中断。2014年から5月に韋駄天ステークスが創設され、2016年から10月に本レースが創設。2019年から本レースがリステッド競走に指定され現在に至る。

スプリンターズステークスも終わり、短距離路線もひと段落した時期の競走である。2022年6月現在、このレースを勝った馬で重賞に手が届いた馬は1頭も存在しない（「ルミエールS」勝ち馬エーシンヴァーゴウは重賞を2勝している）。複勝圏内ではナックビーナスとライオンボスが重賞を勝利している。