キャピタルステークスとは、JRA(日本中央競馬会)が毎年11月に東京競馬場で施行する3歳以上・芝1600mのリステッド競走である。
レース名の「キャピタル(Capital)」は「首都」の意味。
1990年、東京・芝1400mのオープン特別として創設。1997年の休止を挟み、1998年に芝1600mへ変更になるとともに1600万下条件戦に格下げになったが、2001年からオープン特別に戻るとともに国際競走となり、2002年のみ東京競馬場改修のため中山で代替開催。2019年からリステッド競走に指定され現在に至る。
創設以来、基本的にジャパンカップ当日の9Rか、前日の東京メイン11Rとしての開催。2015年以降は前日の11Rで固定されている。そのため、ジャパンカップに出走する海外馬の帯同馬が出走したこともあり、2004年にはジャパンカップに出走したウォーサンの帯同馬メンバーシップが出走した。
他にも、2001年のプラウドウイングスはドイツの重賞馬で香港マイルの叩きとして出走し勝利。2003年にはマイルCSに出走したトゥスール(アイルランド)が連闘で出走してきたことがある。
歴代の勝ち馬では、1400m時代にサクラバクシンオーが連覇しているほか、1600mとなってからではオレハマッテルゼ、キンシャサノキセキがこのレース勝利後にGⅠを制している。
複勝圏内ではブレイブスマッシュ、サトノアレス、タワーオブロンドンがいる。着外にはリアルインパクト、ダノンプラチナ、マイネルホウオウ、ジュンライトボルトなどもいる。
このレースのトピックとしては、前述の海外馬の出走の他に、2012年に最低人気ヤマニンウイスカーが逃げ切り、単勝39740円、馬連28万4420円、三連単496万6140円の大波乱を起こしている。
またドーブネが勝った2023年は、同日の京都2歳Sも同じ藤田晋オーナーのシンエンペラーが勝利、東西メイン両制覇を達成している。
余談だが、アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』Season1の第11話で、天皇賞(秋)での故障から1年ぶりに復帰したサイレンススズカの復帰戦として描かれたオープン特別は、1999年のこのレースと推定されている。同話には勝ち馬サンフレアが元ネタと思われる仮名ウマ娘「サンバイザー」が登場した。
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最終更新:2025/03/26(水) 10:00
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