アステリオス(Fate)とは、TYPE-MOONのスマートフォン用RPG「Fate/Grand Order」に登場するサーヴァントである。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
「まよえ… さまよえ… そして… しねぇっ!!」
バーサーカー(狂戦士)クラスのサーヴァント。不気味な牛の面を着け大きな角を生やした3m近い大男。全身に傷跡があり、巨大な長柄斧を両手に携えた姿も恐ろしげだが、仮面の下の素顔はあどけない。
バーサーカーのクラススキル「狂化」のランクはsnバーサーカーと同じBだが、言葉はたどたどしくも会話による意思疎通が可能。ひらがな口調で、性格も幼いところがある。一人称は「ぼく」、怪物としての面が強い時は「おれ」。ボリュームのある髪(たてがみ?)は実にもっふもふである。
FGO第三章・オケアノスでは自身の宝具の迷宮内におり、変態海賊から逃げてきて迷宮に迷い込んだ女神・エウリュアレを匿っていた。主人公一行に迷宮を突破されエウリュアレを守るため一戦交えるが、主人公たちがエウリュアレを狙っているのではないと分かると、ドレイクに勧誘されエウリュアレと共に一行に加わる。
自分の名前を呼んで一緒にいてくれたエウリュアレに懐いている。が、彼女の悪女な一面にも気付いている様子。エウリュアレ側も怪物にされた妹を重ねているのかアステリオスを大事にしている。
ギリシャ神話に登場する、牛頭人身の怪物。「雷光」の名を持つ、生まれながらの怪物(えいゆう)、反英雄。怪物としての異名「ミノタウロス(ミノス王の牛、の意)」が有名。
クレタ王ミノスの妻パシパエとポセイドンの雄牛との間に生まれ、成長するごとに乱暴者になり手に負えなくなったためミノス王が名工ダイダロスに作らせた決して出られない迷宮(ラビュリントス)の中に閉じ込められる。ミノス王は9年ごとにアテナイから子供を男女それぞれ7人ずつ集め迷宮に送り生贄にした。3度目の生贄が送られた際、生贄に混ざりラビュリントスに侵入したアテナイの英雄テセウスに打倒される。
Fateでのテセウスはアステリオスに致命の一撃を与えた後にアステリオス自身から真実やアステリオスの想いを聞き出し、自身の過ちを悔いて死の際にもアステリオスのことを想っていた。
…ところで何でパシパエが牛の子を産む羽目になったのかと言えば、大体ミノス王のせいである。詳細は「ミーノータウロス」の記事を参照。ひでぇ話もあったもんだがギリシャ神話なのでしょうがない。
望みは迷宮の外の自然の風や豊かな森に触れたいというささやかなもの。
マスターが英雄・人間としての「アステリオス」を認識しその名を呼ぶ限り、マスターを裏切ることはない。意思疎通が可能なことと合わせ、バーサーカークラスの中でも扱いやすいサーヴァントと言える。
| 筋力:A++ | 耐久:A++ | 敏捷:C | 魔力:D | 幸運:E | 宝具:A |
筋力・耐久はバサクレスやゴールデンにも勝り、スキル「怪力」のランクもAと高い。EXランクの宝具もあり、通常の聖杯戦争で召喚すればかなり強力なサーヴァントだろう。幸運:Eについては彼の生まれ育ちを考えれば納得である。
そのステータスは伊達ではなく、傷を負った状態で大型船を背負って近くの島まで泳ぎきったり、あのヘラクレスを相手に正面から互角以上に渡り合えるなど神話の怪物に相応しいパワーとタフネスを備えている。
スパルタクスと並び最低レアリティのバーサーカー。全バーサーカー中一番HPが低く、クラス相性上紙防御のバーサーカーの中でもことさら倒れやすい。霊基再臨でスキル「天性の魔」を習得させ、スキルレベルを上げると生存率が上がる。幸い、低レアリティ故にスキルレベル上げの負担は少なめ。コマンドカードはバーサーカーとしては標準的なB3構成だが、宝具の性能と相俟って活躍させるには工夫が必要となる。追加スキル「深淵のラブリュス」はバスターチェインやブレイブチェインで大ダメージを狙うもよし、アーツクリティカルでNP溜めを狙うもよしの優秀なスキル。
宝具は6ターンと効果時間の長いデバフ効果。個性的ではあるのだが、高火力・紙防御というバーサーカーの特性との噛み合わせが悪い。絆クエストクリアによる宝具強化後は6ターンデバフに加えて宝具使用ターンのみ強力なデバフがかかるようになり、「天性の魔」や味方サーヴァントによる味方防御バフ・敵攻撃デバフ等と合わさると被ダメージを大きく減らすことが出来る。
イベント「ぶち壊せ! ミステリーハウス・クラフターズ ~星の鉱員と日の出の翼~」にてモーション更新。
| HP | (Lv1/Lv60/Lv100) 1320/6604/10181 |
| ATK | (Lv1/Lv60/Lv100) 1097/6037/9381 |
| COST | 3 |
| コマンドカード | Quick/Arts/Buster/Buster/Buster |
| 所持属性 | サーヴァント、地属性、混沌属性、悪属性、人型、男性 ギリシャ神話系男性、低レア、巨人、子供、魔獣型 ケモノ科 |
| 保有スキル | |
|---|---|
| 怪力:A (CT7→5) |
自身の攻撃力をアップ[Lv.](3T) |
| 天性の魔:A++ 猛る雷光:EX (CT7→5) |
自身の攻撃弱体耐性をアップ[Lv.](3T) &防御力をアップ[Lv.](3T) |
| 味方全体の〔混沌〕特性のBuster性能をアップ[Lv.](3T)▲ &〔魔性〕特性のBuster性能をアップ[Lv.](3T)▲ +自身の攻撃弱体耐性をアップ[Lv.](3T) &防御力をアップ[Lv.](3T) +スターを獲得[Lv.](10→20個)▲ |
|
| 深淵のラブリュス:C▲ (CT7→5) |
自身のスター集中度をアップ[Lv.](1T) &Busterカード性能をアップ[Lv.](1T) |
| クラススキル | |
| 狂化:B | 自身のBusterカードの性能をアップ |
| アペンドスキル3 | |
| 対セイバークリティカル発生耐性 | |
| 万古不易の迷宮(ケイオス・ラビュリントス) | |
|---|---|
| カード種別:Arts | ランク:EX |
| 敵全体の攻撃力ダウン[Lv.](6T) &防御力ダウン(6T)〈OCで効果UP〉 |
|
| 敵全体の攻撃力をダウン[Lv.](6T) &防御力をダウン(6T)〈OCで効果UP〉 &攻撃力を大ダウン(1T)▲ &防御力を大ダウン(1T)▲ |
|
| この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
ロシア異聞帯にて召喚されたアステリオス。真名もミノタウロスに変わっている様子。主人公達を迷宮へ引きずり込み喰らおうとする。
小説「Fate/Labyrinth」の最終幕にて、亜種聖杯戦争を引き起こした黒幕によりサーヴァントとは異なる形で召喚された異形の存在となって現れる。
作中では真名は語られず、体全てが血液で構成された存在になっているものの「ダイダロス大迷宮の主」「狂戦士」「豪刃の双斧」「巨盾が如き鉄仮面」という情報から、ほぼアステリオスで確定と思われる。
意思を持たず命令に従い動く尖兵と化しており、三人のサーヴァントを圧倒しかけたものの、黒幕を一蹴するレベルのチートから直撃をもらってしまい、一撃で蒸発させられてしまった。
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掲示板
56 ななしのよっしん
2024/08/10(土) 09:53:22 ID: 7dWLgJdUfz
昨年の聖杯戦線イベで、テセウス実装と同時に数年ぶりに敵側として登場、
さらに、ようやく外伝ノベルでのテセウスとの関係についての深堀りが挿絵付きで出たが、
それなのにモーション改修、強化クエストも無しだったのは残念だった。
しかし、代わりなのか、追加されたテセウス宛へのマイルーム会話は必見。
内容はシンプルで短いが、それでも感動。
57 ななしのよっしん
2024/11/14(木) 23:20:41 ID: 7dWLgJdUfz
>>56
と思ったら、今回のイベントで遂に待望のモーション改修。
迷宮の怪物に相応しく、猛々しくもパワフル、
しかも、一部アタックは名前の由来である「雷光」の意味通り、
など、逸話由来が豊富の内容となっている。
58 ななしのよっしん
2024/11/21(木) 22:58:54 ID: 7dWLgJdUfz
>>57
さらに、追加されたマイルーム会話での内容として、
絆レベル5になっている&本編第一部をクリア(終局特異点クリア)していると、
好きな物と嫌いな物、聖杯に掛けたい願いについて、
それらの本心を話すようになった。実際に聞いたら涙と感動が...。
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最終更新:2025/12/16(火) 10:00
最終更新:2025/12/16(火) 10:00
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