壱与(Fate)とは、スマホゲーム『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントの一騎である。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
史実については「壱与」を参照。
初登場は『ぐだぐだ邪馬台国2020』のエンディング(立ち絵なし)。事件の事後処理としてあの世との境に滞在し、霊たちに対して交通整理の様な事をやっていた。卑弥呼に「次は私が召喚されたいのでカルデアに紹介して下さい」とねだっていたが彼女に拒否されてしまったため召喚は叶わなかった。
2022年9月14日より開始されたイベント『ぶっちぎり茶の湯 ぐだぐだ新邪馬台国 地獄から帰ってきた男』にて本実装。☆4の配布サーヴァントであり、第三服「君の心にズキューン!」をクリアすると仮加入、イベントを最後まで進めると正式加入となって初めてカルデア軍団に迎え入れられる。順調にイベントを進めると最速で9月20日に正式加入可能。
史実では卑弥呼の親族にあたる。卑弥呼の没後、邪馬台国では男の王が立てられたが不満が噴出し、程なく13歳の壱与が二代目女王として就任した。その後、歴史書に邪馬台国の記述が出ることはなく、ひっそりと滅びたのだと思われる。このため彼女の足跡を辿るのは困難。
ぐだぐだ時空では邪馬台国と敵対していた狗奴国(くなこく)出身という事になっている。生まれつき周囲の人間を破滅させる「常闇の力」を持ち、生みの親を死亡させ、住んでいた集落を滅亡させた事で忌み嫌われていた。しかしその力をクコチヒコに見込まれ、古の獣の神を降ろすための巫女として育てられていた。育てられていたと言っても住み処の洞窟からは出られず、食べ物は肉のみとまるで動物のような扱いであり、「全てを呪え」という命令のもと単に生かされているだけに過ぎなかった。ただ存在するだけでいずれは国をも滅ぼす終末の力は壱与から人間らしい生活や出来事を奪い去り、己が宿す力に絶望した彼女は全てを諦め、暗い石室の中で闇に溶けていく事を良しとしていた。
そんな中、狗奴国は邪馬台国と戦争状態に入る。卑弥呼自ら狗奴国へ殴り込んだ際、洞窟に囚われていた壱与を保護した事で光ある外の世界へ脱出し、狗奴国が滅んだ後、素性を隠した上で邪馬台国の民となって今度は卑弥呼に師事する。壱与が狗奴国出身である事は卑弥呼とその弟しか知らず、故に彼女が二代目女王に就任する事が出来た。生涯をかけてもなお「常闇の力」は制御出来なかったが、頼もしい仲間たちを得た彼女は「今こそこの力を正しく使う」と前向きに捉えている。一方、巫女を失ったクコチヒコは自らを媒介として獣の神を降ろそうとして失敗、不完全な異形と化して邪馬台国を呪い続けた。このためクコチヒコからは「裏切りの巫女」「滅びの巫女」と呼ばれ蛇蝎の如く嫌われている。
邪馬台国に移住した後は卑弥呼の手ほどきを受けて本来の才能を発揮。狗奴の呪術と卑弥呼の鬼道を同時に使いこなす、言わば「光の力を操る闇の巫女」となる。光と闇が合わさり最強に見える。内に秘める潜在的な才能は卑弥呼さえも驚かせたが、己の力を忌み嫌っている壱与は十全に引き出せずにいる。パワー系の卑弥呼とは違い、技量に優れた蹴り技や足技で戦う(結局、パンチかキックの違いしかないのでは?)。その美しい足技は民の間でも人気だったという。魔力操作も脳筋の卑弥呼とは対照的に高度で繊細なものを得意としており、壱与曰く卑弥呼には敵わないから技を磨いたとの事。とはいえ蹴りや衝撃波で地面を穿っているところを見るに彼女もまたサーヴァントである。足技だけでなく6つの勾玉から「壱与ビーム」なる飛び道具も発射出来る。どれだけ激しく動いても決して下着を見せない鉄壁スカートの持ち主だが、スキルを発動させるとすぐ後ろにサーヴァントがいるにも関わらず逆立ちして開脚するため、角度によっては見えていると思われる。幼少期から洞窟に幽閉されてきたからか羞恥心に乏しいようだ。
快活で人懐っこい性格。事あるごとに優秀な先代女王卑弥呼と比較されるため気苦労が絶えず、絆を深めるとマスターに愚痴をこぼすようになる。しかし彼女も女王だけあって時折貫禄のある落ち着いた声色を出す。あのモルガン(fate)に師事したいと言い出すなど肝も据わっている。
好物はどんぐりで、逆に嫌いな物は幽閉時代に無理やり食べさせられた肉。彼女にとってバレンタインは生まれて初めて体験する、女の子っぽさを発揮出来るイベントであり、拾い集めたどんぐりを使ってウッキウキに手作りチョコを作るという乙女な一面も持つ。ちなみにどれだけ食べても太らない夢のような体質の持ち主。肉しか食べられない生活が続いてもスーパーモデルの体型を維持出来たのは、ひとえにこの能力のおかげである。彼女は二代目女王として奮闘し、『ぐだぐだ新邪馬台国』では一貫して主人公側にいたにも関わらず無慈悲の悪属性判定を受けている。これは周囲を破滅させる「常闇の力」を持っている事、過程はどうあれ邪馬台国を滅亡させてしまった事が原因とされる。
プレミアムフライデーを待ち望み、黄色いしゅわしゅわを待ち望むワンオペ交通整理系女王(黄色い飲み物はジュースと明言されているためビールではないと思われる)。マスターの事は「未来さん」と呼ぶ。
筋力:D | 耐久:C | 敏捷:B++ | 魔力:B | 幸運:C | 宝具:C |
宵闇翳る月御珠(よいやみかげるつきのみたま)
ランク:C / 種別:対軍宝具 / レンジ:14 / 最大捕捉:140人
大地の深淵に巣くう何かと交信しその力を操る魔術。真名解放時には勾玉による魔力拡散を行い、広範囲にわたり対象の心を汚染、魂を零落させる。滅びの巫女たる壱与の破滅の託宣。壱与が卑弥呼の光の力とは異なる、呪術師としての闇の才能を開花させた宝具。
「もしかして、なんかイメージ良くないです?」
イベント「ぶっちぎり茶の湯バトル ぐだぐだ新邪馬台国 地獄から帰ってきた男」にて実装。
イベント報酬星4ルーラー。
イベント参加条件が2部4章クリアのため入手難易度は高め。イベントを「余談」までクリアで宝具演出にBGMが追加される。
獣っぽい見た目ではないがクラススキルの影響で猛獣属性を所持。(素の状態で所有しているという扱いではないためか、撃破系ミッションでは猛獣属性持ちとしてカウントされないようだ。)
HP | (Lv1/Lv80/Lv100) 1881/11756/14254 |
ATK | (Lv1/Lv80/Lv100) 1496/8977/10869 |
COST | 12 |
コマンドカード | Quick/Quick/Arts/Arts/Buster |
所持属性 | サーヴァント、地属性、秩序属性、悪属性、人型、女性 王、ヒト科、霊衣を持つ者 猛獣(クラススキルによる付与) |
保有スキル | |
---|---|
鬼道(滅):B (CT8→6) |
自身のArtsカード性能をアップ[Lv.](3T) &〔神性〕特攻状態を付与[Lv.](3T) +敵全体に呪い状態を付与[Lv.](5T・-1000) |
闇の託宣:B (CT8→6) |
自身のNPを増やす[Lv.](20→30%) &Artsカードのスター集中度をアップ[Lv.](1T) &Artsカードのクリティカル威力をアップ[Lv.](1T) |
終末の巫女:C (CT7→5) |
味方全体の攻撃力をアップ[Lv.](3T) +味方全体の〔猛獣〕のクリティカル威力をアップ[Lv.](3T) +スターを獲得(10個) |
クラススキル | |
対魔力:B | 自身の弱体耐性をアップ |
陣地作成:B | 自身のArtカードの性能をアップ |
天然の肢体:B | 自身に毒・やけど無効状態を付与 |
狗奴の呪法:C | 自身のQuickカードの性能を少しアップ &Quickカードのクリティカル威力をアップ &〔猛獣〕特性を付与 |
アペンドスキル3 | |
対フォーリナー攻撃適性 |
宵闇翳る月御珠(よいやみかげるつきのみたま) | |
---|---|
カード種別:Arts | ランク:C |
自身の宝具威力をアップ(3T) +敵全体に強力な攻撃[Lv.] &呪い状態を付与(3T・-1000→-3000)<OCで効果アップ> &呪厄状態を付与(3T・+100%) |
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最終更新:2024/12/26(木) 13:00
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