不夜城のアサシンは、ソーシャルゲーム『Fate/Grand Order Epic of Remnant』に登場するサーヴァントである。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
CV.井澤詩織
2017年6月29日に実装された1.5部の第2シナリオ『アガルタの女』にて登場。キャラクターデザインは『魔界戦記ディスガイア』シリーズでお馴染みの原田たけひと氏。
一人称は妾。所謂『のじゃロリ』特有の喋り方とくふふという笑い方が特徴。
女尊男卑が蔓延る地底世界アガルタを統治する勢力のひとつ・不夜城の支配者。彼女が治める国は男を奴隷か道具としてしか見ていない他二国と異なり、主人となる女性に付き従いさえしていればある程度の人権や自由を保障されているため傍から見れば三国の中では大分マシな社会を形成しているように見える。
しかしその正体は公に密告が推奨される監視社会であり、彼女の意に反する者は酷史(こくり)と呼ばれる処刑人によって公衆の面前で残酷な拷問を受ける恐怖政治が布かれていた。
※1.5部二章『アガルタの女』 ネタバレ注意。
ヒント
・猫怖い
・国家元首経験あり(共同統治者募集中)
・拷問関連の宝具・モーション
中国史上唯一の女帝。唐の高宗の皇后となり、後に唐に代わり武周朝という黄金期を築いた女。
その聡明さから数々の異名があるものの、FGOでは通りの良い「武則天」を名乗る。
時は7世紀。丁度日本では遣唐使でしられる”唐”の時代の初めの方にあたる。
出生はいわばシンデレラ。 財産家の娘に生まれ、高等教育を施されたものの、父亡き後は虐げられて過ごした。
17歳から唐朝の宮廷に入り、その収まり切らぬ才覚から「皇帝の次は女帝(武即天)が即位」という噂が立ったために一たびは宮殿から逃れる。
……が、そこから彼女の苛烈な政治手腕が発揮される。
閨閥政治(政略結婚)を重ねた末に、実質的に皇帝以上の権力を持つ存在として治世を行って行く。
自身に反対する者の多くは長らく宮廷と血縁を重ねてきた貴族であり、彼女はそれらの勢力を削ぐために非貴族層から人材を発掘し、登用するという手腕でもって対抗。叩き上げの実力者が取り立ててもらった篤い忠誠心をもって内政・外交両面で活躍してゆく。
同時に、いわいる密告とそれによる苛烈な拷問を行う「酷吏」を配するという監視社会と諜報網を敷くことで、貴族の体力を削いだ。
そんな彼女の横暴に叛旗する貴族も多くあったが、その悉くを返り討ち、苛烈な見せしめの後に処刑することによってその支配体制はより盤石となっていった。
その果てに、皇帝の後継に息子たちを入り込ませるほどの支配力を確立し、その後、息子たちを廃位にさせ、実際に女帝として即位。
彼女の政治的評価は近代的とも言える人材登用をはじめ、的確に人を使い采配を振るった治者である一方、残虐な暴君の両面が合わさったものとされている。
彼女の影響力があった期間を『武周時代』と呼称するほどに、その政治体制が他の中国の期間と一線を画している証拠といえる。
一方、結局彼女一代で″周”は後釜闘争で崩壊し、結局元の唐代の貴族が主流の体制に戻っていってしまう。
儒教的にアウトなこと(女帝即位も含む)をたくさんやらかしているので中国本土での人気は低く、中国四大悪女の一人と数えられている。
余談だが、かなり信心深い。
ゲンが良いとされる言葉を知れば、それを元号に反映させるため、彼女の即位期間では数年スパンで元号が変わっていた。
また、反対貴族王氏と蕭氏の処刑の際に、「武照(武則天)が生まれ変わったら鼠になれ、私は猫に生まれ変わって食い殺してやる」という捨て台詞を信じ、宮殿内では猫禁止にするほど。
あどけない童女の姿で顕界しているが、中身は海千山千のファーストレディ。
気難しく、拷問をはじめとして他人を苛むことに良心の呵責は無いため、付き合い方に気を遣うタイプの人格。生前、かなりの権力者であったらしく、マスターとてそれなりの格式での付き合いを要求する。
イカ腹のつんつるてんな出で立ちながらパーフェクトボディといって憚らない。
だが、マイルームのセリフとかを見るに嗜好が色々子供っぽくなっているようで、マスターも若干子ども扱いしているところがある。
一方で自分は権威を持ち、恐れ敬われる立場であったものの、尊敬できる人物に出会えなかったことを惜しく思っている。そのため、召喚が叶った場合、マスターを自分の認め得るパートナーとして鍛えるべく治世についてのノウハウを教え込もうとしてくる。
また、本人が思う全盛期、黄金期の姿で召喚されると言うことは即ち……
あと、猫嫌い、幽霊嫌い。 この2つを目の前にすると権威や嗜虐性はどこへやら、見た目通りの幼女性が漏れる。
| 筋力:D | 耐久:E | 敏捷:A | 魔力:B | 幸運:A | 宝具:B |
| 保有スキル | |
| 拷問技術:A |
拷問器具を使用した攻撃へのプラス補正。彼女が使役する使い魔「酷吏」にも同様の技術がある。使用された罪人は必ず罪を認め情報を吐く。たとえそれが真実でないとしても。それが真実かは次の拷問で明らかになるだろう。
敵単体の防御力をダウン(3T) |
| 皇帝特権:B |
本来有していないスキルを短期間獲得できる。騎乗、剣術、芸術、軍略と多岐にわたるスキルを習得できる。皇帝になるために頑張った努力の結晶。
自身のHP回復(1000→3000)+確率で攻撃力アップ(3T)+確率で防御力アップ(3T) |
| 女帝のカリスマ:A |
国家運営をする上での人心掌握能力。恐怖政治を敷いたものの人材登用には優れた手腕を発揮した。
味方全体の攻撃力をアップ(3T)+自身をのぞく味方全体のQuickカード性能をアップ(3T) |
| クラススキル | |
| 気配遮断:D |
気配を隠すスキル。基本女帝とは御簾の後ろにしか隠れない。
自身のスター発生率を少しアップ |
『告密羅織経』(こくみつらしょくけい)
ランク:B→B+ / 種別:対人宝具 / レンジ:1~3 / 最大捕捉:1人
カード種別:Quick
敵単体に超強力な攻撃▲+強化状態を解除▲+毒状態を付与(3T)+自身のクリティカル威力をアップ(3T)〈OCで効果アップ〉
彼女の統治時代に書かれた拷問官たちのハウツー本。この宝具は「自由に罪人を生み出せる」国家的法則の体現でもある。使用すれば彼女は拷問する側、敵は問答無用で拷問される側になる。本来であれば多種多様な拷問方法を使用可能だが、最近はかつて政敵を始末した際使用した毒の入った酒壺を拷問用にアレンジしたものをよく使っている。
同時期に実装されたエルドラドのバーサーカーと並んで☆4サーヴァントでありながら☆5サーヴァントに迫る強力なカード性能とスキルを持つ。
その中でも特筆すべきは第3スキル『女帝のカリスマ』であり、一部の☆5サーヴァントが持つ『カリスマ』スキルよりも倍率が若干高いだけでなく、Quick性能を上昇させる効果もついている。Quickがウリの本人に後者の効果が及ばないのは残念だが、全体支援スキルの中でも最上位に位置する性能である。
カード構成はアサシンとしては珍しいQ2A1B2のランサー型構成。本人のArtsやQuickによるNP効率・星出し性能も高く、第2スキル『皇帝特権』によって確率依存ではあるが単独でメインアタッカーに迫る火力を叩き出す事もできる。
周りにQuickが得意なメンバーで固め、『女帝のカリスマ』でQuickの弱い攻撃力を補いながら、『拷問技術』などで難敵を弱体化させて一気に畳むサポーター気質。
タイミングさえそろえば彼女が殴りかかっても十分な打撃力が出る一方、条件が重なるタイミングをちゃんとコントロールできるマスター向けという少しクセのあるポテンシャルを備えたサーヴァント。
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最終更新:2025/12/10(水) 18:00
最終更新:2025/12/10(水) 18:00
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