BSN賞

BSN賞とは、JRA（日本中央競馬会）が毎年8月に新潟競馬場で施行する3歳以上・ダート1800mのリステッド競走である。

概要

その名の通り、新潟放送（BSN）の冠競走。夏の新潟開催のダート戦といえば3歳限定重賞のレパードS（GⅢ）があるが、古馬混合ダートの最大のレースがこちら（とダート1200mオープン特別のNST賞）である。

1986年、新潟・芝1200mのオープン特別「BSN杯」として開始。1988年は芝1800mの1400万下（現在の3勝クラス）条件戦として施行、翌年再び芝1200mのオープン特別に戻り、1992年に地方馬も出走可能な指定競走となって再び芝1800m戦となる。
1993年から「BSNオープン」に改称し引き続き芝1800mで施行。1995年のみ芝1400mで施行、1999年は芝2000mで施行された。
2000年から現在の「BSN賞」に改称、この年は新潟競馬場改修のため中山競馬場で代替開催となり、ダート1200mの1600万下条件戦として施行。2001年から新潟競馬場に戻り、ダート1200mのオープン特別となった。2005年のみ1000万下（現在の2勝クラス）条件戦として施行。2013年からダート1800mとなり、2019年にリステッド競走に指定されて現在に至る。

歴代の勝ち馬では、ダート1200m時代にマイネルセレクトとバンブーエール、ダート1800mとなってからはジュンライトボルトとアイコンテーラーが後にGⅠ/JpnⅠを勝利している。
その他、芝時代の勝ち馬にフジヤマケンザンやドージマムテキがいたり、複勝圏内にタカラスチールがいたりする。ダートになってからではアジアエクスプレスが出走していたり（4着）、中央所属時代のサルサディオーネの主な勝ち鞍だったりもする。

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関連項目

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